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紙の本
教場 1 (小学館文庫)
著者 長岡 弘樹 (著)
希望に燃え、警察学校初任科第九十八期短期過程に入校した生徒たち。彼らを待ち受けていたのは、冷厳な白髪教官・風間公親だった。半年にわたり続く過酷な訓練と授業、厳格な規律、外...
教場 1 (小学館文庫)
教場 お試し特別版
教場
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商品説明
希望に燃え、警察学校初任科第九十八期短期過程に入校した生徒たち。彼らを待ち受けていたのは、冷厳な白髪教官・風間公親だった。半年にわたり続く過酷な訓練と授業、厳格な規律、外出不可という環境のなかで、わずかなミスもすべて見抜いてしまう風間に睨まれれば最後、即日退校という結果が待っている。必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩。それが、警察学校だ。週刊文春「二〇一三年ミステリーベスト10」国内部門第一位に輝き、本屋大賞にもノミネートされた“既視感ゼロ”の警察小説、待望の文庫化!【「BOOK」データベースの商品解説】
希望に燃え、警察学校初任科第98期短期課程に入校した生徒たち。彼らを迎えるのは冷厳な白髪教官・風間。彼に睨まれれば即日退校という結果が待っている。半年にわたり過酷な訓練と授業が続き…。“既視感ゼロ”の警察小説。〔2013年刊の改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】
君には、警察学校をやめてもらう。
この教官に睨まれたら、終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。
警察学校初任科第九十八期短期過程の生徒たちは、「落ち度があれば退校」という極限状態の中、異色の教官・風間公親に導かれ、覚醒してゆく。
必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩、それが警察学校だ。
週刊文春「2013年ミステリーベスト10」国内部門第1位、
宝島社「このミステリーがすごい! 2014年版」国内編第2位、
2014年本屋大賞第6位に輝き、
80以上のメディアに取り上げられた既視感ゼロの警察小説!
累計30万部突破!
オビコメントは、横山秀夫さん。
【編集担当からのおすすめ情報】
待望の続編、ついに登場!
『教場2』、2016年2月末日発売!
【商品解説】
収録作品一覧
職質 | 7−58 | |
---|---|---|
牢問 | 59−117 | |
蟻穴 | 118−173 |
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紙の本
風間教官もなかなか悪どい
2023/05/30 16:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察学校とはいかなるものかとの興味から本屋に平積みであったので手に取りました。警察官はその適性を欠く人物が職責を全うすることは難しいし、当人にとっても悲劇でもあります。それがこの小説の成り立ちです。
紙の本
「教場」シリーズを読み始める
2023/04/18 17:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
司法警察として、まず不要な人材、不適格な人材をはじき出すための篩である警察学校を、風間公親という特異な教官を、流れの本流に持ってきた物語。巡査としての公務員・社会人の立場、学校で教えられる学生としての立場が、じわじわと彼らを締め上げながら、警察組織のあり方を叩き込まれていく。映像もいいが、物語で読むのも、よい。
電子書籍
警察学校
2021/02/11 19:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当にこんな感じなんでしょうか……。なんか……閉塞的だし、保守的だし……。私的には、後のお話は、納得行くのですが、始めのお話は……。まぁこれは、読み手によりけりでしょうけど……。
電子書籍
あ
2021/01/08 21:15
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とまと - この投稿者のレビュー一覧を見る
2作入ってた。
教場買ってもいいかも。
波はここをオチとするなら拍子抜けでいらなくなってしまった。しかも教場2にはいってるのかな???よくわからなかった。
買いたくなったら★5
電子書籍
怖い!
2020/08/28 12:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
淡々と進んでいく物語の中にひやっとする冷酷さがある。終始怖さはあるものの、その根の部分には思いやりが感じられた。恐ろしい気もするが、こんな上司の下で働いたらさぞ緊張感のある職場になる事でしょう。
電子書籍
短編ミステリーの新名手登場
2020/08/26 16:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る
本著者の他の短編集には、『傍聞き』や『陽だまりの偽り』など、もっとすごいのがある。
しかし、本書は、連絡短編スタイルにしたところが大きなポイントである。
これは受けるだろう。キムタクでドラマ化もされたことから考えれば、かなり売れたのだろう。
連続する短編がつながりを持っているのは注目できるところである。
やや暗いのは難点だが、映像化作品は、その暗さも気にならなかった。
将来有望という感じだ。
果たして長編はどうなのだろう。
紙の本
私が思っていたものとは違った警察小説
2020/03/24 11:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:choffy - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビでこの小説を元に構成された木村拓哉扮する風間教官のドラマを見てから小説を読んだので、小説を読み進めながら、頭の中では木村拓哉扮する風間教官がちらついていました。現実の警察学校ではこんなことが実際にあるのだろうか、と驚きながらも風間教官の厳しいようで実はしっかりと生徒一人ひとりに向き合って、警察官として生きていく指針のようなものを本人に考えさせながら与えていくというやり方に単に警察小説に終わらない人生を考えさせる小説でした。
