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さくら(小学館文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 322件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.12
  • 出版社: 小学館
  • レーベル: 小学館文庫
  • サイズ:16cm/413p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-408227-2
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

さくら (小学館文庫)

著者 西 加奈子 (著)

ヒーローだった兄ちゃんは、二十歳四か月で死んだ。超美形の妹・美貴は、内に篭もった。母は肥満化し、酒に溺れた。僕も実家を離れ、東京の大学に入った。あとは、見つけてきたときに...

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さくら (小学館文庫)

648(税込)

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商品説明

ヒーローだった兄ちゃんは、二十歳四か月で死んだ。超美形の妹・美貴は、内に篭もった。母は肥満化し、酒に溺れた。僕も実家を離れ、東京の大学に入った。あとは、見つけてきたときに尻尾にピンク色の花びらをつけていたことから「サクラ」と名付けられた十二歳の老犬が一匹だけ。そんな一家の灯火が消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。僕は、実家に帰った。「年末、家に帰ります。おとうさん」。僕の手には、スーパーのチラシの裏に薄い鉛筆文字で書かれた家出した父からの手紙が握られていた—。二十六万部突破のロングセラー、待望の文庫化。【「BOOK」データベースの商品解説】

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書店員レビュー

ジュンク堂書店千日前店

父、母、僕、妹、兄。...

ジュンク堂書店千日前店さん

父、母、僕、妹、兄。そして犬のサクラ。
5人と一匹。
足りないものなんて何も無かった幼い頃と、何だか色々足りなくなってしまった現在と。

ひとつの微笑ましかった家族の、ふたつの時期を繋ぐ、まっすぐな十数年間の物語です。

微笑ましい、幸せな家族の風景。
恋や愛や色々や。
やがて悲しい出来事が起こり、家族は何かを失ってしまう。

失ったものを割り切ったり、乗り越えたりするのは簡単なようで難しい。

それは苦くて飲めない珈琲みたいなものかも知れないけれど、スプーン1杯の砂糖のようなきっかけひとつで、飲めるようになったりもする。
そして、この物語にもスプーン1杯の救いが最後には待っている。

ラスト数十頁。
それが持つ加速感と高揚感。
そしてエンディング。

それは確かに、たったスプーン1杯だけかも知れないけれど、ちゃんと、全体に溶けこんでいる。

「恥ずかしいけれど、それが愛だよ」
もし、恋人が居るならば、その人と家族になりたいと思わせてくれる、そんな家族のお話。

(卯)

みんなのレビュー322件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

興味惹かせようと無理してないか?

2015/09/02 22:13

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BACO - この投稿者のレビュー一覧を見る

海外小説にありがちな、まわりくどい感情表現・情景描写・比喩が苛立つ。
最近の若手作者に多い傾向と思うのは私だけ?
本筋だけをまとめると大した内容にならないのでは?
まさに「とある物語」という程度の内容だったので、これといった印象的なものは残らず、期待はずれだった。

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紙の本

「サクラ」と言葉

2015/12/03 04:25

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

この家族に「サクラ」がいて、ほんとうに良かったよ。完全に長谷川家の要だよ、「サクラ」は。ミキが車で吐きだした長い言葉とサキフミさんこと、サキコさんの言葉が心に残った。「あんな、うちな、好きな人できたらな、迷わんと好きっていう。だってな、その人、いつまでおれるか分からんやろ。だから言う。そしてその人もうちのこと好きやったら、ありがとうって言う」「嘘をつくときは、あんたらも、愛のある嘘をつきなさい。騙してやろうとかそんな嘘やなしに、自分も苦しい、愛のある、嘘をつきなさいね」珠玉の言葉だ。出合えてよかった。

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紙の本

家族

2015/12/26 09:38

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

両親と3人の子供とペットのさくらが織りなす家族の物語。笑えるネタから、切なく悲しいシーンへと盛りだくさんです。私は西さん作品で1番好き。

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紙の本

すごいなぁ

2016/11/18 09:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

西さんの話はすとんと心に響きます。あぁわかるぅこういうの、とか。自分の代わりに代弁してくれているようで、すとんと。
もっと読みたいとおもいます。

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紙の本

なんだか性的臭いが濃すぎる家族

2009/08/28 01:54

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:それ行け!!残飯マン - この投稿者のレビュー一覧を見る

お兄さん、行けども行けども薔薇また薔薇の少年時代、栄光が強過ぎる幼年期を送ると非常に挫折に対する耐性が弱すぎる人格が形成されるとのこと、小さく小さくちょっとづつ傷つく、欝にならない程度に無力感を味わう、お兄さんはこれが無かったのだと思う。あまりにも万能感の去勢が遅れすぎた、しかも普通に屈折した人生を送った人でもきつい災難、前半のなんだかおかしな薄気味悪い多幸感漂う家族模様はある意味フリですね。ただやっぱりお兄さんのああいう決断はいやだなあ。速すぎる、自分がきつい状況になったら結局そういう思いにとらわれる。今までの輝きはまやかしだったってことですよね。圧倒的な弱者の感覚が分からなかっただけ。フェラーリ氏とのゲームも王侯貴族のハンティングのように楽しんでいただけだったのでしょう。ああいう人の哀しさをそのときは無理でもあとから分かったというわけではなかった。ようやく手痛い目に遭って本当の本当の人生の味が分かる機会だったのに。やっぱり生きていて欲しかった。ああいう決断は理解できます。理解できますがこういう栄光に満ちた人が選ぶと余計に嫌味な感じなんです。お前は強いのではなく屈辱を知らなかっただけじゃないかと栄光に恵まれなかった人間は思ってしまいます。本当のヒーローじゃない、ただ運が良かっただけの人。
あとお父さん以外が過剰に性的というか放埓な感じ。お母さんが営みのことをとくとくと説明する場面は反吐が出そうでした。正直無理です。ああいうのが作者の理想の家族なんでしょうか。それともあくまでそういうのもあるという描き方なのでしょうか。とにかくきつい。あんなに濃厚に性と生を説いた上でお兄さんにああいう決断をとらせたことを思うと作者は冷ややかに見ているような気がしてならないのですが。今の家族ああいう風に開けっぴろげなんでしょうか。正直私はげっぷが出そうです。

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2016/02/25 00:30

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2008/08/21 07:20

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2010/01/05 21:03

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2009/03/13 01:09

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2013/08/15 19:17

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2011/09/22 14:45

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2010/05/03 16:14

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2016/02/08 10:04

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2017/08/23 13:32

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2008/02/13 10:49

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