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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2015/05/01
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • ISBN:978-4-10-125961-1
一般書

楽園のカンヴァス(新潮文庫)

著者 原田マハ

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこ...

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楽園のカンヴァス(新潮文庫)

税込 737 6pt

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商品説明

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは――。山本周五郎賞受賞作。

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みんなのレビュー1,469件

みんなの評価4.4

評価内訳

「この絵の中に、君の友だちがいる。」

2018/05/05 23:36

9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

大原美術館のシーンで始まり、ニューヨーク近代美術館で終わる物語。
 「美術ミステリー」とされているけど、殺人や犯罪は出てきません。絵画のナゾを追う話です。アンリ・ルソーの作品がいわば主人公なんですが、読んでる間、その絵を一度も見ませんでした。それでも、この物語を十二分に楽しめました。あるいは、見ない方が想像をふくらませられてよかったのかもしれません。
 美術作品に接するにあたって、主人公の一人、織絵の父の言葉が心に残ります。
「この絵の中に、君の友だちがいる。そう思って見ればいい。それが君にとっての名作だ。」
 たとえば「10億円もらったら何に使いますか」みたいな問いにはうまく答えられません。海外旅行には行きたくないし、車はいらないし、広い家は管理が大変そうだし、美酒も美食もそんなに入らないし……。
 でも、原田マハの本を読んでいて、ひとつ思いつきました。大人気の美術展を一日貸し切りにして、独占で楽しむ。これはどうでしょう。
 印象派をはじめとして、最近の日本の美術展っていつも混んでいるイメージがあります。平日だって混んでます。マイペースで静かにゆっくり見られたら、いいだろうなあ。いくらぐらいかかるのかなあ。お金を積んでも、そういうのは公立美術館では無理なのかなあ。それに、金にモノを言わせてそんなことするのは下品かなあ。でもそれを言うなら、名画が高額になるのも下品だよね。悩むところだ。まあ、そんな大金、だれもくれないからいいけどさ。

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美術好きには○

2017/02/23 20:24

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリーの分野ではないですね。。。読みながらわくわく出来るのは、私自身が大の絵画ファン!!特に(ミーハーなので)普通に印象派やゴッホ&ゴーギャン、アンリ・マティスやルオーも好き!!但し、あまり美術鑑賞が趣味でない方には、チョイときついかも。。。

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面白いです!

2017/06/30 11:45

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こいろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

最後の最後まで予想をひっくり返すような展開。時に恋愛もあり。
美術が苦手な方でも気を楽にして読み始めていける本です。読み始めたら止まりません。

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MoMAに行きたい

2020/06/08 01:40

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Chii - この投稿者のレビュー一覧を見る

なぜ、ティムが織絵を交渉の窓口にするよう命じたのか。この問いがまさに【楽園のカンヴァス】の内容に入る入り口だったとは..
てっきり織絵を主人公として進んでいくものかと思いました。
でも、正直、この話の主人公は一体誰なのか、読了した今でもこの人だと言い切れないです。
織絵?ティムブラウン?ルソー?ピカソ?ヤドヴィガ?
誰を主人公に置いても通じる話だと思いました。

この本の良さは、
私にとって大きく分けて2点。
1点目は読めば読むほど四方八方で謎が深まっていくことです。
ティムと織絵が読んだ物語の各章の最後の頭文字って?(2回目にPがきた時、ピカソ?と思いましたが...)
そもそも二人が読んでいる本の正体は?
一体『夢を見た』は贋作、それとも真作?
この“ミッション”はトムではなくティム宛てだったの?
空港でティムが見かけた“見たことのあるような顔の女”って誰?
絵の下手なルソーが何故ピカソに前衛と言われるほどの画家になったの?
....と、
読み進めるたびに謎が深まって、ページをめくる手がとまらないとまらない。

小説を読む楽しさって、
先が気になることですよね。笑
確かに、ビジネス書でもそういったおもしろさはあると思いますが、物語を読み進める上での次どうなるの?っていうワクワク感はまた格別!笑

2点目は、登場人物のルソーへの情熱です。
自分自身の肩書よりも、プライドよりも、
ただルソーを理解し、ルソーを愛する織絵、ティム、バイラー、ジュリエット。

そして、ピカソ、ヤドヴィガ、ジョゼフバイラー。

『この作品には、情熱がある。画家の情熱のすべてが。、、、それだけです。』

全員の気持ちを代弁させた織絵のこの言葉は
ルソーの『夢』が感化させたものだと思う。

あとは、美術に纏わるお仕事で憧れといえば
キュレーターだと思っていたけど、
監視官の素晴らしさを最近知りつつある。マハさんの『モダン』の『ロックフェラーギャラリーの幽霊』と『楽園のカンヴァス』を読んで以来、美術館の監視官が最も絵と向き合う時間が長いということ。
当たり前なんだけど、改めて痛感しました。


