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紙の本
怖っ
2021/03/22 15:35
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
就活とかSNSとか、こんな怖いものだったの?
このストーリーは、同じ年代の人しか書けないだろうなあ。
リアルな感じがとても怖い。
紙の本
予想外に面白かった!
2020/05/04 19:28
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題になっていたことは知っていたけど何となく敬遠していた本。予想外に面白く、良い意味で裏切られました。学生生活が終わったら、もう自分と同じ高さ・同じ角度で自分の行き先をみてくれるひとはいないという指摘と、観察者でいるだけでは何者にもなれない、自分は自分にしかなれないから痛くてカッコ悪い今の自分を理想の自分に近づけることしかできないという指摘が突き刺さりました。就活を始める前の大学生が読むと収穫がありそう。
紙の本
就活前に読んでよかった
2020/02/13 22:54
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投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラスト数十ページの怒涛の展開。 読んでいて苦しい、苦しい、どんどん苦しくなる。 主人公のことを「こういう人いるよね」と一蹴できないのはきっと誰にでも同じ側面があるからだ。 それでも最後の一行に救いがある。この一行に解説でも言われていた、作者の伝えたかった「愛」「赦し」が詰まっている。 このラスト一行がなければ、この作品のメッセージは真逆のものになってしまう。 すごい、これが朝井リョウ。
紙の本
どれが本当の私?
2019/11/15 15:35
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投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
SNSを使って就活に励む4人の主人公たち。普段の生活で見せる自分と、就活のために盛った自分、SNSで見せる「リア充」の自分、そして、鬱屈や妬みそねみも開陳する裏垢の自分。それぞれがリアルな自分でもあり、虚構の自分でもある。自分は何者?あなたは何様?
紙の本
今どきの若者
2019/08/09 12:20
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投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の世代ではありえないけれど今どきのこの年代の人たちに感じられる雰囲気をよく表現している本だ。20代前後の人たちがこの本を読んでどう感じるか、自分を考えるきっかけにしてほしい本だと思う。
紙の本
自分ではない何者かに
2019/02/09 01:05
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投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
何だか幸せになれない読了感でした。
理香の行動や言動が痛すぎて…。
思ってる事を口にして伝える事は大切だとは思いますが、理香の場合、相手を思って伝えるのではなく、ただ目の前にいるその人をやっつける為だけに発せられてる気がして…。
誰にでもこういう部分はあるんですが、あからさまに見せられると引きますね。
だからこそのSNSなんですが…。
何だか婚活にもイコールな話だと思いました。
あの子よりは結婚したい。
あの子よりもいい人と結婚したい。
あの子よりずっと条件のいい人と結婚してやる…ってな感じで。
いやぁ、怖かったです。
紙の本
現代の若者はSNSに踊らされていない?
2018/08/12 11:11
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投稿者:よっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学生たちがもがきながらも協力し合い、就活に臨む物語です。
それそれがSNSで情報発信しますが、本音と建前が交錯していきます。
シニア世代の私からすると、なぜそんなに情報発信したいのか不思議ですが、本音と建前のある人間関係は昔も今も変わらないなあとしみじみ思いました。
直木賞受賞作だけのことはあり、所々に作者が引いた伏線から、ストーリー展開に引き込まれ、一気に読めました。
紙の本
第148回直木賞受賞作
2018/05/05 17:36
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
就職活動を通して、自分自身を否定されていく若者たちの姿が印象深かったです。自らの存在価値を社会の中に見いだすことを考えさせられました。
電子書籍
後味はよくはない、が
2017/08/24 15:42
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投稿者:しらふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
超氷河期時代に就職活動をした世代です。ネットなどは何も介しませんでしたが、仲がいいと思っていた子たちでも微妙にけん制したり、嫉妬を覚えたり、駆け引きのあったことなどを思い出しました。というわけで私にとっても初めての平成生まれの作家さんの作品を読んだことになるのかもしれません。ぽつぽつと置いていかれた伏線をそう回収するか!というところは見事でした。
電子書籍
三浦大輔監督映画化原作
2017/08/23 07:57
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
就活を通じてそれぞれの人間性を浮き彫りしているところが良かったです。若い世代へのメッセージが込められていました。
紙の本
50年後に読んでも面白いと思うだろうなぁ
2017/05/26 15:56
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり上手いよなぁ。
この作品が書かれた時代の風景というか状況が見事に読み手に伝わる。
じゃ、20年先50年先と時が進み時代が変わったら古臭くって何も伝わらなくなるかというと、本筋の部分は不滅じゃないかというぐらい読み手に共感や共鳴を呼び起こすだろうと思う。
擬音の表記一つまでほんと細かく拘っているのも嫌味にならず、むしろリアリティさを感じて読んでいて良いアクセントのようになってしまう。
登場人物とは親子ほども年の離れた読み手ですが、素直に気持ちが重なる経験ができた面白い作品でした。
紙の本
痛快。
2016/11/09 05:30
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投稿者:s0303東京静岡。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとなく著者朝井さんの作品が気になって購入した一冊。
就活を通じて自分を表現していく過程で、アイデンティティが何なのか分からなくなることを随所に散りばめる。これによって私は気持ち悪さを感じると同時に、就活生に対してある種の痛快さを感じた。
就活生や卒業を控えてる大学生に是非読んで欲しい。
紙の本
ああ就活
2016/10/05 14:33
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投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
拓人、同室の光太郎、瑞月、サワ先輩、理香と同棲中の隆良、そしてギンジ。それぞれが、内定をもらう為就活する中で、心の葛藤やら現状や言葉の奥の本音やらを、探りながら進んでいく物語。SNS等を駆使しながらも、相手の発する言葉と本心を量りながらの就活は、多分なストレスになる。
ラストにやられた感あり。あるある、と思いながら読んだ人もいるかもしれない。切ないねぇ。この後の彼ら彼女らがどういう大人になるのか、想像すると面白い。シリーズ化するのでしょうか?
紙の本
面白いです
2016/09/30 14:46
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投稿者:なつみかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「何者」の映画化がされることに伴い、購入しました。話題の作者ですし、懐かしくもあり、読みやすい内容かと思いました。
紙の本
就活生の揺れる心情を探れる作品
2016/08/06 09:50
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投稿者:翠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝井さんの実体験が反映されているとしたら、この作品は12月説明解禁、4月採用開始の頃の話しですね。 現在就活中の学生さんとは事情がズレますが、就活に直面している学生さんには共鳴するところが多い作品なのではないでしょうか。
自分の問題なのに、同級生の就活進捗状況に揺れてしまう。嫉妬や焦り、不安との戦い。仲間のちょっとした言葉のやり取りに過敏に反応しあい、変わる距離感。アイデンティティに強く向き合う息苦しい生活。 就活に苦悩する若者達の不安定感がリアルに描写されていると思います。
登場人物を朝井さんの出身校である早稲田の学生さんで連想するとしっくりきます。
学生目線で書かれているので、就活生の親御さんもお子さんの心情を汲み取る参考になる本だと思います。