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みんなのレビュー96件

みんなの評価3.7

評価内訳

96 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

二人の主人公、あなたはどちらがお好き?

2003/11/20 14:43

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エルフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

何が何でも真実まで辿り着く二人の主人公。
彼女達の目の前に現れるのは、少しドジで、そして危険な奴らばかり。
そして悪意を向けられる葉村晶は時に身内に裏切られ、時に友人に利用され、そして時には尋ねた先の大家にまでもフライパンで殴り殺されそうになる…、それでも晶は真相を求めにクールに事件に立ち向かう。

「毒」を吐くのが魅力の若竹さん、今回も少しずつ少しずつ「毒」を浴びせられたのですが流石に8作も浴びると精神的にヘロヘロに。
それでもついつい読み続けてしまうのは彼女の出す「毒」を身近に感じるからでしょうか。
8作の中で一番怖いのは「ロバの穴」。
死んで欲しい、目の前が消えて欲しい、でも殺すほどではない人物。
誰でも一度は思い浮かべそうな考えだけに怖さがありました。

彼女の物語を読んでじたのは「悪意」って自分の思ってもない方向から来るのですよね。
友達でもない、ただ同じ学校生活を送っただけの人物、自分にとってそれだけなのに何故か相手は「悪意」を抱いてる。
何だかそれを妙に実感したので読んでいて冷ややかさと怖さを感じました。

葉村晶の物語はやられる側なので痛い。
小林警部補の物語は追い詰める側なので痛快です。

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紙の本

若竹七海氏の傑作小説です!

2020/07/23 11:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、『スクランブル』や『悪いうさぎ』、『暗い越流』といった話題作を次々に発表されている若竹七海氏の作品です。同氏には、シリーズものも多く、同書は「葉村晶シリーズ」の一作でもあります。内容は、ルーム・クリーナー、電話相談、興信所と次々にトラブルを起こすフリーターの葉村晶と娘に借りたピンクの子供用自転車で現場に駆けつける小林警部補の二人が巻き込まれたハードボイルドで悲しい8つの事件とが描かれた傑作です。内容構成は、「海の底」、「冬物語」、「ロバの穴」、「殺人工作」、「あんたのせいよ」、「プレゼント」、「再生」、「トラブル・メイカー」となっています。

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紙の本

葉村晶 登場

2017/07/02 13:40

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

「静かな炎天」があまりにも素敵だったので主人公「葉村晶」の登場する作品を全部読んでみようと書店に注文していた4作品が届いたので書かれた順番に読んでいます。この作品は一時絶版になっていたようですが、「静かな炎天」の好評もあり最近になって増刷されまた手に入るようになったようです。

この作品は8話のからなる短編集で、その内4話で「葉村晶」が3話は「小林警部補」が最後の1話では二人が登場します。
「葉村晶」が登場する話では探偵役の葉村目線で物語が進み、「小林警部補」が登場する話では主に犯人目線で語られる物語と趣を変えて話が交互に配されています。

どの話も非常によく練られた話という印象で、犯罪者がもともと邪悪なのではなく、どこにでもいそうな者がそれほどの強い意思もなく行った行為の引き起こした結果がひどく邪悪であるという感じで、より救い難さや怖さそして人の愚かさを感じさせるものでした。

「葉村晶」は初登場からこれぞハードボイルド小説の主人公といったところで常に醒めた感覚で世間を観ており、その同じ目線で自己をも分析認識している一筋縄ではいかない人として書かれていて、やはり魅力的なキャラクターでした。

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紙の本

葉村晶の原点を訪ねて、再読。

2017/02/07 03:31

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

そんなわけで、若竹七海 『プレゼント』 読み返したりなんかしている。
現段階で『静かな炎天』(『暗い越流』含む)まで葉村晶モノ、読んでいます。
結構忘れてる ・・・20年くらいたってるからなぁ。 読んでいると思い出すのですけれど。

8つの短編のうち、半分が葉村晶モノ。 残りは小林警部補が謎解き係(最後の話で二人は合流)。
こうやって読んでみると、葉村晶をシリーズものにする意図ははじめはなかったのかなぁ、という気がしたりする(そして小林警部補が他の作品に出ているのかは知らないが、本作ではなかなかおいしい役回り)。
短編ミステリのお手本、ともいうべき作品が並んでいる。

そういえば本格的に葉村晶シリーズとしてスタートした 『依頼人は死んだ』 の終わりはぶっ飛んだ話になっていて、小説世界の現実を根底から覆す展開だったのだが ・・・ 『悪いうさぎ』 ではそのことについて触れられていなかった。 すっかり私も忘れていたが、まさか作者も忘れてたってことはあるまい。
あれはあれ、ってことだったのかなぁ。 謎である。
まぁ、シリーズとして地道に続いていただきたい、というか、周囲の人々のその後も気になってくるので、そのへん、海外連続ドラマ的な面白さにひかれています。
やはり 『悪いうさぎ』 の、大家さんのキャラは素敵だった。

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紙の本

葉村晶シリーズ第1弾

2018/05/01 05:36

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

女探偵の葉村晶が、次々と舞い込んでくる事件を解決するのが痛快です。8つの謎めいた依頼と、ほろ苦い結末が心に残りました。

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紙の本

葉村晶シリーズ 第1作

2021/05/15 14:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズの記念すべき第1作。最新作を先に読んだので、主人公の若さや懐かしい時代背景も楽しめました。テレビドラマ化もされましたね。

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紙の本

女探偵 葉村晶シリーズのはじまり

2017/04/27 07:06

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編集です。
ちょっと不幸な生い立ちの葉村晶。
そして身にかかる出来事もちょっと不幸ばかり。
でもそんななかでも明るく?クールに生きています。

20代のこのころは探偵と言うよりフリーター
恋することもなくお金もない。
でも仕事はきっちりこなします。

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紙の本

ストーリーマキャラクターも正統派ミステリ

2002/04/16 21:39

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鴇  - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙は柔らかい感じであるが、中身はハードボイルドタッチのミステリである。探偵役は葉村晶というフリーターの女性&ちょっと間抜けな感じの小林警部補。このふたりが交互に探偵役をつとめるという短編集。
晶はその一見冷たすぎるようにみえて、実際も凄くクールなのがかっこいい。生き方や考え方は潔いほどさっぱりしている。そんなふうにキャラクターも魅力だ。人間がよく描けてるとはこういうことかと思った。人間がかけているミステリは物凄く円滑に進む。犯行の動機もすんなり理解できるし、矛盾も気にならない…というか矛盾はないように思える。凝った仕掛けはないが、良心的、という点に関してはなかなかGOOD!

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紙の本

なかなかの毒

2019/11/04 16:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る

葉村晶初登場ですかね。
小林警部補と御子柴刑事もそうなのかな?
葉村晶のほうは、けっこうブラックですね。
物語以前の人間関係なんかを説明なしで、いきなり本編に組み込んでくるのも
いつもの感じですね。

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2004/11/27 18:05

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2006/04/16 22:38

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2007/03/07 23:45

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2008/01/18 04:01

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2007/12/13 16:25

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2008/01/14 21:24

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