人生で一度は見てみたい作品が
もう一点追加されました。ルソー作『夢』。

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隅々まで

2016/03/15 12:17

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:LunarTide - この投稿者のレビュー一覧を見る

基本、乱読の私なのですがこの本はじっくり読み進みました。
実在の人物がモデルということにも惹かれ、フランスのその時代と現代のフィクションの部分とを愛・相通じながら楽しみました。
アンリルソーやピカソに興味を持った私はおそらくこれから美術館へと誘われるでしょう。著者の策に笑いながらはまってしまいました。

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想定外の面白さ

2016/02/13 21:09

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヒロキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

否応なく作者の世界、芸術の世界、蒸せるような油の臭いがする油絵の世界、ムッとするような水蒸気が立ち込める森の中に導かれます。

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アンリ・ルソー

2015/12/26 22:20

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちっちさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

絵画は好きでアンリ・ルソーは好きな画家の一人でカバーに惹かれて手にしました。
今の世相を背景をにしながらも、物語の主題に入っていくとそのテーマが映像として浮かび上がり、なんだか映画を見てるような気にもなります。
時代小説から現代の警察・刑事もの、「ソロモンの…」から青春ものまで、面白そうなものなら節操なく読書を楽しんでますけど、音楽関係、スポーツものとはまた違った新しい世界を見せられたきがしました。
気になった文庫を積んでつぎつぎストックし、また新しい世界を見せてくれた原田マハさんの文庫をまた私の積んどくライブラリーの1コーナーを占めてくれそうで、絵画(特に洋画)に興味のある人には面白いとおもいます。

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楽園のカンヴァス

2015/02/20 10:45

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しぶたこにゃーすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

原田マハさんの作品は大好きで、疲れた心を癒します。
その中で「楽園のカンヴァス」はとても異色です。
美術館の関係のお仕事をマハさんはされていたので、絵画の知識は計り知れないと思います。
ほかにこのような壮大な小説を書かれる作家はいないのではないでしょうか。
また読み返したい一冊で、奥深い名作です。

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名画をめぐって、いくつもの人生が時代を超えて巡り会う。 1900年代初頭のパリで、そして、数十年の時を経て、絵画に情熱を注ぎ込んだ人々の魂と魂がぶつかり合う、美しい物語。

2023/05/21 13:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

岡山県の大原美術館で監視員として働く主人公・早川織絵。

2000年。彼女の元に、新聞社の文化事業部長が訪ねてくる。ニューヨーク近代美術館から、アンリ・ルソーの名画「夢」を借りるための交渉人を依頼するためにと。しかも先方のチーフ・キュレーターからの指名だという。
織絵にとって、17年ぶりに聞くその名前。

舞台は、1983年夏のニューヨークへ。
アシスタント・キュレーター、ティム・ブラウンの元に1通の封書が届く。
ティムと一字違いの彼のボス、チーフ・キュレーター、トム・ブラウン宛と間違われたと思われるその招待状の中身に、心臓のポンプが一気に全開し、ドッドッと血液が渦を巻く。
見たことない人生の扉が開く音がする。

そして、舞台はスイスのバーゼルへ。

名画をめぐって、いくつもの人生が時代を超えて巡り会う。

1900年代初頭のパリで、そして、数十年の時を経て、絵画に情熱を注ぎ込んだ人々の魂と魂がぶつかり合う、美しい物語。

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アート小説おもしろい。

2023/04/06 16:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぶひぶひ - この投稿者のレビュー一覧を見る

原田マハさんのアート小説はこの本が初めてでした。
二人のキュレーターが真贋判定をさせようとスイスに招かれた。ルソーやピカソの物語もあり、駆け引きや人間模様もあり。内容が濃く、グイグイ引き込まれた。 絵画に詳しくないので、どんな絵なのか検索しながら読んだ。この作品がきっかけで原田マハさんのアート小説いろいろ読んでいます。

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小説を読むだけでは終われない

2023/03/12 06:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Pana - この投稿者のレビュー一覧を見る

ゲルニカから、原田マハさんを知り好きになり、今回楽園のカンヴァスを購入しました。

原田マハさんの小説は、小説を読むだけでは終わらず、小説の題材となる画家、そして画家が残した絵画についてもっと知りたいと思わせてもらえます。

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絵画初心者でも楽しめる!ルソーをめぐるミステリー

2022/07/31 08:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タラ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ほんの一部の人間にしか存在を知られていないルソーの幻の作品「夢をみた」。あるコレクターからその作品が真作か贋作かを評価してほしいと2人のルソー研究者に依頼がくる。期限は7日間。勝者は絵の所有権を手に入れられると。
1枚の絵をめぐる壮大な物語。

