知ってはいけない みんなのレビュー
- 矢部 宏治
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知ってはいけない 1 隠された日本支配の構造
2017/08/27 04:49
日本人のプライドもズタズタだ
16人中、16人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜ、日本はアメリカのいいなりなのか、占領下の戦争協力体制が継続しているからなのだ。アメリカの軍用機は日本のどこをとんでもよく、どこでも基地をおいていい。米兵が犯罪を犯しても日本の法律では裁くことができない。これらのことは知っていたのだけれど。月2回米軍と日本の高級官僚が打ち合わせをしているとか憲法前文の恒久平和の部分は大西洋憲章が大元であったというのは目から鱗が落ちるものでありました。
知ってはいけないと言われれば知りたくなるもの。知ってしまったら、日本人のプライドもズタズタだ。でも知らなければ 馬鹿にされているも同然。しかし、知っていても怒らなければさらにバカだろう。
2017/12/12 16:20
日米関係の基礎知識としてぜひ読んでほしい本
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:三葉虫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者がこれまでの著作をまとめて、日本が軍事的には米軍の支配下にあることをはっきり示してある本。 日本は、サンフランシスコ講和条約によって一応独立したかに見えるが、軍事的にはいまだに米軍の支配下にある。 それを知ると、愕然とするものの、事実なのだからしょうがない。 憲法9条改正問題も、この属国状態を脱しないことには、議論しても無意味である。 自衛隊が他国を攻撃できるようにしたら、軍事大国アメリカの手先になって捨て駒として使われることは明白だからである。
各章のサマリーは4コママンガになっていて、 そのマンガは、講談社のページ http://book-sp.kodansha.co.jp/topics/japan-taboo/ から誰でも見られるようになっている。これだけでも見ておくと良い。
2018/12/28 14:48
知らなければいけない
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:魚太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「知ってはいけない」とは、そのように扱われてきた歴史的真実という意味である。CIAから資金提供を受けて成立した岸信介内閣以降、この国が主権を喪失していく過程が丁寧に書かれている歴史書である。これは真実であり、現在政治的権力を握っている人々にとっては、まさに不都合な真実である。著者は、右派も左派も目を覚ましてほしいと切実に訴える。まさに我々は次の時代に向けて、この真実を知り、認め、理解し、アイデンティティを再確認することから一歩を始めなければならない。その時が来ている。我々は、知らなければいけない。
2018/03/30 12:02
実は馬鹿にしていたかの国と同じ支配構造だった
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hontoカスタマー - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は、事実が判明したので、後はきちんとした政権をつくってアメリカと交渉するだけだが、容易なことではないと言っています。私は大きな障害はふたつあると思います。ひとつはこの事実を共有しないことには議論が始まらないのですが、マスメディアはその事実を一切報道しないため、それが極めて難しいということです。ふたつめは、米軍と官僚の日米合同委員会で決まったことは、政治家でも逆らえません。現に原発に関しては権力が発動されて放射能汚染が憲法の適用が除外されています。しかしそれを最高裁は憲法判断を放棄しているので、憲法違反を問われることはありません。そのため、米軍の威を借りれば、官僚は政治家に煩わせることなく日本を支配できる。絶大な権力を握っている既得権益者がこんな素敵なことを能動的に手放すとは到底思えません。
そのため、アメリカ政府が軍部から日本の権益を引き剥がすか、権益自体をなくすかしない限り、日本の属国状態は解消されることはないでしょう。そして隠然とした米軍支配の下アメリカとともに戦争に加担することとなるのでしょう。合掌
2017/12/12 08:59
嘘のような話ですが
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:atom1955 - この投稿者のレビュー一覧を見る
こういった話を今まで聞いたことが無い人にとっては、信じがたいことかもしれませんが、
現実に、羽田空港を発着する航空機は、房総半島側に大きく迂回をしています。
その事実だけを持ってしても、未だに日本は米軍に占領されているという現実を受け入れるしか無いでしょう。気が重くなりますが、どうするかは、そこから考えていくしか無いですね。
2017/09/12 15:06
知らない方が幸せだった真実
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:魚太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本国あるいは日本国民という、プライドや矜持を、実は我々は持つ資格すらなかったのだ。日本が、軍事的にアメリカ従属を続けており、事実上アメリカの支配下にある。主権国家の体をなしていないのだという現実を突きつけられた。しばし呆然とせざるを得ないが、ここから立ち上がらなければ戦後が終わらないと思うと、つらいものを感じざるを得ない。
知ってはいけない 2 日本の主権はこうして失われた
2019/02/26 07:09
ゾッとする
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドングリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近の基地問題等に疑問を感じ本書を手に取ってみた。嘘であってほしいと思いながらもページをめくる手が止まらない。こんな事があってもよいのかと悲しくなった
知ってはいけない 2 日本の主権はこうして失われた
2019/01/08 18:12
まさに知ってはいけない
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前著がすばらしかったので、期待して読みました。
ますます魅かれました。
なぜ、世界から、日本はアメリカの属国であるとみられてしまうのか?
