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みんなのレビュー392件

みんなの評価4.1

評価内訳

383 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

今度は短編集

2022/01/04 20:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

1巻の長編が面白かったので手に取りました。短編集、とあったから、どうかな、と思ったのですが、なかなか……。一太郎、大活躍です……というか、動いているのは本人ではなく……。特に、最終話は、良かったです

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紙の本

力作だと思います。

2021/02/27 09:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

しゃばけシリーズの中でもとりわけ優れていると思いました。仁吉の恋物語やお兄さんが長崎屋に来る前の話が心に染みました。しゃばけシリーズは読んでいて眠くなるような昼下がりの雑談のような短編もありますが、この本は著者が力を込めて書きたいことを書いたのだろうなぁという感じがしました。

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紙の本

しゃばけシリーズ第二弾は、リキみが取れていい塩梅です。

2017/12/25 22:48

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

「しゃばけ」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し畠中さんの
デビュー作となった。「ぬしさまへ」は同じ設定のシリーズ第二弾。
珍しいことに、私はこちらの方がずっと面白いと感じた。

受賞第一作は、普通リキんで失敗する例が多いのに、面白くなる
場合もあるのだと驚いた。表紙の見返しの経歴を見ると、
かなり個性的な経験を積まれていることが分かる。
案外、その経験が糧になっているのかもしれない。

舞台は江戸風。わざと「風」なんて書いたのだが、時代小説ほど
凝ってはおらず、テレビで夕方八時の時代捕り物帖を見る
雰囲気といったところ。
大だなの若だんなと、それに付き添う妖怪たちの話だから、
ちょいと前の舞台の方が不自然さが減ると考えたのだろう、
そんな感じだ。

若だんなの一太郎は病弱で、いつも床に伏せている。
店の切り盛り役である手代(てだい)の仁吉と佐助が
いつも寄り添って盛りたてるが、この二人は大妖怪なのであった。

若だんなは一応、長崎屋の薬種問屋の主人という身分だが、
実のところ店は手代二人が廻してしまい手持ちぶさた。
それで少し体調が良くなると、近所に出かけては熱をだして
怒られる。そんな一太郎のところに岡っ引きの
日限(ひぎり)の親分が足しげく通ってくるのである。

親分は、一太郎の優しさと賢さに魅かれ、いつも事件の
切れはしを持ってくる。
一太郎はいつも床にいるから、さながら安楽椅子探偵。
仲間の妖怪たちが下調べをして、最後に大捕り物という
作りが基本だ。

「しゃばけ」が一つの長編で間延びしていたのに対し、
「ぬしさまへ」は六つの中編で小気味よい。

ご都合主義的なものも見え隠れするが、
私もほかの登場人物たちみたいに一太郎さんに魅かれてしまった。
体は弱いのに、何とか自立しようといつも懸命な姿は
とても好感が持てる。小説の作りよりもキャラクターの魅力に
引っ張り込まれた格好だ。
軽く、軽く楽しんでしまうシリーズとみた。

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紙の本

さらりと流し読みするのに最適な連作短編小説集。

2017/12/11 10:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

さらりと流し読みするのに最適な連作短編小説集。長崎屋の若旦那・一太郎の出生の秘密や、それに発する長崎屋の人々の秘密が見えてきたせいか、結構面白く読めるようになった。特に、後半の作品が如何にも妖の世界らしい摩訶不思議な展開で私は気に入った。人間とはかなりズレタ思考様式の妖たちとのやり取りが面白い。妖たちが、それぞれ独特な技能を持って活躍するともっと面白そう。

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紙の本

江戸情緒あふれる描写がいい

2017/08/13 18:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

「しゃばけ」シリーズの第2弾である。江戸戯作文学のような江戸情緒あふれる描写がいい。6作入っていてどれもいい作品である。どれもがミステリー仕立てで、小説を読む楽しさを満喫させてくれる。

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紙の本

ほのぼの

2017/02/09 16:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

しゃばけシリーズ第2弾。相変わらず、若だんなの一太郎は寝込みがち。栄吉の作った饅頭を食べて死んだ人が出たとか、兄の松之助が根付の青のビードロで、救われたとか、泣く布団とか、仁吉の恋、いつもうるさいぐらいの手代の二人をはじめとする妖したちが隠れてしまい、もう少し大人にならなくては、と若だんなが考えたり。話は徐々に成長しつつある若だんなと共に歩むのだなぁ・・・。とおばさんになった気分で読んだ。シリーズすべてをこなすには、のんびりゆっくりがいいのかも。

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紙の本

仁吉さんがすてき

2006/11/28 20:58

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:健坊 - この投稿者のレビュー一覧を見る

NHKFMで放送された「しゃばけ」のラジオドラマを聞いているうちに、無性に原作を読みたくなりました。「しゃばけ」と「ぬしさまへ」とどちらも買って読んだのですが、こちらに書評を入れているのは、仁吉さんの活躍する話があるからです。実はこのたびの放送は再放送で、最初の放送も聞いているのですが、その時は原作を読もうとまで思いませんでした。我ながらどういう心境の変化なんだか。
この「しゃばけ」シリーズの魅力は、どなたも言われるように若だんなの一太郎とまわりをかこむ妖たちのキャラクターと彼らの関係にあります。たぶん日本人は、あるいは少なくとも日本の女性は、一太郎と、手代で兄やの佐助と仁吉のようなキャラとその関係性は大好きですよね。源義経と弁慶たちとか、中国のものですが「西遊記」とか…。きれいでちょっとひよわなところもある、でも人とは違う能力がある高貴な主人と主人思いで強い家来という…。さらに、家来は主人以上に個性的で魅力的なキャラで、家来の方が活躍するようになったり…。
「しゃばけ」シリーズの主人公はもちろん若だんなで、彼が妖たちの協力を得て身の回りの事件を解決していくのですが、若だんなを守り、いつも若だんな第一に行動し、人間とは違う感覚を持っていて、とても強い佐助と仁吉の魅力も見逃せません。
「ぬしさまへ」のなかでは「仁吉の思い人」が、仁吉さんの活躍するちょっとせつない、いい話でした。
ほかの話も全体にほのぼの、ふんわりした雰囲気があって、いい感じです。
文庫でしか読んでいない中途半端なファンですが、「ねこのばば」も文庫化されたので楽しみです。
こっちもラジオドラマにしてくれないかな。

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紙の本

家鳴が可愛い

2006/10/15 23:31

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かさ - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編集なのでちょっと時間が空いたときにサクっと読めます。
病弱な主人公とそれを大事に守る手代が2人。
分かりやすい主従関係と「これこれ!!」と良い意味で予想できる展開。
読みながら1人にやにやしてきます。
後から知ったのですが著者の方が漫画家だったのも納得です。
推理物としてはちょっとインパクトが足りないかな!?と思いますが・・・・。
全体を通してあるほのぼのした雰囲気と個性豊かなキャラクターが可愛く楽しいです。
妖たちにももう少し活躍もさせて欲しいですが・・・続編にそういう話があるみたいなのでそれを期待です。
せっかくたくさん登場してきて毎回主人のために頑張って働く彼ら。
もう少し活躍して褒められる姿を見たいものです。

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2005/12/03 22:47

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2005/12/11 18:28

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2005/12/13 13:23

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2005/12/17 12:34

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2005/12/23 05:12

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2006/02/03 21:41

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2006/02/08 21:07

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