サイト内検索

詳細
検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、年齢認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

hontoレビュー

正体 みんなのレビュー

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac
一般書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー648件

みんなの評価4.5

評価内訳

648 件中 1 件~ 15 件を表示

考えないといけない問題

2024/01/05 11:52

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こた - この投稿者のレビュー一覧を見る

今作は死刑という難しい問題を扱った話でした。
鏑木が逃走する中で多くの人と出会う。出会い方や暮らしは違っても共通していたのは「鏑木はいい人だった」ということ。果たして凶悪な犯罪を犯して奪われる命と冤罪によって奪われる命は同じなのか、死刑は必要なのかどうか。そういった死刑を中心とした命について考えされられ、考えていかないといけないと思った。そういったメッセージがあとがきに全て詰まっていたと思った。とにかく泣けるし、冤罪に対する司法のやり方を苛立ち、胸糞が悪い。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

考えさせられる。

2023/11/21 01:47

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:レナ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を最後まで読んで自分の考えが正しいのか再認識しなければならないと感じた。
死刑制度と聞くと被害者遺族の感情や犯罪の抑止力を考えればあったほうがいいのではと思っていた。しかしそれは日本の警察は優秀だから間違えるはずはないなどの勝手な先入観が私にはあったと気付かされた。実際に日本でも世界でも冤罪で死刑や懲役などの刑を受けて亡くなった方、人生を棒に振った人などがいる。
本を最後まで読むとこの主人公がどれほど孤独か怖かったか、何より恐ろしいのがこれはフィクションだが現実に冤罪の罪を着せられた人がこれ以上の絶望を受けながら死んだ人もいるという事実だ、誰からも信じてもらえず、悪いこともしていないのに毎日が地獄のような日々だったろうと胸糞悪い気持ちになる。
そしてこの冤罪は私自身、身内も友達も見知らぬ誰かも会う可能性がある。その時私は耐え切れるか置き換えただけでも怖くなる。
一つ冤罪という警察も犯人を見つけたいという正義の気持ちと裁きたいという司法の気持ちによる悪がなくなるように思いたい。
この本を読んで良かったと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

映画も楽しみ

2024/09/18 09:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:どらやき - この投稿者のレビュー一覧を見る

物語の中盤から、無罪を切望し、鏑木さんと関わった人たちと同じように、彼の人柄に魅了されました。 フィクションですが、貴重な人を失ってしまった喪失感が凄いです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

真の犯罪者は誰だ?

2024/05/05 23:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:小野妹子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

人が人を裁くということ。
この行為における「正義」とは何か。
「真実」とは何か。「事実」とは何か。
「命は地球よりも重い」。
法治国家の司法において、この命の重さは皆平等に扱われているのだろうか。
ノンフィクション小説と分かっていても、激しく感情移入し、心が揺さぶられてしまった。有り得ないことでは無い、と思えたからだ。
この作品の冤罪被害者のように、自分を知っている人が自分を信じてくれるか否かの瀬戸際に立った時、孤独と絶望を目の当たりにして自分はどういられるのだろうか。
日本の死刑制度うんぬん以前に裁判の在り方についても大いに議論する価値があることを、この作品は教えてくれている気がした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

社会派ミステリ

2024/02/27 16:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ページ数は多いけどサクサク読める。面白かった。ドラマも映画も見てみたい。キャラの描き方とかすごく上手いと思った。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

「嘘は疲れます。できればつかないでいたいものです」 家族とは。 人生とは。 生命とは。 今を大切に生き抜きたいと思わせてくれた渾身の一書。

2022/12/23 10:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

平成最後の未成年死刑囚が脱獄。
鏑木慶一(かぶらぎ・けいいち)。
逮捕当時18歳の少年だった。

彼は無実を訴えていた。
だが誰もそれを信じる人はいなかった。彼の弁護士でさえ。

極悪非道な死刑囚が野に放たれたままだと、世間は騒ぎ続ける。

名前を変え、顔を変え、彼の逃亡は続く。

東京オリンピック会場の工事現場。

ニュース配信サイトのフリーライター。

冬の長野の旅館の住み込みアルバイト。

山形県のパン工場。

彼の情報にかけられた懸賞金はつり上がっていく。

時間だけがただただ、過ぎていく。

読み進めていく毎に、ひとつの疑問が胸にわき上がってくる。

彼は本当に人殺しなのか?

