読みやすくなった
2018/09/03 12:20
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投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校生の頃、図書館で借りて読んだけど、なんか面白いけど、なんかよくわからない、って感じでしたが、新訳版はすっきり読めます。
厚さのせいか、エピソードを削ったのか、なぜ三冊に収まったのかは?
教養としても読むべき。
2016/09/19 17:15
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投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
有名すぎて読んでなかった作品。「ホドロフスキーのデューン」を観て以来、チャレンジしてみようと思っていたので新訳は嬉しかった。意外とデビット・リンチ版の映像化も悪くなかったのでは(デザインについてだけは)、と思った。
映画をきっかけに読みました
2021/12/27 19:01
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投稿者:あきちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名だけは知ってるけど、内容は知らないという気がかりな本でしたが、今年見た映画をきっかけに読みたくなりました。
映画の内容が頭に入っているだけに、スッと入っていきました。これが何の予備知識もなくだったら、挫折したでしょう。
思い返せば、高校生の頃、「夏への扉」、リライト版「戦争と平和」は半分前に挫折しましたけど、今回の「デューン」は読みきりました。確かに難解な箇所もあるけど、粗筋的にはよくわかる。読んで良かったです。
デューン砂の惑星ー上
2017/03/03 23:40
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投稿者:yasu - この投稿者のレビュー一覧を見る
デューン砂の惑星の上巻。設定がしっかりとしていて奥行を感じる作品。未来の一度文明が発達した後、少し退行した世界が舞台で皇帝と両家とチャームの三つ巴の微妙な戦いが面白い。上巻では主人公ポールの父、公爵が宿敵男爵に敗れ、死に母ジェシカと砂漠を逃亡する迄の話。
映画化される――『砂の惑星』
2021/08/24 14:48
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投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る
フランク・ハーバートの『砂の惑星』が再び映画化され、公開されるそうだ。
この映像化されたのを過去に観たが、主役がカイル・マクラクランのTV版だった。現在のような技術が無い頃の先品だったが、とても印象的な作品だった。
その頃に相前後して、これが既に翻訳されて出ていることを知った。
この新訳版はまだ読んではいないが、以前の版を早川SF文庫で全巻購入して読んだ。壮大なストーリー展開と、過酷な環境に惹きつけられ、時間を忘れて読みふけった。
また映像化されると知って、新訳本が出ているのを発見した。
読みたいという欲求が湧いた。
何となく、ライトノベルを読むみたいなペースで読めそうだし――。
ただ、一つ難点が有る。このシリーズを全部となると、かなり長大なのだ。他にも読みかけている本が何冊も有るのに一日は二十四時間で、寝る時間もいる。
読まない口実にしたくはないが……。
となると、速読でも、もう一度真剣に考えようか……。
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2016/02/02 購入。デューンの新訳本ということで買おうか迷ってたが、とりあえず〈上〉だけ購入。最初に読んだのは高校生の頃だと思うけど、数ページ読んだだけで記憶がよみがえってきた。
ただ、クウィサッツ・ハデラックだとかゴム・ジャッバールとか、ヴォイスじゃなくて繰り声とかいろんな言葉がちょこちょこ変わっている。教母の話し方も年寄りっぽいといえばそれまでだが、どうしても違和感を感じてしまう。初めて読む人なら問題ないけど過去に読んでる人には薦めにくい。
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再読。30年前に読んだはず。
忘れていましたが、まあ、面白いけど、何かイスラム教とキリスト教が混じった感じか。
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昔観た映画の印象さえほとんど残っていないのだが、新訳版が発行となったので読んでみた。こんな面白い物語だったのかと、今まで読んでなかったことを悔やんだ。本書は3分冊の上巻。砂の惑星アラキスに移封されるアトレイデス家とこれまでアラキスを支配していたハルコンネン家との確執がある中、アトレイデス公爵の息子であるポールが覚醒して...。というのが上巻の話。これで物語の三分の一である。中巻以降の展開が非常に気になる。翻訳がいいのか読みやすい。ところで、旧訳では四分冊だったのが、新訳は三分冊になっている。旧訳よりも文字が大きくなっているはずなのだけど、合計ページ数が大幅に減っている。翻訳の技なのだろうか、それとも枝葉なエピソードが省かれているのだろうか、それともおまけページがごっそりなくなっているからなのか、気になるところではある。
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本当は今日は別の本を読もうと思ってたのに、うっかり手に取ってしまったら食事も忘れて夜の9時半である。まいったね。とちゅうで読むのをやめられなかった経験は何十年ぶりじゃない?
