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11ぴきのねこ みんなのレビュー
- 馬場 のぼる (著)
- 税込価格:1,320円(12pt)
- 出版社:こぐま社
- 発売日:1978/01/01
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紙の本
冒険して笑ってお腹いっぱい
2001/03/16 16:43
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投稿者:ten - この投稿者のレビュー一覧を見る
11匹ののらねこは、いつもお腹を空かせていました。ある日、ずっとむこうの湖に大きな魚がいることを聞き、ねこたちは出かけます。湖で怪物のような魚をみつけ、ねこたちは格闘します。そのようすがとても愉快です。
お話しの最後は、笑いとともに満足感いっぱい。
おもしろいから好きになる。そして、シリーズを読みあさる。11ぴきのねこたちは、子どもと本の距離を、ぐーんと近くしてくれます。
紙の本
自分が子どもの頃に読んだえほんです。
2023/01/22 16:28
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が子どもの頃に読んだえほんです。
最後にさかなの骨だけになった姿の、なんともシュールなこと。
大人にも通用するえほんです。
紙の本
子供が好きな本です
2018/10/29 08:42
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投稿者:チャマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃読んでいた本です。
お腹を空かせた11匹のねこが、大きなお魚を捕まえに旅するお話です。やっと大きな魚を捕まえることができ、持ち帰ってから食べようと思ったのに、待ちきれずに食べてしまうところが娘のお気に入りです。
紙の本
永遠の名作。
2018/05/04 08:22
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもの時、近所の図書館でボロボロになっているのを発見。
何度も読み返し、大人になってからは子どもたちにも読んでやり……。
ラストに思わずにやにやしちゃう一冊。
電子書籍にはありえない、子どもが手に取ってめくって、楽しむという読書の原始体験を形作る一冊だと思う。
紙の本
ほのぼの
2004/10/16 23:31
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投稿者:Edamame - この投稿者のレビュー一覧を見る
一匹の魚が道ばたに落ちている場面から始まるこのお話。それを見つけた11匹のねこが仲良く11等分したもののあまりに量が少なく、もっと大きい魚が食べたいと思い始めます。そのとき、じいさんねこからひろい湖には、大きなお魚がいると聞きます。その魚を求めて11匹の猫たちは、旅に出て行きます。
この11匹のねこは、みんな仲良しです。小さな1匹の魚でも均等に分けようとします。しかし反面、大きな魚をたくさん食べたいという思いも強く、「みんなでたくさん食べることができるように」物事を考えています。本当だったら、一人占めしたいはずなのにそれを押さえる猫の姿に愛らしさを覚えました。
この初版は、非常に古く、発刊されてから30年近くたちます。絵も何となく昔ながらの絵なのですが、これがまたいい味を出しています。シンプルさが、登場人物を際立たせているようにも感じます。昔の絵本という懐かしさが物語にマッチして読んだ後、小さい頃に戻ったような気がしました。自分の子ども時代に還れるような絵本って貴重ですよね。
紙の本
おなじみシリーズ1作目
2001/11/10 15:05
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投稿者:いーぼしなぎさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
おなじみの11ぴきのねこシリーズの1作目。
どんなシリーズでもまず1作目があって、そのあと続編が出るものです。人気シリーズになるのがわかる作品です。本当にねこたちが楽しいんですよね。うちの息子はコレを読んだあとで、次々と続編をねだってきました。
このシリーズはどれもカラフルな絵柄なのですが、この作品は他の作品に比べると色合いがシンプル。でも、決して見劣りするという意味ではありません。この色使いが、また良いのです。それと、次作以降も続く独特の語り口が一番調子良く出ているのは、やはりこの作品だと思います。読み聞かせが楽しい本でもあります。
紙の本
漫画チックな面白絵本
2022/07/30 23:15
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投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
11ぴきのねこシリーズの1冊目です
11ぴきのねこはそれぞれによく似た風貌ですが
中に一匹だけ目立つねこがいます
「とらねこ大将」です
とらねこ大将とねこたちの奮闘を面白く描きます
表紙も良いので広げて裏表紙ともども忘れずにチェックして下さいね
紙の本
なぜだか子どもに受ける
2022/05/11 17:56
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
「11ぴきのねこ」に登場するねこたちは、見た目がすごくかわいいというわけではなく、性格がすごくいいというわけでもない。ストーリーにも大きな起伏はない。その飾らなさがいいのか、子どもたちに大人気だ。迷ったらこの一冊。
紙の本
11ぴきのねこ
2021/11/13 09:41
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投稿者:まんまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
名作です。11ぴきのねこが大きな魚を探しに旅に出掛けます。最後のおちは11ぴきらしいなあと思いつつ、パンチが効いてます!
紙の本
ねこ
2020/11/17 20:04
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投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ねこの絵本は数えられないくらいあると思います。その中でもねこが楽しく活躍するという点では、何よりもこの本をお薦めします。
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癒される
2019/05/21 12:26
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投稿者:へもへももへじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近新しくはじまったドラマの展開がイマイチだとか、バラエティー番組外れだなとか、そんな期待はずれ感を味合うことはない。名もない11ぴきのねこに癒され、冒険が終わり読み終わった頃にはねことおなじ顔してニンマリ。
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とぼけたねこがかわいい
2016/06/24 21:01
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投稿者:楽しい家庭菜園♪ - この投稿者のレビュー一覧を見る
おなかをすかせた11ぴきのねこたち。
ある日、山の向こうの湖に大きな魚がいると聞いて、
みんなで捕まえに出かけます。
この魚がほんとにでかくて手ごわくて、
ちょっとした冒険が楽しめます。
みんなに自慢しようと食べないで持ち帰ることにしますが、
真っ暗な夜にこっそり食べてしまうあたりはお約束。
でも全員がおなかいっぱいになってよかった。
うちの子には、骨になってしまったオチよりも、
魚を捕まえるところが面白かったようです。
とぼけたねこのデザインもいいですね。
紙の本
可愛い
2016/02/16 22:09
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投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とっても可愛いにゃんこ達がワイワイわちゃわちゃととても楽しそう。
ネコって単独行動をするイメージがありますがみんな仲良しでいいです。
紙の本
おなかがぺこぺこな11ぴきののらねこたちが大きな怪物魚を捕まえに。奮闘ぶりがみものです。色使いも素敵!
