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俺たちの箱根駅伝 みんなのレビュー

  • 池井戸潤
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みんなのレビュー47件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (11件)
  • 星 4 (12件)
  • 星 3 (9件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
11 件中 1 件~ 11 件を表示

俺たちの箱根駅伝 下

2024/06/12 15:39

来年の箱根駅伝が早くも楽しみ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

池井戸潤の『俺たちの箱根駅伝』は、上下2巻の長編小説である。
 上巻は「第一部 決戦前夜」、下巻は「第二部 東京箱根間往復大学駅伝競走」で
 上巻では本選に出場できなかった大学から集まった関東学生連合チームが
 さまざまな困難からやがてひとつに結束していく姿と、
 お正月の一大スポーツイベントを中継するテレビ局に渦巻く人間模様を交差させてきた。
 そして、いよいよ下巻では「箱根駅伝」のレースが描かれることになる。

 上下巻を読了した素直な感想をまず書いておくと、何度も泣きそうになった。
 それぐらいうまく描かれている。
 特に下巻はいけない。何故、こうまで心をゆさぶってくるのか。
 実際の「箱根駅伝」に筋書きなどない。
 しかし、これは物語だ。
 試合当日の天候も、選手間の駆け引きも、選手たちの個性も、
 みんな池井戸がこしらえあげた世界だ。
 なのに、読み手はおもいがけないものを見ることになる。
 それは、泣きたくなるくらいの感動だ。心をゆさぶるものだ。
 こんな一節がある。
 「ドラマは敗者にこそ宿る。箱根駅伝とは、畢竟、敗者の美学そのものだ。」
 それでいて、ゴールにたどりついた若者たちには勝者も敗者もないように思える。
 そこにあるものは、ゴールではない。
 はじまりだ。
 「箱根駅伝」は、はじまりのスポーツ。
 だとしたら、この大会が正月に行われる意味はそこにこそあるのではないか。

 こんないい物語を読んでしまったら、来年の正月が早くも待ち遠しい。

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俺たちの箱根駅伝 上

2024/06/11 15:44

早く下巻が読みたくなる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

箱根駅伝」(正式名称 東京箱根間往復大学駅伝競走)は、いまやお正月の一大スポーツイベントで、
 「歳時記」にも新年の部の季語として採用されている。
 「襷匂ふ箱根駅伝なればこそ」(櫂未知子)
 そんな「箱根駅伝」をタイトルにいれた長編小説が刊行された。
  『俺たちの箱根駅伝』。
 作者は『下町ロケ「ット』や『半沢直樹』などベストセラー連発の人気作家、池井戸潤。
 この作品は2021年秋から2023年夏の初めまで「週刊文春」に連載され、
 2024年4月、上下2冊本として本屋さんの店頭に並んだ。
 上巻は「第一部 決戦前夜」、下巻は「第二部 東京箱根間往復大学駅伝競走」である。

 まず、「第一部 決戦前夜」である。
 「箱根駅伝」は承知のように出場校は20校、それとは別に関東学生連合チームがオープン参加する。
 池井戸が「箱根駅伝」を描くにあたって、メインとしたのがこの連合チーム。
 そして、駅伝を生中継するテレビ局、大日テレビ。(実際には日本テレビだが作中での変更)
 連合チームには本選に出場できなかった大学から選りすぐりの選手が選ばれるが、
 そうなれば育ってきた環境も友人関係も違う個性が集まるということになる。
 さらに、このチームを率いる監督はかつて「箱根駅伝」のスター選手だが、
 その後一線から退いた甲斐という男。
 信じるにたる監督なのか、選手たちの中に不協和音が広がっていく。
 しかも、連合チームには記録も順位も残らない。
 「なんのために走るのか、という根本的な問いかけにも等しい」と、池井戸は書いているが、
 まさにそれゆえだからこそ、池井戸が描きたいものがあったのだろう。
 さまざまな困難を越えて、いよいよスタートの号砲が。
 物語は、下巻へと続く。

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俺たちの箱根駅伝 下

2024/05/30 23:20

続編が読みたい

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投稿者:くにさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

俺も陸上部に入って駅伝を経験したかったな。読み終わるのが惜しいと思わせる本でした。来年の箱根駅伝が楽しみだ。続編はもっと楽しみだ。

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冒頭からいきなり

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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭からいきなりの緊迫感が凄まじい。小説でも漫画でもヒット作は最初のつかみの部分で読者をひきつけるというが、この作品はその典型である。作者池井戸潤は銀行モノについでスポーツものが得意と言われるが、その評判通りの作品である。

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俺たちの箱根駅伝 上

2024/05/28 04:10

さすが池井戸さん

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投稿者:maiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

箱根駅伝を題した作品は数多く出されているが、池井戸氏の描く箱根駅伝はどうなかと期待しながらページを捲る。いきなり予選会敗退から始まる。加えて箱根駅伝を放送するテレビ局側の視点で描かれていくのは新鮮である。学生連合チームが一つにまとまっていく姿はありきたりなのかも知れないが応援してしまう。下巻はいよいよ本選へ。

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感情移入出来ます。

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投稿者:かつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

箱根駅伝を題材にした小説を執筆するのに驚きましたが中継するテレビ局に注目したのもそこに目をつけたかと感じました。
文章が上手ければ自然と読みながら情景が浮かんできます。
読書の趣味はないがスポーツに関心がある方には是非読んでいただきたい一冊です。

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リアル以上にリアルかもしれない

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投稿者:通りすがりのおっさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

まるで当事者になったかのように選手、監督、報道関係者の葛藤が伝わってくる。今まで現実の箱根駅伝の世界はテレビの向こうでしか知らなかったけど、本作を読んで解像度があがった気がしました。

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マラソンものは良作が多い

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投稿者:はぐらうり - この投稿者のレビュー一覧を見る

ほぼ全区間で泣いてた。
『風が強く吹いている』も大好きな作品で、泣きながら読んでいたが、本作も同じく。マラソンものに弱い。とくに箱根は自分も毎年楽しみにしているし、絵が浮かぶ人は多いのでは。
あまり小説を読んでない人にもオススメできる作品。

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箱根好きにはたまらん

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投稿者:はぐらうり - この投稿者のレビュー一覧を見る

あらすじだけは見ていたので、架空の大学が箱根を走る話だな、と思っていたら、まさかの学連!

大学の異なる選手たちがチームとなって箱根駅伝に挑む、なんてもう感動必至じゃないか。これはズルいほどの設定。上巻はチーム編成のところまでだが、読みやすくサクサクと進む。
一方の放送する側のテレビ局編も、社会人を書かせたらという感じでさすがに面白い。こちらもまだまだ展開がありそう。下巻が楽しみ。

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期待通り

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投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

池井戸潤さんの作品はほとんど読んでますが、今回の箱根駅伝の話も期待通り楽しめました。ランニングが趣味なので、いつも以上に楽しめた気がします。

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かつてのキャプテン・甲斐が胸に刻んだもの

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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

世の中に才能のある者はいくらでもいる、足りないのは尺度。様々な角度から選手を評価していく、明誠学院大学の諸矢監督の言葉です。その諸矢からたすきを受け継いでチームの指揮をとる、甲斐新監督の目線になって選手を見守りたくなります。どんなにトラック競技で速くても、駅伝で勝てるとは限りません。自然の中や一般道で行われる究極のレース、箱根から湘南へと至る七区が圧巻でした。

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