のちの様々な作品に出てくるモチーフの元ネタに満ちていて、あれもこれがルーツかこれもこれがルーツかと考えると目眩がする。
*追記すること
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スターウォーズに似てるけど、おそらくスターウォーズより前。
だから、スターウォーズの起源でもあるし、後の多数のSFの起源になってる。
当時これだけのSFが作られたことはほんとすごい(^^)
スタートレックと同じように科学だけじゃないから、映像化するのが難しいのはわかる。
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昔のこれの映画がリメイクされるとのことで、そういえばそんなのもあったなと思い出して読んでみた。
砂漠惑星を開拓する、どちらかというとお堅いSFだと思っていたが、次元が違った。予想のはるか上のおもしろさだ。
惑星開拓もあるが、皇帝をトップにした中世みたいな貴族階級の血みどろの権力争いを軸とし、ほぼほぼ超能力を持った、特に驚異的な現状理解と先見性による未来予知能力を持つ主人公や、惑星の特産品や原住民との関係、過去から連綿と受け継がれる伝説レベルの宗教等々が織り込まれている。スター・ウォーズを始め知名度の高いSFが終焉を迎えつつある昨今、これのリメイクはどこまで受けるか。昔と違ってCGてんこ盛りでも不自然にはならないだろうが、この世界をどれだけ表現できるだろう。日本でアニメ化もよさそうだけど。
一つだけ難を言うと、惑星間飛行ができるレベルの科学力が背景にあるはずだが、科学的な説得力は全くない。あえてその辺の描写は省略しているとのことで、SFと言いつつも、ファンタジーや歴史もの要素の方が強いと言える。
ちなみに最初の映画は、監督はデヴィッド・リンチ、出演者も当時はそこまで知名度はなかったかもしれないが、驚きの顔ぶれ(現在はお年寄りの方々だが)。最初の映画も観てみたくなってしまった。
本編に関係ないが、この新訳版上巻のカバーのイラストが秀逸。白黒の人物に、瞳だけ透明感のある青黒い色がついている。物語に出てくる、原住民族の異質感がよく描写されていると思う。
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来年、映画化されるらしいと聞いて原作を読んでみました。
1965年に書かれたらしい。
これまた古い。
銀河英雄伝説みたいな中世様式が残った帝国が舞台で、とある貴族が統治するために行った砂の惑星で罠にハメられる話。
なかなか良い出だしでした。
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面白い。SF、スターウォーズの世界観が好きな人は好きだと思う。映画、いつ日本公開なんだろ。絶対観に行く。
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映画公開に先立ち予習として読みました
導入がメインとなるので、人間関係や世界観の把握に時間がかかりましたが、最後ははすぐに中巻を手に取りたくなる終わり方でした。
なにより1965年にこれが書かれたことに驚き
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中盤までは舞台設定の説明がメインだがそこを乗り越えれば面白い。
ベネ・ゲセリット、演算能力者〈メンタート〉、香料〈メランジ〉、フレメン、砂蟲〈サンド・ワーム〉、砂漠で生きるための特殊な装備……不思議な要素がたくさんで楽しい。
貴族同士の陰湿な権力争いなど馴染みのあるやつも。
常人よりも多くの情報を汲み取り判断を下せるベネ・ゲセリットと演算能力者はお互いに(少なくとも演算能力者は)複雑な感情を持っているようだが、ポールが両方の力を持つ者として活躍するのだと思うと今かる楽しみでもある。