絵画には決して詳しくないが、ルソーという人物がどのような生涯を送り、どんな思いで作品を残したのかを知りたくて一気に読んでしまった。
1人の芸術家の、絵画への情熱を燃やしきった人生について読んで、いつかニューヨークでルソーの本物の作品を見てみたいと思った。
著者の作品は他にも読んだが、いつも芸術への興味を掻き立て、私をまだ知らない世界へいざなってくれる。

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面白かったです

2022/07/05 16:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:匿名名無し - この投稿者のレビュー一覧を見る

生前あまり評価されなかったルソーの悲しくも美しい人生、本当に良かったです。絵画の特徴や雰囲気を伝える表現が素晴らしく、小説を楽しむ以外にも、美大・芸大受験を控えている受験生にも参考になると思います。

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いちばんの主人公は、かのアンリ・ルソー(1844~1910)なのであろう。

2022/04/13 19:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る

美術ミステリーの面白さを教えてくれた一書。終盤の目まぐるしい展開には目を丸くしましたが、画家や作品をめぐるバック・ストーリーをいわば「カンヴァス」にして、その上に人間模様や謎解き、美術史の知見などを塗り上げて作られた作品の興趣。ほぼ徹夜の一気読みでした。それにしても、しょぼくてしがない退職税関吏のアンリ・ルソーが1893年の退職後に嘲笑されながら描いた作品が、ピカソを生み(に影響を与え)、近代絵画への道を切り開いたという歴史そのものがすごいというか、さまざまな感興と感慨を抱かせてくれました。

「名画はときとして、こんなふうに、人生に思いがけない啓示をもたらしてくれる。それが、名画が名画たる所以なのだ。」(32頁)
「彼が求めていたのはただひとつ、「新しい表現」だったのです。・・・ ピカソは、この「醜い絵画」を突きつけることで、「美とはなにか?」「美術とは何か?」という、とてつもなく大きな、かつ本質的な提議をしたのです。・・・ ピカソは、アングルから表現方法を学んだわけじゃない。対象物の『様式化』を学んだんです。」(182~195頁、ピカソ作「アヴィニョンの娘たち」について)
「アートは私にとって、世界中、どこででも待っていてくれる友だち。そして美術館は、『友だちの家』みたいなものだったので」(231頁)
「アートを理解する、ということは、この世界を理解する、ということ。アートを愛する、ということは、この世界を愛する、ということ。・・・ 画家の目が、この世の生きとし生けるもの、自然の神秘と人の営みの奇跡をみつめ続けたからこそ、あんなにもすなおで美しい生命や風景の数々が、画布の上に描かれ得たのだ。唯一無二の楽園として。」(232~233頁)
「新しい何かを想像するためには、古い何かを破壊しなければならない。」(352頁)
「科学者は宇宙を発明したわけではなく、理解しようとしているだけなのである。芸術家は、人間社会を、自然を、自分自身を、独自のやりかたで解釈し、絵画や音楽や詩で表現する。表現をいう行為は自分勝手でわがままなものだが、不思議なことにこれが同時代や未来の人々の心を揺り動かすのである。科学にはできないことだ。」(本日の日経朝刊で読んだ坂井修一氏のエッセーで「ピカソかアインシュタインか」からの引用)

なお、個人的な読後の疑問として、(1)なぜサザビーズが出てくるのか(256頁、売り先が決まっているのであれば、そも価格極大化のためにクリスティーズを起用する場面(205頁)とは異なるわけで、説明不足)という点と(2)事の次第を考えれば、ジョセフはヤドヴィガから二つの作品の異同(どちらがピカソの作品に上描きされたのか)について聞いて知っている筈なので、このような鑑定競争はそも不要ではないのかという点の二点を挙げておきたいと思います。

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絵画に情熱を注ぎ込んだ人々の、魂と魂がぶつかり合う、美しい物語。

2022/03/31 08:42

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投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

岡山県の大原美術館で監視員として働く主人公・早川織絵。

2000年。彼女の元に、新聞社の文化事業部長が訪ねてくる。ニューヨーク近代美術館から、アンリ・ルソーの名画「夢」を借りるための交渉人を依頼するためにと。しかも先方のチーフ・キュレーターからの指名だという。
織絵にとって、17年ぶりに聞くその名前。

舞台は、1983年夏のニューヨークへ。
アシスタント・キュレーター、ティム・ブラウンの元に1通の封書が届く。
ティムと一字違いの彼のボス、チーフ・キュレーター、トム・ブラウン宛と間違われたと思われるその招待状の中身に、心臓のポンプが一気に全開し、ドッドッと血液が渦を巻く。
見たことない人生の扉が開く音がする。

そして、舞台はスイスのバーゼルへ。

名画をめぐって、いくつもの人生が時代を超えて巡り会う。

1900年代初頭のパリで、そして、数十年の時を経て、絵画に情熱を注ぎ込んだ人々の魂と魂がぶつかり合う、美しい物語。

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