タモリ論(新潮新書) みんなのレビュー
- 樋口毅宏 (著)
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紙の本タモリ論
2021/07/25 06:54
批判されることを覚悟で愛するものを語り抜いた著者の覚悟に感動。 渾身の一書。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
「笑いについて知るものは賢者だが、笑いについて語るものは馬鹿だ」
「タモリとお笑いへの思いを一冊にまとめる。そのためなら、僕は喜んで、馬鹿になろうと思います」
(「はじめに」より)
ここまで言い切る著者があえて、タモリについて、お笑いについて語る一書。
よくぞここまで書き抜いた。
著者の当事者に対する距離感と、愛の深さから生まれる論考の数々に目からウロコが落ちまくる。
昭和から平成を駆け抜けた究極の長寿番組「笑っていいとも!」の真骨頂について。
「私も、あなたの数多くの作品のひとつです」--恩師・赤塚不二夫の葬儀での伝説の弔辞。
「世界のキタノ」ビートたけしの原点は、無名の青年時代の師匠・深見千三郎。
プロレスラーに例えれば「華麗なる盗人」(古舘伊知郎)と呼ばれたハルク・ホーガンだ。
憧れを自分の中に取り込み、昇華させていったから。
「さんまさんはよく言っていた。俺はひとを笑わせるために生きてきた」ーーどんなに悲しみ背負っていても笑いを作り続けた明石家さんまは、プロレスラーでいえば武藤敬司。
それは、どんなに強くても総合格闘技には行かなかった。
著者はこの本を読み感動した女性から告白され、結婚にまで至ったという(エッセイ集「大江千里と渡辺美里って結婚するんだとばかり思ってた」より)。
まさに、人生の節目に「いいとも」があり、「タモリ」がいた。
だが、その人生を節目をたぐり寄せたのは著者自身の力だ。
「人間のすることで、他の動物にはできないことがふたつあります。それは、笑うことと、祈ることです」(「おわりに」より)
批判されることを覚悟で、愛するものを語り抜いた、著者の覚悟が素晴らしい。
渾身の一書。
電子書籍タモリ論(新潮新書)
2022/11/14 10:52
批判されることを覚悟で、愛するものを語り抜いた、著者の覚悟が素晴らしい。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
「笑いについて知るものは賢者だが、笑いについて語るものは馬鹿だ」
「タモリとお笑いへの思いを一冊にまとめる。そのためなら、僕は喜んで、馬鹿になろうと思います」
(「はじめに」より)
ここまで言い切る著者があえて、タモリについて、お笑いについて語る一書。
よくぞここまで書き抜いた。
著者の当事者に対する距離感と、愛の深さから生まれる論考の数々に目からウロコが落ちまくる。
昭和から平成を駆け抜けた究極の長寿番組「笑っていいとも!」の真骨頂について。
「私も、あなたの数多くの作品のひとつです」--恩師・赤塚不二夫の葬儀での伝説の弔辞。
「世界のキタノ」ビートたけしの原点は、無名の青年時代の師匠・深見千三郎。
プロレスラーに例えれば「華麗なる盗人」(古舘伊知郎)と呼ばれたハルク・ホーガンだ。
憧れを自分の中に取り込み、昇華させていったから。
「さんまさんはよく言っていた。俺はひとを笑わせるために生きてきた」ーーどんなに悲しみ背負っていても笑いを作り続けた明石家さんまは、プロレスラーでいえば武藤敬司。
それは、どんなに強くても総合格闘技には行かなかった。
著者はこの本を読み感動した女性から告白され、結婚にまで至ったという(エッセイ集「大江千里と渡辺美里って結婚するんだとばかり思ってた」より)。
まさに、人生の節目に「いいとも」があり、「タモリ」がいた。
だが、その人生を節目をたぐり寄せたのは著者自身の力だ。
「人間のすることで、他の動物にはできないことがふたつあります。それは、笑うことと、祈ることです」(「おわりに」より)
批判されることを覚悟で、愛するものを語り抜いた、著者の覚悟が素晴らしい。
渾身の一書。
紙の本タモリ論
2016/01/17 14:59
やはり…
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:れん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タモリさんはやはり天才ですね…
ちょっと難しい部分もありましたが、面白かったです。
紙の本タモリ論
2021/12/05 23:30
やはりタモリはすごい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
尊敬してやまないタモリについて知りたくて読んでみました。「笑っていいとも」についてかなり書かれていますが、もう番組が終了してしまった今読むと改めて感慨深いです。
紙の本タモリ論
2013/12/01 21:12
タモリ論としては質量ともかなり不足している
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
樋口毅宏は小説家だそうである。タモリは芸人だが、登場時は私も夢中になった。とはいえ、まだ社会人に成り立ての頃である。ラジオの深夜放送PIMという番組で今は亡きHアナウンサーが密室の芸人と呼んで紹介していた。
本書は新書である。最近の新書は昔であれば決して取り上げないテーマを堂々と取り上げてくる。如何にも世相を取り上げて簡潔な解説を提供する新書らしい。タイトルに論が付くとアカデミックな響きがあるが、一般論から言えば論は難解なものが多い。それは論理に破綻のない理屈を展開しなければならないからである。
そこへいくと本書のタモリ論はいささか検討すべき側面が偏っている。つまり、タモリをほぼ『笑っていいとも』だけから論じているからである。否、論じているというのも言い過ぎで、紹介しているだけといってもよい。タモリはたしかに同番組で残した事績は大きい。しかし、それ以外がなくてもよいかといえば駄目である。
そういう点では本書は「タモリ論その1」あるいは「笑っていいともにおけるタモリ」とでもすべきであったろう。私は内容を読んでみて落胆してしまった。テーマの取り上げ方はタイムリーであるし、著者は実に良く笑っていいともを見ていることが分かる。こういう視聴者が番組に付くこと自体作り手は冥利に尽きるし、タモリ自身も評価されていることに他ならない。
さすがに近年年齢のせいか、バラエティ番組でも元気がないようだ。発言回数も減っている。「笑っていいとも」だけではないというのは、私にとってはテレビに生きる芸人タモリの特長が最も良く出ていたのが「今夜は最高」ではなかっただろうか。終了後も再開を待ち望んでいたが、叶わなかった。
しかし、NHKのブラタモリのような番組では本領を発揮しているようである。ああいう番組は他の芸人では務まらない。これからのタモリは少しずつ表舞台から姿を消していくのであろうか。残念な気がするのだが、永久不滅は有り得ないのだろう。
紙の本タモリ論
2022/04/20 17:02
面白かったです
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
「タモリ論」とありますが、たけし、さんまなどなど他の芸人さんについてもかなりのページ数をさかれて書かれています。総合的な芸人論だと思いました。
紙の本タモリ論
2016/01/03 22:11
表紙に騙された
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この新書は、一つの問題を掘り下げら形のもので、本書もそんな類かと思って買ったものの、見事に期待外れ。森田氏の才能や人間性などには、何ら触れることなく、単なるファンレターといったレベル。「笑っていいとも」を30年続けただけでもタモリの凄さは分かるのだから、もっと「論」にしなくては。
紙の本タモリ論
2016/01/12 01:26
タモリ論
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ああ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タモリ以外のビッグ3 たけし さんまの話しありおもしろいが、それだけかなぁ。
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