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丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫 十二国記)
著者 小野 不由美 (著)
12年ぶり、待望の短編集! 「絶望」からの「希望」を信じ、役割を全うする男たちの生き様を描く新作2編を含む4編収録。 「絶望」から「希望」を信じた男がいた。慶国に新...
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫 十二国記)
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- 税込価格:8,206円(74pt)
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商品説明
12年ぶり、待望の短編集! 「絶望」からの「希望」を信じ、役割を全うする男たちの生き様を描く新作2編を含む4編収録。
「絶望」から「希望」を信じた男がいた。慶国に新王が登極した。即位の礼で行われる「たいしや大射」とは、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。陶工である丕緒(ひしょ)は、国の理想を表す任の重さに苦慮する。希望を託した「鳥」は、果たして大空に羽ばたくのだろうか──表題作「丕緒の鳥」ほか、己の役割を全うすべく、走り煩悶する、名も無き男たちの清廉なる生き様を描く短編4編を収録。
「希望」を信じて、男は覚悟する。慶国に新王が登極した。即位の礼で行われる「大射」とは、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。陶工である丕緒は、国の理想を表す任の重さに苦慮していた。希望を託した「鳥」は、果たして大空に羽ばたくのだろうか―表題作ほか、己の役割を全うすべく煩悶し、一途に走る名も無き男たちの清廉なる生き様を描く全4編収録。【「BOOK」データベースの商品解説】
慶国に新王が登極。即位の礼で行われる「大射」とは鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。国の理想を表す任の重さに苦慮する陶工の丕緒。希望を託した「鳥」は羽ばたくのか。表題作ほか名も無き男たちの生き様を描く全4編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
丕緒の鳥 | 9−71 | |
---|---|---|
落照の獄 | 73−171 | |
青条の蘭 | 173−283 |
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長編が読みたい・・・
2015/09/20 14:05
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るりぴーのママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
十二国記の短編集。4篇とも本編である「月の影 影の海」の舞台である慶国の民の姿を描いた物語で、それぞれに説得力があり、おもしろい。しかし、十二国記を「魔性の子」の初版から読み始めたファンにとっては、物足りない。この本を読んで、早く長編の新刊が読みたい気持ちが、ますます強まった気がする。
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十二国記 短編集
2021/03/22 09:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うえありひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『丕緒の鳥』は4編からなる短編集でした。
市井の人々が身近に感じられ、どの物語も印象深いです。
王や麒麟を主軸にした物語からは見えなかった世界がここにはありました。
王の存在は遠いけれど、民に与える影響は絶大。
十二国記シリーズを読み進める上で、視野がグッと広げてくれる一冊です。
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新潮社描きおろしの小説
2022/09/17 23:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らんま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホワイトハート時代になかった話が収録されています。
ホワイトハート以降手に取らなかった方は初めてのお話だと思いますが、非常に濃いです。
時間のある時に読むことをお勧めします。
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見えない努力の短編集
2020/08/30 15:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まこと - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の「丕緒の鳥」は慶国が舞台ということはわかりますが、あとの3作は、ここはどこが舞台なのだろう、いつの時代なのだろう、と考えながら読むのがとても楽しかったです。
今までのシリーズで起きた出来事を踏まえると、この4作はとても味わい深く読むことができますし、今までシリーズを読んできたからこそ、楽しめる短編集になっていると思います。
個人的には、とくに「青条の欄」がお気に入りです。
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十二国記短編集
2020/02/13 23:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
十二国記短編集。表題『丕緒の鳥』は慶に新王朝が開かれることを希望的に描いている。『落照の獄』はルビの振り方が凄いな、と思った。死刑を「殺刑」と書いて「しけい」と読ませる。死刑と言えどやはり人を殺すことに変わりはないのだ。そう訴えているのだと私は読み取った。私もそれに共感である。最後囚人が高笑いし裁く側が敗北感に項垂れていたことのが印象的だった。『青条の蘭』とは希望のことだ。民が希望を繋いで新王の元に届ける。後半怒涛のリレーの走者の背景生い立ちに心打たれる。
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ひたひたと胸に迫ります
2019/11/12 10:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作までは各巻、
王や麒麟、国の高官がが主役なためドラマティックな展開ですが、
今作では国が定まらない時代の民を主人公に据えているので、
淡々として静かに進みます。
どんなときであっても暮らしは続き、
人のため、自分のために
自分の職責を果たすことの大切さを
切々と訴えてくる四編です。
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これは"あなた"のものがたり
2019/10/15 13:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
これはあなたの物語だ。
理不尽な運命に翻弄されながらも、泣いたり笑ったりして日々暮らしを営む、
史伝に記されることのない名も無き市井の人々が主人公。
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十二国記全作読んでから読むべし
2019/01/30 04:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:猫丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本嫌いの私でもはまった十二国記。たまたま行った図書室にたまたま新刊本として紹介されてた綺麗な表紙絵の本。少し読んだだけで面白いと確信。当時高校生でお金なかったけど全巻がんばって大人買いしましたねー。ぜひ全作読んで欲しいです。(本の内容は紹介せず笑。とにかく今作品だけ読むのはなしです)
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十二国記シリーズ大好き!!
2018/12/29 17:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱるもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらずの面白さ。短編集という事で…『青条の蘭』は涙なしには読めませんでした。『落照の獄』はとても重いテーマで、うんうん唸りながら考えさせられながら読みました。『丕緒の鳥』と『風信』が少し前向きなイメージ。といった、短編集でした。
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待望の新刊
2016/11/29 12:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:幽狐 - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集に少しガッカリしましたが、やはり十二国記は最高です。
次巻は長編を期待ですが、いつになる事かが不安です。
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続編に期待
2016/03/31 15:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:miyoshi - この投稿者のレビュー一覧を見る
待ちに待った新刊でしたが、続編ではなく短編集でした。
今後の本編の展開が非常に気になる身としては、いささか残念でしたが、読みごたえは十分にあります。
久々に陽子をはじめとする十二国記の世界に浸ることができました。
目下、続編を執筆中とのことなので、発売が待ち遠しい作品。
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怖い
2017/02/19 16:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
国が滅びようとしているのに目先の利益しか見えない人間の描写に恐ろしくなった。ただでさえ細くなった命脈がそんな連中によって食い荒らされる事に立ち向かう人たちの存在に救われた。
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民の物語
2015/01/29 18:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:柚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
王と麒麟を中心に、国の在り方を考えさせられるファンタジーシリーズの
久々の短編集の主役は 民 だった。
民がいてこそ国となる。
王が立ったばかりの、王がいない、王によって傾けられた、
それぞれの国で 人のため、国を支えて踏ん張る人々。
希望が持てるラストもあるが、刑罰を考えたり、
荒廃する国で苦悩する場面も多いので、なかなかに重い物語。
民がいる。
それを踏まえたうえで、あらためてあの王や麒麟たちがどう国を治めていくのか、
その先を読みたい。
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変わり目
2013/10/01 12:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あき - この投稿者のレビュー一覧を見る
じわじわと傾いて行く王国。王が崩御。そして新しい王が起つ。
天界のような場所のことが、必ず民の生活にも影響してくる。
そんな変わり目の中での人々の変わらない営み。在りよう。
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面白かったです
2022/03/14 14:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
12年ぶりの新刊です。久々に読んでみて、ずいぶんと作風が変わったなという印象です。ファンタジー小説ですが、死刑制度や戦争などなど現実世界からの風刺をとりいれたり等などまるで純文学のように重たい内容でした。12年も本編が動かないのは案外作者の心境や作風の変化もあるのかなと思ってしまいました。