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高い評価の役に立ったレビュー
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2022/09/10 22:26
すれ違いの末に
投稿者:華凜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
櫂と暁海の高校時代の花火の思い出を軸に話が進んでいる印象です。2人の思いのすれ違いや周りにいる人々から見える姿に悩み考えていく情景があります。結末は一般的には受け入れるのが難しいところがありますが、全員が納得した生活が送られていると思いました。
低い評価の役に立ったレビュー
12人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2022/09/09 17:13
昭和作品
投稿者:テレキャス - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは昭和の作品です。
田舎の住民の描写は垣谷美雨のパクリ、LGBTを今ネタにするのはただの流行りに乗っているだけです。
余韻がすごい
2025/02/19 11:52
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投稿者:mm - この投稿者のレビュー一覧を見る
凪良ゆうさんの本は、【流浪の月】を読んだことがあり本屋やネットでもおすすめされていたので今回【汝、星のごとく】を読んでみました。文章が繊細で儚く、でも心にグッと刺さるものばかりでした。最初は若い2人の青春恋愛かと思っていたけど実際は全然違く、考えさせられました。読み進めると苦しいし切ない。登場人物みんな何かを抱えていて主人公の2人にはどうか、どうか幸せになってほしいと祈りながら読んでいました。物語の最終はずっと泣きながら、何度か読むのを辞めようかと思ったけど最後まで読んで良かった。ハッピーエンドかと問われると考えてしまうけど、暁海と櫂はこれで良かったんだろう、幸せだったんだろう。2人の人生の一部に自分も入れたかのような気分になった。感想もここに書き収められないくらい私の心に刺さった1冊です。続編の【星を編む】も早速購入したので読むのが楽しみです。
あの親じゃなかったら・・・
2025/01/31 20:43
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投稿者:タカミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
お互い問題のある親をかかえてるという共通点があって 似た者同士で恋愛関係に落ちた という印象。 普通の親なら櫂はこの島に来なかったから出会う事はなかった・・・。
それぞれの親が本能のまま生きてる子どものような人で読んでて辛かった。
それ故に 自分たちはここから抜け出したい 新しい人生を歩みたいというエネルギーが感じられた。 息子の成功に親が食いついてきたのには イラっとさせられた。
汝、星のごとく
2024/12/29 00:12
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投稿者:我妻善逸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人それぞれ考え方、生き方、境遇いろんなものが違って時に衝突したりもしますがその中で自分がどうしたいか、本当に大切にしたいものは何か、気付かされる作品でした。
濃厚な人生。
2024/12/22 01:36
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投稿者:おーの - この投稿者のレビュー一覧を見る
ものすごくたくさんのことをぎゅっと凝縮した約30年間を駆け抜けたふたりと、それを取り囲む人たちの濃厚な物語。
物語の中に入り込んでしまったように一気読みしました。
周りにどう見られてるかではなく、自分たちが知っているならそれでいいと達観できるまでの葛藤。強さや弱さや優しさや醜さや色々な気持ちが複雑に混ざり合って、人物像がありありと浮かんできました。
ハッピーエンド好きには苦しい
2024/08/30 01:55
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
些細な事情もほぼ筒抜けな島で育った少女暁海と、京都からきた転校生の少年櫂。
互いに身勝手な親に振り回されているが、そんな親を見捨てて切り離せない。
愛情を欲する二人は傷を舐め合うように惹かれ合う。
共に上京して島から出るつもりだったが、親を見捨てられなかった暁海は島に残り、遠距離恋愛に。
何度も選択を過ち後悔を重ね続けた二人の物語。
くそー、ずるいわ。不覚にも泣いた。
本人のせいじゃない苦境でもがき続けるの見ていられない。
中盤過ぎ辺りあまりにもしんどくて、こんな誰も救われなさそうな物語ある?って詰りたくなった。
一応最後まで読めば多少は気持ちが落ち着く終わりではあるけど、すっきりはしないし、なんだか悔しくて悲しい。
身勝手で子供を振り回した親達もそうだし、自分や恋人ではなく親を選んだ子供もそうだし、恋人や配偶者がいながら浮気をするのもそうだし、子供の嗜好が受け入れられずに間違った方法で傷つける親も、それを面白おかしく糾弾して傷つけて知らん顔な第三者も。
世の中って理不尽だらけでこういうのはしんどい。
そして、こういうのを赤裸々に描いた作品が本屋大賞は好きだね。
作者の筆力に疑いはないが、やはり物語はハッピーエンドを望む。
何度でも読みたくなる小説
2024/08/01 10:06
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投稿者:あまぐり - この投稿者のレビュー一覧を見る
思い通りに生きられたら良いのに思うようにはいかなくて。
幸せになりたい
