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紙の本
男には、母性ってないのだろうか。
2021/02/28 14:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あると思うんだけれど、母よりも自主的に体現しなければならないから難しいよね。清佳の名前を最後の最後で呼んでくれて、生きていてくれて読者の私たちが救われた。湊さんは分かりやすい家庭を取り上げているけれど、もっと分からないことはたくさんあるし、お手本が間違っていることだってあるんだから、全部いいんだよ。やり直せると思うよ。
紙の本
胸がギュッと
2020/11/08 19:28
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:rin - この投稿者のレビュー一覧を見る
「母性」文字だけでみれば温もりがあるように見えるけど現実的な感情を痛い程感じた作品でした。
人間関係の中で歪さというのはあると思います。それは親子の間でも例外ではないー。
切ない感情と最後まで何が真実なのか、グッと惹きつけられるストーリー展開で手を止められず一気に読みました。
紙の本
ちょっと難しいけど
2019/10/31 22:07
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:akb49484800 - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容は少し難しいけど、それなりに楽しめた。母性とは何なのか?親子とは、家族とは何なのかを考えさせられる、そんな小説だった。
紙の本
せつない
2019/04/12 22:15
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:骨なしチキン - この投稿者のレビュー一覧を見る
母子もの。娘のままでいたい母の、自分の娘に対する想いはあまりにも酷すぎます。そして、母の愛を求めるために娘が頑張っているのが切なくて苦しいです。私にも子供がいますが、自分も気をつけなければと思いました。子供は自分の分身では無くて、別の一人の人間なのだと。
紙の本
母娘のパラレル&スパイラル
2017/03/28 21:23
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投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり湊さんだわぁ…。数学で言うベクトルの「平行(パラレル)」でなく「ねじれ(スパイラル)」の関係だ…。どんなにに時間がたっても交点はない。
でも、人の生き方って直線じゃないんだよ、だからどこかで交点はあるんだ…。
そんな感じの母子(娘)関係。。。
紙の本
良くわからない話
2017/01/23 13:32
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投稿者:RASCAL - この投稿者のレビュー一覧を見る
うーん、ちょっと湊かなえさんらしくないような。義母の視点ってのがあったら、どうなるのでしょうね、この話。私は男なので、良くわからない話でした。子から見れば親は目標、越えていくべきもので、親から見た子は、そう簡単に越えさせないもの、そして越えられたら離れていくべきものと思っています。それって父性であって、母性はちょっと違うのかな。うーん、分からない。
紙の本
最初の4〜5ページで掴まれます
2016/09/30 21:08
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の4〜5ページでガッシと掴まれます。この書き出しの見事さは湊かなえ氏の作品に共通するものだと思います。
それにしても男の存在感のなさというか、無意味さ。
料理に添えられたパセリか と思うしかない扱いです(笑)
これを読んだ男である私などは「どうすりゃいいの?」と途方に暮れるしかない状態です。
最後まで読み終えた今でも、この作品がハッピーエンドなのか?そうではないのかさえ判断がつきません。
母性は体の経験ではなく頭の中での理解としてしか、親になれない男には永遠に辿り着けない性根だと思いました。
紙の本
これぞ湊作品!?
2016/02/08 12:54
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投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わって。。。
さすが湊作品 さっぱりわからん!!
ところで手記じゃない地分に出てくる女教師ってなんだったの?
そう思いながら最初のページに戻って衝撃(@_@)
そうか、そういう事でしたか^^;
見事にさっくり騙されました。 あっぱれ!!
紙の本
普通
2016/01/26 14:36
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投稿者:すもも - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店でイチオシになっていたので購入。読み終わって特に心に残るような点もなく、だからと言ってつまらない訳でもなく、普通でした。
紙の本
ぞくぞくする
2016/01/21 06:39
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投稿者:しゅーくりーむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初心地よいぞくぞくを感じ読み進めていく。
だんだんページが進むにつれ、話の核心的なところがだんだんみえてくる。
紙の本
重い、、、。
2015/10/01 22:03
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投稿者:Shinano - この投稿者のレビュー一覧を見る
好みの問題だと思いますが、私は好きではなかったです。おそらく私の母親がこの本に出てくる母親ほどひどくなかったにしても、似ている部分があるため、読んでいて重くなりました。同時期で文庫が発売だった「サファイア」はおもしろかったです。わたしはそちらのほうをおすすめしますが、、、。
紙の本
子どもでいたい女性が母親になったところから起きる悲劇。
2015/09/22 20:13
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の女性は「母性がない」のではなく、「母性はあったかもしれない、でもそれ以上に子どもでいたい気持ち、母親に依存する気持ちが強い」性質を持っているのだと思う。だから、自分の子どもへは本当の愛情も興味も寄せられない。
今の世の中(に限らないのかもしれないが)、こういうケースはけっこうあるのだろう。それをえぐり取るように深く描いているという意味では、非常にうまい。相変わらず、読んでいる最中に砂を噛むような厭な気分になるというマイナス面はあるが、これは湊作品を読む時には覚悟しなければならないことなので驚きはしない。
ただ、あまりにもドラマティックにすぎる演出が途中にあるのは(メロドラマ的といってもいい)、いきすぎかなあと思う。章ごとに添えられる詩のようなものも、思い入れが強すぎて浮いているのでないか。
紙の本
母性
2015/08/24 18:56
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投稿者:ko - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく母親の周りが全員酷い。とてもいらいらします。ですが、この母親も酷い。自分の娘より、自分の母親を火事から救おうとするのだから。
最後のシーンで、母親を嫌いになります。引き込まれる話でした。
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今まで感じたことのない恐怖
2015/08/21 10:24
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投稿者:おかゆひめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
サスペンスが好きで今までにもそれなりに読んできたけれど、この小説はとても怖かったです。家族といえども様々な感情を抱くものなのだと実感しました。