きちんとした説明がなされています。
まさに、トランプさんと安倍さんという、
危険な指導者が、危険なくっつき方をしている折り、
広く読まれて納得してほしい1冊です。
知ってはいけない 1 隠された日本支配の構造
2017/10/22 17:29
日本の権力構造
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本がいつもアメリカのいいなりである理由や、北朝鮮のミサイル問題、核の傘に意味はあるのかなどを考えさせられる。アメリカとの密約とは。
知ってはいけない 1 隠された日本支配の構造
2019/01/04 23:05
どうしてアメリカに?
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろな方に聞いて回っているのですが、なかなか解けなかった謎。
その答えが明快に出ました。
どうして、日本政府は、こんなにアメリカのいいなりなのだろうか?
「国体論」も魅力的な本でしたが、
本書にはかないません。
中味については触れません。
続編も出たようですね。
広く読まれるといいですね。
2017/12/18 00:31
政治家はじめ国民必読です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maro - この投稿者のレビュー一覧を見る
一部の心ない官僚と政治家の倫理観と正義感のなさがこの国をダメにしてるんだな~と虚しくなる。
すべての役人が利他的に考え国の為に奉仕して欲しい。
2017/12/05 02:16
日本は独立国?
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投稿者:モンタワ - この投稿者のレビュー一覧を見る
福島の原発事故以来、日本に対して疑問を持つことが増えたが、この著者の本を読むと「なるほど!だからなのか」と膝を打つことが多い。
知ってはいけない 1 隠された日本支配の構造
2017/09/09 17:24
本当にヤバい密約がある…?
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在、私たちが生きているのは、実は「戦後レジーム」ではなく「朝鮮戦争レジーム」なのだという。
様々なことが出てくるが、本書の中で本当に「ヤバい」と個人的に感じたのが、
「指揮権密約」つまり、
「戦争になったら、自衛隊は米軍の指揮のもとで戦う」という密約の存在だ。
韓国に同様の決まりがあるらしいということは何となく知ってはいたが、日本でもそうだったなんて…。
これはつまり、自衛隊は米国の利益のために戦うための存在なのであって、
日本の国民や国土を守ることは二の次なのだ、自衛官の思いがどうであろうとも
制度上そういうことになる、ということになるのか。
仮に米国と日本の利益が相反する場面になれば、きっとそういうことになってしまうのだろう。
そして、日本の総理大臣や防衛大臣は、有事には自衛隊に指図も命令もできない、ということになってしまうのだろうか…。
本書ではそこまでは言っていないけれども。
知ってはいけない 2 日本の主権はこうして失われた
2019/08/28 21:41
政府には、後世からの歴史の検証に耐えうる勇気と自信をもってほしい
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:せきた - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の役所はもちろん、大企業など官僚的組織になったら大抵そうなるが、組織のメンツが大事(無びゅう性とも言い換えられる)になってしまい、当初、「密教(真意)」と「顕教(外向けの弁明)」の区分けが共有されていても、組織がチームとしてまとまっていないこともあってやがて密教の方が軽視されていき、挙句の果てに密教と顕教の区別ができなくなり、戦略的・合理的に判断できない、仕事に対する士気の弱い組織になる。
日本の組織は、仕事を理論立てて合理的に遂行するのが苦手。
問題に直面したとき、自己弁護に終始するのは結局、仕事に対する自信と勇気の問題かと思う。
2018/11/02 01:03
若者ほど読むべきでしょう。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マグマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常に面白いです。本を読まなければ、知らずに一生過ごすことになるような事実がたくさん書かれています。文体も丁寧で読者に理解させる気があるのか疑問に思うような悪質な本とは全く異なっています。条文がよく出てくるので、私もそうですが少し難しいと感じることはあるでしょうが、1度読み終えれば全体としてある程度頭に入ります。私は今回2度目ですが、もう一度読みたいと思っています。再読する価値は十分にあるでしょう。
読み返していくとだんだん理解が深まってきました。本書のような書籍を通じて戦後史を学んでいくことは教科書で表面上の歴史を浅く学ぶことより何倍も意義があるでしょう。