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紙の本
泣ける
2020/04/30 21:02
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投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂幸太郎殺し屋シリーズ第3弾!今まで出てきた殺し屋の中で、兜が一番好きだ。(2番目は蜜柑と檸檬、3番目は蝉)ひとり息子を持つ恐妻家という表面と最強の殺し屋という裏面が違和感なく存在している。兜が一番恐れているのは任務の失敗でも死でもなく、妻!ずっと兜のひとり語りだし、まさか死なないよね?という期待を見事に裏切り……。そうだよ、伊坂幸太郎はこういうことするんだよ!とひとりで唸ってしまった。その後の展開に「なるほど帯にあった『感涙』とはこのことか」と納得。息子は父の背を見て育つ…。
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殺し屋シリ-ズ三作目
2023/04/02 16:34
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
グラスホッパー、マリアビートルに続く殺し屋シリーズ三作目である。連作短編集の形を取るが、前半3作と後半2作とでずいぶん色合いテイストが違う。最後の解説を読んでテイストの違いに納得した。私は前半三作の軽妙で技巧を凝らした軽い味わいの作風のほうが好きだな。
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殺し屋だけど恐妻家
2021/08/08 01:29
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投稿者:くらひと - この投稿者のレビュー一覧を見る
殺し屋「兜」を描く連作短編集。
殺し屋だけど恐妻家、ということで、コミカルとシリアスが絶妙なバランスだった。
殺し屋から足を洗うことを決断する「EXIT」と兜の真意が判明する「Fine」は明確に繋がっており、どうなるの?とドキドキしながら読み進められた。
兜の秘密が明らかになりそうで、克巳と家族の今後が少し不安だけど、なのむらさんが守ってくれるでしょう、きっと。
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殺し屋だけど恐妻家…
2021/05/09 17:35
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投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
殺し屋「兜」を描いた短編集。「BEE」は宝島社のアンソロジー「しあわせなミステリー」で既読でしたが、こうして連作で味わうとやはり醍醐味がありますね。殺し屋だけど恐妻家、、、もしかしたら自分の周りにもいるのかもと思わせてしまう描き方はさすが。家族との繋がりに温かい気持ちにさせていただきました。
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蟷螂の斧にほろっとくる
2021/04/13 23:02
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
恐妻家の夫としての一面と、一流の殺し屋としての一面をシームレスに描いた連作短編集。ドライなコメディ要素を含ませながらも、美しい伏線回収を忘れない伊坂節は毎度のことながら、家族小説と犯罪小説の側面を両立させてるのが良い。終盤の「蟷螂の斧」の一撃でほろりときた。
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恐妻家の殺し屋
2020/11/15 03:53
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投稿者:匿名希望 - この投稿者のレビュー一覧を見る
家庭と妻を愛してやまない殺し屋のお話です
いろいろなところに伏線があるので
読み終えるまで油断できないです
結末も結構好きな感じでした
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辞めたい殺し屋
2020/10/22 14:51
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
裏稼業から引退するために、汚れ仕事をこなす三宅の不条理さに感情移入できます。親子2代で一矢報いるラストも痛快でした。
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あれえ
2020/10/19 12:56
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
そういう展開というか、そういう終わらせ方にしたのかと、びっくり。
なんか、書くのが嫌になっちゃったのかな?
でも、物語としては一気読みでした。
Beeは、ほかで読んだことあるな。
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気楽に読める
2020/07/19 13:05
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投稿者:らいぶらり - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の帯には、本屋大賞ノミネートとあるが、そこまでではないと思う。
特に文学性はなく、単純に楽しむのが正解。
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カタルシスの一歩手前で
2020/06/20 21:36
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投稿者:マック - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ感染症禍の中、伊坂幸太郎ならではの圧倒的なカタルシスを期待して本書を手に取ったのですが、主人公が死んでしまって、ちょっと残念でした。いつものように、「あーよかった!」というエンドだともう少しうれしかったかな。素材はよかったのだが、急いで調理しすぎたような感じ。
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やっぱり伊坂幸太郎さんの作品が好きだ!
2020/06/19 12:01
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり伊坂幸太郎さんの作品が好きだと改めて思った。
主人公の裏の仕事が殺し屋で迫真の殺人の場面も描かれているのに
それでも主人公に思い入れしてしまうし愛着や好意すら感じてしまう。
普段の私は小説でも映画でも殺人の場面では常に殺されてしまう側に
自分や自分の大切な人たちを重ねてしまい辛く苦しい気持ちになるのに。
人はいつか必ず死ぬ
そのことは物心つく年齢以降の人ならみんな知っている
そのことを知った上で生きていくことの意味や意義を
ことさら無視して不安を遠ざけるがごとく生きるのか?
そのことを真摯に受け止めながらその上でどう生きるのか?
なんていうようなことを阿呆な私にでも考えさせてくれる。
それも時折クスッと笑うような楽しくもある物語にして。
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安定して面白いシリーズ
2020/05/09 14:58
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投稿者:T-sk - この投稿者のレビュー一覧を見る
殺し屋もの。殺伐としたシーンが淡々と描かれているのが好き。
その一方でにやりとしたくなるユーモアがあったり、
家族のつながりや温かさも描かれている。
終盤はどうまとめるのかどきどきした。