- 販売開始日: 2021/03/25
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: メディアワークス文庫
- ISBN:978-4-04-913598-5
神様の御用人10
著者 著者:浅葉 なつ
日本各地で地震が頻発するなか、突如姿を消した黄金。『大建て替え』の危機を前に、荒脛巾神と田村麻呂の悲しい過去や、黄金の深い後悔を知った良彦は、傷だらけの体で再び立ち上がる...
神様の御用人10
商品説明
日本各地で地震が頻発するなか、突如姿を消した黄金。『大建て替え』の危機を前に、荒脛巾神と田村麻呂の悲しい過去や、黄金の深い後悔を知った良彦は、傷だらけの体で再び立ち上がる――神にもできないことがある。そして人間だからこそできることがあると『神様の御用人』の自分は誰よりも知っているから。
神と人。それぞれが抱く、切なる願いの辿り着く先とは。そして良彦が最後に下す、未来への決断とは――。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
ひとまず完結ぅ。
2021/05/01 20:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
9巻で大怪我を負った良彦、神々の総力を結集し何とか活動できるまでになります。
酷い目にあっても黄金を諦められない良彦は神々の制止も聞かず、反対に神々を説得し、荒脛巾神に再度まみえます。
田村麻呂の懺悔後悔、金龍の虚無感などさまざまな記憶が交差していきます。
記憶障害だった月読が元の姿を取り戻しつつあり、性格も一筋縄では行かない様子がなかなか素敵。
ひとまず完結らしいです。まだまだ面白い神様がいらっしゃるのに、残念。
最終話
2021/04/11 10:22
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
終わってしまうのが本当に悲しい。神と人の繋がりを浅葉先生の女性らしい優しい言葉で綴られてきたのが、9刊からのスケールの大きさに、どう締めくくるのか、読者としてもハラハラしてました。
今回読み終えて、アテルイの首塚を訪問してみた。清水寺も行ってみた。今までの訪問とは数段違った味わいでした。情報を持ち、視点を変えると毎年見ていた風景が違って見えた。神様の名前からして難しい「神々の物語」を、分かり易く語ってくれた本書が最終話となってしまうのは悲しい。神々の気持ちや歴史を擬人化して書かれてあるのだから、本当の神様は、もっと違うのだろう。神様の事情や考えなど、人が理解する事など無理だからこそ、本書の良さがあると思う。今後 続編は出来ないのか、祈る気持ちで待っていたいです。
【神の償いと決意を背負い、人だからこそ出来る事】
2024/12/20 00:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えびし - この投稿者のレビュー一覧を見る
地震が頻発する日本で、大建て替えの危機に瀕す荒脛巾神と田村麻呂の悲しき過去や黄金の深い後悔を知った良彦が立ち上がる物語。
黒龍と金龍、互いに大切な物を失った者同士。
二つで一つの支え合える関係の筈だった。
しかし、大建て替えによって決定的に袂を分かつ。坂上田村麻呂と阿弖流為の絆、蝦夷の神が追い求める理想郷。
更には事の元凶である荒脛巾神さえも。
様々な神の願いを知って皆を救いたいと思った良彦。
御用人である自分だからこそ、出来る事がある筈。
神と人の心の架け橋となるのだ。
読了後の満足感たるや
2022/10/07 13:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラストにふさわしい大迫力の大舞台で、
神と人、そして神の子たる人と人との
心の繋がりを丁寧に描いて、
すべての伏線を回収して、大団円!
楽しみな未来のヒントと種明かしまで見せてもらって、
読了後の満足感たるや!ありがとうございました。
佳き終わり
2021/06/26 12:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
黄金が戻ってきた、それだけで嬉しい。
後々でさらにハッピーエンド感が増した。
佳い終わり方だったと思う。
この作者さん きれいに整った作品を書くがどうも登場人物に魂や血肉を感じない時がある。
その辺りは精進してほしいところ。
結
2021/05/19 01:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最終巻。
最終巻というのは、まあ、こんな感じですよね、という巻。
別につまらないとかではなく、ちゃんとしたハッピーエンド。
しっかり物語が終わるというだけで価値がある。
とはいえ、ある程度この終わりが見えていたなら、
もう少し前々から伏線を張っておいてくれても良かった。
2巻分で奇麗すぎる締め方だったので、
気持ちまではちょっとついていけなかった。