ただそれだけのことがうまくいかない。
もがいてもがいて生きた先のラスト。
描写が丁寧でどんどん惹き込まれていきます。
夏のこの時期に何度でも読みたくなる小説です。
ミニドラ
2024/07/22 09:49
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投稿者:ミニドラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
環境が変われば人が変わる、とよく言われるものだ。
もちろんそれは、良い方向にも悪い方向にも。
そして、愛とはまた難しいものである。
もどかしさ
2024/06/30 14:31
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投稿者:say - この投稿者のレビュー一覧を見る
思うように生きられないもどかしさを、最後まで感じる話でした。
ひとつの事実は、その人により受け止め方が違う。持っている荷物も違う。ただ、受け止めてくれる存在がいてくれれば…と願いながら読み進めました。
最後まで読むと、プロローグの印象がガラッと変わります。
社会の片隅で
2024/06/18 07:08
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投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
作品の始めの方で文章がどこか合わず不安だったが、途中から入れるようになり、ともかく最後までほぼ一気に読むことができた。毒親、子供に依存する親とその子供。櫂と暁美、ある意味でヤングケアラー。それに対置して北原先生と瞳子さんが出てくるが、その姿勢は達観しているようでいて、どこか嘘っぽさを感じてしまう。そこがこの小説の好き嫌いの分かれ目。ただ結末がベタベタしすぎないのは良かった。
【正しく生きれなくても、あなたと人生を間違えたい】
2024/05/23 22:57
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投稿者:えびし - この投稿者のレビュー一覧を見る
閉鎖的な瀬戸内の島で育った、家庭環境に問題を抱える暁海と櫂は互いの欠落を埋め合う中、愛と自由に気が付く物語。
子供ながら母親に人生を左右された暁海と櫂。
心に空虚を抱えながらも、彼らには拠り所になる物があった。
暁海は刺繍。
櫂は物語作り。
打ち込める物に心血を注ぎ、二人は繋がって行く。
正しく生きれなくて人生を複雑にしても。
繋がっているなら不幸になったって良い。
どんな選択をしても自らが選んだのなら後悔は無い。
様々な失敗を経て、互いの存在が星の様に行き先を照らすのだ。
瀬戸内の夕星、みたいと思った
2024/05/15 17:03
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投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヤングケアラーと高校教師が瀬戸内海の島で出会い、支え合う。何度読んでも感動する作品です。みんな一生懸命生きていて素敵でした。
読み始めたら止まらない
2024/03/23 22:47
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投稿者:emma chan - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々に感動した1冊。毒親を主のテーマとしながら、人生における正しさとは何かなども問いかけてくれるストーリー。物語の構成がよく、読んでいて展開が早かった。結末が気になる一方、本が終わって欲しくないという寂しさも感じさせてくれた感動の一冊。
盛りだくさん
2024/01/20 23:26
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投稿者:Chiiho - この投稿者のレビュー一覧を見る
盛りだくさん!!な王道恋愛小説。ごはんで例えたらハンバーグミックス定食。今話題のトピックたくさんでてくるし、これはたしかに賞取るな…。エピローグ一行目のこうくるか感かなりすき。
設定とか登場人物達のキャラとかテーマ性とか目新しさがあるわけではなく、
むしろどっかの作品で見たことあるもの詰め込みました!ってかんじなんだけど、
心理描写の丁寧さと巧さでこの物語の世界に引き込まれる吸引力があるなあと思った。
流浪の月読んだ後も同じようなこと思った気がする。
瞳子さんと北原先生の魅力的に描かれ方えぐい。
この物語の魅力の半分はこの2人だと思う。
『流浪の月』に続く名作
2024/01/17 12:22
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々に本を読んで泣いた。
凪良ゆうさんの作品はどれも面白いが、中でも本作は文句なしで良い。
『流浪の月』にしても、この『汝、星のごとく』にしても、登場人物の設定は世間一般とは言いがたく、かなり特殊な部類に入ると思うが、どんどん引き込まれて、感情移入してしまう。
本作の場合、根っこにある「血縁」とか「地縁」とかいうものは多くの人が多かれ少なかれ逃れられずにいる普遍的な存在であるからだろう。人間のやるかたなさを描かせたら著者の右に出るものはいないというか。
本屋大賞になるのも納得の良作だ。
思い通りの人生を歩むこと
2023/11/19 11:41
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投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親に振り回されて、自分の思うように人生を生きられない。好きな人とも、すれ違っていく。そんな人がいるんだと心にしみる話だった。二人の男女が、どうなっていくのか心配しながら読んでしまった。自分の人生は、まだ幸せなんだと実感させられた。