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追憶の烏 みんなのレビュー

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みんなのレビュー117件

みんなの評価4.3

評価内訳

117 件中 1 件~ 15 件を表示

おぞましき再登場

2021/11/04 13:18

10人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

山内が滅びるとしたら、山神との関わりなどではなく内側から崩れて行くのかもしれない。
そう思わせる新刊。

非命に倒れた奈月彦、孤独のうちにこわれた藤波も哀れだが、今回最も気の毒だったのは長束彦。
父親は無責任、母親は実の弟に執着。理解者だった奈月彦を失い、血縁に見捨てられた挙句、父親の愚かさの結果生まれた弟を目の当たりにする羽目になったのだから。

父親たる捺美彦は撤去的に無責任であることであらゆるものに復讐しているのかもしれない。その結果など気にしてもいないのだろう。

初代主人公とも言えるあせび復活。
こんなに復活して欲しくない主人公など前代未聞では?
最もおぞましい形での復活が恐ろしい。
この状況をお膳立てした策士気取りの青嗣はそのうち後悔することになるのでは?
高みに彼女を据えてただで済むはずがないのだから。

山内崩壊の危機を知っていて、陰謀と権力闘争を繰り広げる貴族たち。
その中で少しでも血の流れない道を選んだ雪哉。
それゆえ大切な人との決別。
亡くしてしまった友人。
結果、ずっと恐れていた一番なりたくない自分になった雪哉。
彼に光はあるのか。


紫苑の花の別名は鬼の醜草。
その花の名を持つ姫宮は心に鬼を住まわせて現れたのか?

......この先、どうなる?

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まさかの凶刃

2021/11/07 18:39

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

猿との戦いを終え、真の金烏のもと政も落ち着きつつあり、雪哉は外界へ遊学へ…
山内に平和が訪れるかと期待したところが思わぬ凶刃が金烏を襲います。
二つの勢力に別れそうな事態を収めるために雪哉がとった行動は、その後の彼の姿へと繋がります。
そう、雪哉は奈月彦を選んだことはなかったんだ、と気が付かされる。
新たな展開を予想させる人物の登場まで。

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雪哉が雪斎になるまで。

2021/11/10 20:48

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る

雪哉に与えられた幸運は、
そのほとんどが秀でた能力に振り分けられていて、
その優秀さが、自分の甘ささえ許さず、
雪哉を孤独にするばかり。
彼が求めていたのは、
ただ、自分の居場所だけだったのに。
愛情深い雪哉が、
ただ自分のためだけに、
愛情を注げるようになりますように。

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陰謀が目覚めさせたもの

2024/01/14 10:38

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DB - この投稿者のレビュー一覧を見る

第一作目からエンターテイメント性とストーリー性を楽しめるシリーズです。
第二部のはじまりとなる前作の『楽園の烏』では、第一部から二十年後にうつっていた。
前作を読んだのがちょうど二年前だったので、内容を忘れかけていた部分もあったけど自分の書評を見返してどうにか思い出しました。
二十年後では金烏だった奈月彦はどうしたのか姿を見せず、雪哉が金烏の代わりに政治のトップとなる黄烏となって支配する八咫烏の世界となっていた。
奈月彦に、そして彼の妻と娘に何が起きたのかを描いたのが本作だ。

八咫烏の世界である山内に猿が攻め寄せ、八咫烏の世界を作り出した山神が姿を消して山内は崩壊するものと思われていた。
だがある日突然世界が滅びるのか、それとも端から徐々に綻びが広がっていくかのように崩壊していくのかはわからない。
その時に八咫烏たちが生き延びるために奈月彦は土地を開墾し備蓄を増やすとともに外界に八咫烏が移住する準備をするなど様々な策を打ち出していった。
それまで派閥争いに終始していた貴族たちも、山内の危機に一致して立ち向かうべく金や労働力を工面していたはずだったが。

時は流れ奈月彦と浜木綿の間に生まれた娘の紫苑が成長し、日嗣の御子として紹介されるシーンとなります。
女金烏の先例はほとんどなく、皇后が子供を産めないのなら側室を迎えればいいという意見の方が大きかったがここは奈月彦が我を通したのだろう。
新年のあいさつに始まり東家への行幸とまだ少女でも重責に向き合おうとする姫宮と、それを支えようとする雪哉の姿が描かれていきます。

凶事は「やっぱりお前も外界を見ておけ」という金烏の一声で人間の世界へ雪哉が送り込まれていた時に起きた。
黒幕は第一作目から陰謀の中心にいるような大紫の御前だったが、さらにその背後に陰謀の源があったのだった。
純粋に政治的な利害関係から北家を代表する形になった雪哉は、陰謀の元凶さえも飲み込み政治の中心に座ることになる。
権力を手にした彼が失ったものは何だったのだろう。
それを取り返すことができるのか、取り返すことに意味を持てるのか。
時を戻せないのと同じく、雪哉が心を開くことはもはやないのだろう。
だが行方不明となった少女が再び姿を現して八咫烏の世界はどう動いていくのか。
やはり続きに目が離せない。

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2021/09/08 22:03

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2021/08/29 09:32

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2021/07/16 10:54

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2022/12/11 17:19

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2023/01/03 14:10

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2022/05/23 14:11

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2021/11/04 20:06

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2022/01/09 06:34

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2021/08/31 20:34

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2021/10/21 14:01

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2021/08/23 14:30

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