紙の本
今まで読んだ警察小説の中で一番面白い
2020/02/13 23:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
これだ、求めていた小説――警察小説は今までにも読んだことがあったが、多くは刑事の物語である。それに対し教場は雛鳥の物語。警察官を志し、警察学校に入校した彼らを待ち受けているのは白髪の教官・風間公親。神出鬼没の風間教官と相対する学生の緊張感がピリピリと伝わってくる。最初はこの教官のことをただの冷徹な人と思うかもしれない。しかし章を重ねるごとに、風間教官の人間性に――思慮深さや時折見せる微笑みに――惹かれていくだろう。誰よりも雛鳥の巣立ちを楽しみにしている。そんな印象を受けた。夜中に読むと寝れなくなる小説。
紙の本
ドキュメントとしての小説
2020/02/01 19:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
長岡弘樹の描く教室ドラマである。教室と言っても少年少女ではなく、職業訓練学校ともいえる警察学校での話である。大昔、大学で履修した教育工学という分野で、教授が盛んに企業における人材教育を強調していたのを思い出した。これは現在でも同じはずである。
主人公は警察学校の教官である風間である。その風間を中心として、いくつかの章に分かれている。対象となる研修生はその都度異なるが、後の章で再登場することもある。本書を読むと警察学校で半年や1年の長い期間にどのような内容を学ぶのかがよく理解できる。また、術科と呼ばれる実技として何を習得させるかが分かるのである。
もう一つはこの警察学校が一種の篩としての役割を担っていることが分かる。この学校を無事に修了すると、研修生たちは直ちに現場に配属される。現場は交番が多い。交番は警察の最前線で、何か事件でも起きれば直ちに現場の確認に出動しなければならない。その際、相手が武器を持っていればそれに立ち向かわなければならないわけである。
したがって、何が起きても現実に立ち向かう気概と実力が必要とされる。銃器の取り扱いもその中に含まれている。というわけで本書には私には初めて知ることが結構多かった。読書という趣味からいうと、しかしながら、小説と言うよりはドキュメントを見ているような気がする。たしかに、スタイルは小説風であるが、レポートに近いものがある。
したがって、小説のストーリーが面白いというよりは現実の姿を描いているということで、警察官の育成方法の一部を知ることができたということである。本書は現在、本屋に行けば平場に山積みにされている。ドラマ化のせいかもしれない。さらに、続編が2冊も発刊されている。話題性は十分にあるのだが、それほど引き付けるものはないのがエンターテイメント小説としての評価ではないか。
紙の本
警察学校でなくても
2019/07/27 15:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
特に感動も何もない。警察学校でなくてもよいのではないか。
電子書籍
教場
2019/06/07 16:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アップルかず - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに読みたい、と思える本に
出会えた、かも!
紙の本
よく出来た小説だけど、なんか嫌だった
2018/08/14 17:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
6話からなる連作短編集。
よく出来ていると思いました。
フィクションと当然分かってはいますが、
こんな教えを受けた人間が警察官として権力を振るうのを犯罪者だけに限定してくれれば良いけれど、
一般市民にも往々にして振るうような気がしてしかたなかったです。
軍隊式というか運動部的というか、
単純にパワハラや暴力でしかないものを厳しい過酷な訓練のうちであり、
それを通して人が成長して行くみたいに
肯定的に描いているのが気持ち悪かったなぁ。
小説としてよく出来ているけれども
私の中の本能的な部分で嫌悪感を催すものがありました。
紙の本
ほんとはこんなことないですよね?
2018/05/31 19:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
長岡弘樹『教場』は、警察学校が舞台の連作短篇小説です。
社会の治安を守るために働く人たちだから、厳しさが必要なのはわかるけど、これを教育というのは、なんだかなあ……と思いました。
警察小説というと上下関係の厳しい、醜い人間性が露呈している有様が描かれることが多いのですが、これもそうでした。
とてもリアルなんですが、これはあくまでもフィクションで、ほんとはこんなことないですよね? ね、ね?
紙の本
警察学校での過酷な訓練と鋭い目をもった教官を描いた会心作です
2017/10/29 19:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、長岡弘樹氏による警察小説の傑作です。「ミステリーベスト10」の国内部門第一位に選ばれるだけでなく、本屋大賞にもノミネートされた作品です。内容は、半年に及ぶ警察学校での過酷な訓練とそれに耐え抜く候補生たちの毎日の生活はもちろん、そこで教育指導を務める鋭い目をもった教官たちの指導ぶりが克明に綴られ、その中で成長していく候補生たちを描いたものです。毎日の過酷な訓練には驚かされますが、加えて、候補生たちのもつお互いに対抗意識、人を蹴落としてでも自分だけ這い上がろうとする感情には圧倒されるものがあります。
紙の本
連作短編小説
2016/12/07 08:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らぁゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。
大きい事件が起こるのではなく、連作短編のように物語は進んでいく。
伏線があちこちにあり、それぞれの編の最後にきれいに回収される。
またそれぞれの編もつながっており、前半で指導された生徒の成長した姿を後半でみることができたり、前半で成長した生徒がその後に出てくる生徒に影響を与えたりと、一つの物語としても十分楽しめる。
なんとなくページをめくってしまい気づけば止まらなくなってしまう不思議な1冊だった。