彼の事を知らずに、彼と深い関係になっていった人たちとその感情は共有されていく。

彼の事を知ってしまった時、まずは恐怖におののく。
そしてその違和感とのギャップに苦しむ。

「嘘は疲れます。できればつかないでいたいものです」

高齢者福祉施設で、認知症の入居者への対応をしながら同僚につぶやいたこの言葉が重く響く。

犯罪者が目の前に表れた恐怖。

死が現実のものになる恐怖。

そして極限を超えた時の人間の絆。

目の前の人に誠実に尽くし抜くこと。

正直に生き抜いていくこと。

家族とは。
人生とは。
生命とは。

多くのこと考えさせられた。
そして、今を大切に生き抜きたいと思わせてくれた渾身の一書。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

今を大切に生き抜きたいと思わせてくれた渾身の一書。

2022/11/11 10:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

平成最後の未成年死刑囚が脱獄。
鏑木慶一(かぶらぎ・けいいち)。
逮捕当時18歳の少年だった。

彼は無実を訴えていた。
だが誰もそれを信じる人はいなかった。彼の弁護士でさえ。

極悪非道な死刑囚が野に放たれたままだと、世間は騒ぎ続ける。

名前を変え、顔を変え、彼の逃亡は続く。

東京オリンピック会場の工事現場。

ニュース配信サイトのフリーライター。

冬の長野の旅館の住み込みアルバイト。

山形県のパン工場。

彼の情報にかけられた懸賞金はつり上がっていく。

時間だけがただただ、過ぎていく。

読み進めていく毎に、ひとつの疑問が胸にわき上がってくる。

彼は本当に人殺しなのか?

彼の事を知らずに、彼と深い関係になっていった人たちとその感情は共有されていく。

彼の事を知ってしまった時、まずは恐怖におののく。
そしてその違和感とのギャップに苦しむ。

「嘘は疲れます。できればつかないでいたいものです」

高齢者福祉施設で、認知症の入居者への対応をしながら同僚につぶやいたこの言葉が重く響く。

犯罪者が目の前に表れた恐怖。

死が現実のものになる恐怖。

そして極限を超えた時の人間の絆。

目の前の人に誠実に尽くし抜くこと。

正直に生き抜いていくこと。

家族とは。
人生とは。
生命とは。

多くのこと考えさせられた。
そして、今を大切に生き抜きたいと思わせてくれた渾身の一書。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

正体

2022/02/01 21:18

3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

18歳で脱獄した鏑木さんがいろいろな場所で無実を叫び続ける作品で外国映画の逃亡者のようで最後まで一気読みしてしまいました。最後に警察に射殺されるところがちょっと残念でした。私としては最後まで生きていてほしかったです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

傑作

2025/02/08 11:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:3.14 - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画で見れず、小説を買いましたが映画並みの臨場感が読んでていて出ました。最高です。染井為人さんの他の著作も読んでみようと思えました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

最近読んだ中で1番「怖い」。

2024/12/21 18:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マツモトキヨシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリー好きだしイヤミス好きだな私ですが
近年読んだ小説の中で一番怖いかった。
怨念でも幽霊でもない、生きてるこの世が一番怖い。
そんな腐った世の中でも、わずかな光に希望を持って
ラストの数ページを泣きながら読んだ。
ドラマ化映画化もされているから
それぞれのラストシーンを見比べてみたいと思った。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

逃亡劇

2024/07/27 11:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る

残酷な殺人を犯して死刑判決を受けながら、脱獄して逃亡を続ける鏑木。文章の方は残念なものだが、構築力はそれなりに高いのでリーダビリティは高い。結末はやるせない。映画化されるようだがこうした冤罪ものは感情に強く訴える。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

状況だけで決めつける恐ろしさ

2024/04/12 16:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

脱獄した死刑囚が、あるときは日雇い労働者に、あるときはウエブライターに、またあるときには介護施設の職員に、姿を変え正体を隠しながら、無実を晴らそうとするミステリー。彼と関わった人たちは皆思う、本当に彼は殺人犯なのか?と。

先にテレビドラマの方を見て、原作を読みたくなった。テレビドラマは4話にするために、はしょっている部分やまとめてしまっているような部分もあったが、基本的には原作に忠実に描かれているという印象。大きく違うのは、鏑木の年齢と、ある結末だが。

第三者的な視点のドラマと異なり、原作小説は、鏑木に接する一人一人の視点から鏑木という人物の人となりを浮かび上がらせており、「正体」がより立体的に見える気がした。
本書はフィクションだが、実際に状況証拠だけで警察に犯人と決めつけられ起訴されたら最後、まな板の鯉のようになってしまうことを考えるとそら恐ろしくなった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

最後が

2023/05/12 21:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

少年の死刑囚が脱獄し、逃げ回り、最後はどうなるのかとハラハラしましたが、切なくなるエンディングでした。読後、しばらく余韻に浸っていました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2022/01/16 10:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/09/28 23:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る

648 件中 1 件~ 15 件を表示

本の通販連携サービス

このページの先頭へ

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。