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かがみの孤城 上
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこには“こ...
かがみの孤城 上
かがみの孤城 上 (ポプラ文庫)
商品説明
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこには“こころ”を含め、似た境遇の7人が集められていた。 なぜこの7人が、なぜこの場所に―― すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。 受賞歴:2017年啓文堂書店文芸書大賞・大賞、『ダ・ヴィンチ』BOOK OF THE TEAR特集 小説ランキング部門・1位、『王様のブラインチ』ブランチBOOK大賞2017・大賞、第11回神奈川学校図書館員大賞(KO本大賞)・大賞、埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2017・1位、熊本県学校図書館大賞2017・大賞、第15回本屋大賞・1位、第6回ブクログ大賞 小説部門・大賞
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親にもおすすめ
2024/03/28 05:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本が好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公や登場人物と同世代の娘がいます。色々悩む年頃のようなので、何かヒントが見つかるかもしれないとの思いで本書を手に取りました。忘れかけていたあの頃の感覚がひりひりするほど蘇り、少しは思春期の娘に近づけた気がしました。思春期真っ只中の人だけでなく、思春期の子供を持つ親にもおすすめできます。また、物語としても、先が気になり続ける作品で、読書に余り慣れていない人もおすすめです。
紙の本
わかりやすい伏線も多くて楽しめます
2023/05/29 17:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
思春期ならではの葛藤や、狭い世界ならではの生きづらさを感じます。 同世代の子どもたちが、少しずつ団結していく姿に感動します。
紙の本
かがみの孤城
2023/03/31 19:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
こころの気持ちを通して中学のいじめ、不登校の問題などをわかりやすい設定で演劇のように不登校仲間の心が雪解けして、力強くなっていく様子が描かれていて面白い作品だと思いました。読むうちに登場人物の気持ちに共感できました。おおかみさんも彼らの味方のようで下巻を読むのが楽しみです。
紙の本
文庫版で読んでみた
2023/02/01 22:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らんま - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙が新しくなったので読んでみました。
薄いカバーなので電車で読むときに楽に読めるし、読みやすいです。
紙の本
楽しみにしてた
2023/01/13 15:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:creammochi - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゆっくり進んでいく感じなうえ物語と私がうまく重なれなくて上巻は少し物足りなかった。なんか入ってこないんだよねなぜか。が、終わり頃には続きが気になってきた。
紙の本
流れるような文体
2023/01/01 03:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マサキマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みやすい文体で、物語にどんどん没入できる作りになっている。難しい表現を意図的に避け、読者が立ち止まらないように工夫をこらしているのだろう。
紙の本
終盤は圧巻だが
2022/08/01 16:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
導入部から前半部分はこの作者が得意とする悪意がじっとりと漂う学校いじめもの、悪意が鼻について全く感情移入できず、読んでいて途中で投げ出したくなった。中盤からようやく読みやすくなり、終盤は圧巻となった。しかし推理小説としてみた場合、登場人物たちが「現在の年 や世の中の出来事 TV番組 流行り物」について全く話をしなかった 可能性はまずないので、仕掛は破綻してると思う。
紙の本
下巻まで準備してから、
2022/05/16 11:23
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はぴちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファンタジーな感じでお話は進んでいきます。
なぜに鏡の世界に呼ばれなければならなかったのか、謎は深まっていくばかりのまま終わります。
読み始める前に下巻まで準備してから読むことをおすすめします!続きが気になって仕方ないです!
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幼き頃の心情の変化をグロテスクに描く作品
2022/04/01 18:56
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:八神 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み進めれば読み進める程に胸が痛くなってきます。主人公の女の子はとても感受性が豊かで、『そんなに大袈裟に考えなくていいのに』と度々思ってしまいました。読む度に胸がちくちくし、とても読んでいられない事もしばしば。
しかしだからこそ、主人公が元気になる時や、幸せになっている時は他の作品では味わえない高揚感があります。思わず、『大丈夫、大丈夫だよ』と言ってしまいたくなるような繊細なこころの想いを、ゆっくりと味わってみては如何でしょうか?
電子書籍
面白い
2022/03/12 22:55
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コーヒーが好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
推理小説とはいえないとは思うが、ミステリー小説?になるのかもしれないがジャンルはともかくストーリーはとても面白いし自分自身をみつめ、自分の人生や価値観について考えるためのヒントや力をもらったような気持ちになる。
紙の本
後半のいろんな驚きに期待!
2022/02/27 06:54
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
現実にあり得ない小説を読むたびに人の創造力ってすごいなぁと思いますが、何もないところから文字だけで、いろんなことを伝え、想像させる作家はすごいと思います。辻村さんは人物の心の動きを書くのがうまいなあといつも思いますが、今作もそう。主人公のこころは、読んでいてはっきり言っていい気持ちになれる子ではありません。他人の言動を気にし過ぎ、言いたいことは言えなくて、マイナス思考。女の子同士が仲良くしている様子を見て嫉妬する。という様子が見事に表現されています。ある事実が判明して以降、面白くなりましたが、辻村さんの小説は後半にいろんな驚きがありますので、どんな伏線回収があるのか、下巻に期待!
紙の本
かがみの孤城 上
2021/10/05 07:08
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃 親の転勤で転校を何度も経験したので
主人公の心情をかなり共感できた
学校に行けなくなるか、ならないか
いじめる側になるか、いじめられる側になるか
きっかけは些細なことから始まり、誰にでも起こり得る
苦しい時、学校の先生がほとんど役に立たない
というか、むしろ敵になる事が多いところも共感
紙の本
かがみの孤城
2021/08/29 14:36
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yami - この投稿者のレビュー一覧を見る
上下巻と長い物語ですが、さすがの筆力で世界観に入り込み、スラスラ読めます。
続きが気になるけど、物語が終わってしまうのが寂しくて、1週間ほどかけてゆっくり読みました。
紙の本
子供によりそいたくなる本
2021/08/21 19:09
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ティファニーで超ショック! - この投稿者のレビュー一覧を見る
辻村深月さんの本を読むのは2冊目です。1冊目は「朝が来る」でした。10代のころの繊細な心と,そのころに自分も感じていた学校での生活の息苦しさを思い出しながら読みました。年齢を重ねていろいろな経験が増えると,不登校になっても他の学校に行って新しい生活をする,という選択もあると思えるようになりました。でも,中高校生の時は学校と家庭だけの狭い世界の中で,器用に生きていくことが「良い子」と思われていたような気がします。この本では「the 良い子」の枠から外れてしまった子供たちが焦る気持ちがよく表現されていました。そばでよりそう大人たちは,苦しさに気づいて救ってあげることが大事だな,と感じました。また,絶対的な自分の味方が一人いたら,学校生活はだいぶ違うのだろうな,とも思いました。
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冒険ファンタジーを期待してたけど
2021/07/06 01:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:miki - この投稿者のレビュー一覧を見る
鏡の中の世界の冒険ファンタジーを期待して読みました。辻村深月は好きな作家さんで、いじめ問題を扱った作品もたくさんあると知ってはいたけれど、こういう内容だと思ってなかったので正直がっかりです。このストーリー展開なら、鏡の中に行く必要ないのでは? せっかくの設定が生かされていないようで残念。物語的に面白くないわけではないし、これはこれで続きが読みたいとは思ってますが。後半、新たな展開を期待して。