2007/02/19 15:24
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうたのーと - この投稿者のレビュー一覧を見る
5歳になった二男の目下いちばんのお気に入りはこの絵本。
保育園でクリスマス会の劇で11ぴきのねこならぬ「5ひきのねこ」(人数の関係で)を発表、二男は「ねこじいさん」役で熱演したのです。
それをきっかけに絵本にも夢中になっています。
ねこたちがうれしそうな表情で空を見上げています。
あれ、11ぴきのねこなのに10ぴきしかいない…
裏返すと、いました、いました。草の上にねそべっています。これがとらねこたいしょうです。
夕焼け雲は、よく見るとさかなみたい!?ねこたちの顔にも納得です。
11ぴきののらねこは、いつもおなかがぺこぺこ。
おちているさかなをみつけ、とらねこたいしょうがちいさなさかなをこまかくわけて…
ねこたちはそれぞれいろんなこと言っています。
「まんなかが おいしそうだな」
「あたまのほうが おおきいぞ」
「しっぽは いやだよ」
我が家の3兄弟も、「口はいやだなぁ」「しっぽ、食べられないよ」「ここがいいよ」なんて言っていました。
じいさんねこから、広い広い湖にかいぶつみたいな大きなさかながすんでると聞いたねこたち、さっそく出かけます。だって、はらぺこなねこたちにとって夢のような話じゃありませんか!
「どんなおおきな かいぶつだって、みんなで ちからをあわせれば、つかまえられるよ、ぜったいに。」
ねこの淡い紫色、淡いオレンジの夕焼け雲、いかだ、深緑色の湖、黄緑色の島、ほかにピンクや黄色の色使いが素敵です。
それぞれのページに変化があり、効果的に使われています。
大きなさかながついに現れて、つかまえようとねこたちは大奮闘!
「ニャゴー ニャゴ ニャゴ ゴロニャーン」
「グワアーッ」
この場面は見ものですよ〜!迫力満点です。
「フワーン」
ねこたはまるで歯が立たず…
だけど、知恵をしぼり、力をあわせて最後にはつかまえます。
「はやくかえってみんなに みせてやろう」
「それまでは ぜったいに たべないこと」
「さんせーい」
だけどね、真っ暗闇になった夜が明けると…
さかなの姿は!
ねこたちのおなかときたら!
笑ってしまいます。
食べずにがまんなんて、そりゃ、無理でしょう。いつもおなかがぺこぺこなんだもの。
一応、立派なことは言ってみるものの、やっぱり本能のままに行動しちゃう。
それは子どもそのもの。いやいや、おとなだってやりますよ。おもわず苦笑してしまいます。
この絵本は1967年発行。わたしも小学生の頃、友だちのうちで読んだおぼえがあります。
さかなの最期の姿とねこたちの姿にしみじみとおもしろい…と思ったのです。
ねこたちの活躍はシリーズでたのしめます。
二男をはじめ、みんなで(母のわたしも含めて)少しずつ読んでいるところです。
紙の本
ねんねこさんしゃれって歌えますか?
2012/05/17 19:54
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
馬場のぼるさんといえば、あののそっとした表情と優しそうな目、それにりっぱな髭を思い出します。
知らない人がいるかもしれませんが、手塚治虫さん福井英一さんとともに「児童漫画界の三羽ガラス」といわれたそうです。
ただ、漫画が週刊誌化され、より過激になることで、馬場さんののんびりした漫画をあまり見かけなくなったような気がします。
それでも、馬場さんには、この『11ぴきのねこ』シリーズという、絵本の世界での代表作があります。この作品があるかぎり、馬場のぼるという漫画家は永遠に記憶されるでしょう。
まず、表紙からして、馬場さんのユーモアを感じます。
漫画的といえばいいでしょうか。ねこたちが見上げる雲の形が、彼らの大好物の魚の形をしています。でも、よくよく見ると、この表紙には10ぴきのねこしかいません。
あれ? もう1ぴきはどこにいるのでしょう? 大将格のとらねこは裏表紙でのんびりお昼寝です。なんともうらやましい。
さて、この11ぴきのねこたちは、おおきなおさかなが食べたい一心で、おおきなみずうみにでかけていきます。
そしてみつけたおおきなおさかなですが、これがめっぽう強くて、11ぴきでも歯がたちません。
このおおきなおさかなですが、図体はでかいのですが、「ねんねこさっしゃれ」という歌が大好きときています。
ちなみに、この「ねんねこさっしゃれ」というのは、中国地方の子守唄だそうですが、このおおきなおさかなが地方の子守唄が大好きというのも面白いですね。
そして、ようやくおおきなおさかなをつかまえたねこたちですが、自分たちの村までいかだでひいて帰ることになりました。
彼らが歌うのが、「たいりょうぶし」なのもしゃれています。
ここからがまたおもしろくって、ちょっとヘミングウェイの『老人と海』みたいな雰囲気もあるのですが、もちろん馬場さんのことですから、そういうわけにもいきません。
最後のページの11ぴきのねこをごらんになれば、もう叱っていいのか笑っていいのか困ってしまいます。
憎めないっていうのは、こういうのをいうのでしょうか。