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紙の本
所持してるのが怖く感じるホラー
2021/01/23 23:46
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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラー作家の主人公の元に届いた読者からの住居の異変に関する手紙が発端で繰り広げられるモキュメンタリー。絶叫するような怖さではなく、周囲を確認したくなったり、何となく身体の内側が落ち着かなくなるような不気味さに襲われる作品。ホラーが好きな方も取扱注意
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もうこの作品を読んでしまっては中古の物件には住めない
2019/06/29 22:22
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔、実家で獣のような言葉で話す何者からにのしかかられたり、そこにはないはずのカーテンが揺れてるところが見えたり、全然見たこともない幼稚園児くらいの姉弟に蒲団の周りを走り回られ金縛りにあったことがある。今では、あれは夢だったんだろうなと気分の中では完結している話なのだが、この本を読んでしまうと本当にあれは夢だったのだろうか、現実に霊を見てしまったのではないかという気がしてくる。確かに中古のアパート、マンションに住むとなると前の住人、前の前の住人、そのまた前の住人がどんな人だったのか、そこで死んでしまったり(まさか自殺や殺人事件)していないだろうかというのは気になるところだ、もうこの作品を読んでしまっては中古の物件には住めない
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じわじわくる怖さ?
2017/09/02 20:08
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
怖いものが読みたいっ!と思っていると、偶然にも朝日新聞の書評欄で『この本を読めば暑い夏も吹き飛ぶくらい怖い』的な紹介がされていたのをきっかけに読みました。とあるマンションの一室での怪異現象を機にその原因を過去に遡っていきながら、ルポ形式で解き明かしていくというストーリー。期待値が高かったので、だんだん怖くなるかと思って読み進めても、結局、ずっと同じペースで、今一盛り上がりに欠けた感があり、ちょっと肩透かしでした(><)
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「小説」と感じられない怖さ
2016/02/23 08:51
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投稿者:くろべえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「小説」という現実世界とは別のもの、という考えが崩されるのがこの小説の怖さだと思う。恐怖を感じる描写はごくわずか、それでも怖いと思うのは、この小説が「小説なんだ」と感じられないから。自分があたかも読むこと、知ることによって関係してしまったかのような感覚にさせられます。それが怖い。
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どこまでが創作かという気に
2015/10/31 12:16
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投稿者:swing29 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小野不由美自身と思わせる語り手が、読者から来た手紙がきっかけで、怪奇な事件に巻き込まれて行く。
冒頭からの読者とのやりとりがリアルで、実際にこれに類した出来事があったんじゃないか、という気にさせられてしまう。
ほとんどは創作なのだろうが、ディテールの書き込みが妙に現実的なので、もしかしたらと思わされる。
これから公開される映画版では、その辺の細かいリアリティがどう描かれているかが勝負になるだろう。
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怖かった
2015/10/13 17:48
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投稿者:マヨネーズ子羊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
怖かった。
読んでいる最中、何度も背中がゾワゾワした。後ろに誰か知らない人が立っているような気がして、振り返るのが怖かった。
恐怖感を味わいたい方には、最適の小説だと思います。
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ひたひたと来るもの
2015/09/30 08:12
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投稿者:バジルトウフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わって、「え?」めっちゃ期待してましたのに怖くなかったんです。しかし後から来ました。ノンフィクションのようで淡々とした運びが、より一層恐怖をひたひたと運びます。時間を超え、場所を変える連鎖に浸ってください。映像化も楽しみです。
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妙に現実味があって怖い小説
2022/08/20 09:35
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラー小説を書く小説家の元に、ライターをしている女性から持ち込まれた怪談話。マンションに引っ越したら畳の上を擦るような音がするということで、ご近所に聞いたり昔の新聞を調べたりして原因を調べていく話。マンションの部屋が原因でなく、土地自体が問題だと突き止めていく展開が面白かったです。『月の影 影の海』よりずっと読みやすかったです。
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んー?
2021/06/23 05:06
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
恐い、というより気味の悪いお話でした。
自分の住んでる所は大丈夫かな、引っ越しの時には気を付けなきゃとか考えたけど、こんなに些細なことでも残穢とかが影響してくるなら、がんばっても無駄なのかなと思ってしまう。
人の犯した罪や死は、本当にただそれだけで完結しているのか?続いているのではないか?
じわじわくる一冊。
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うーん
2017/12/26 23:22
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投稿者:うたこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
怖い本が読みたくて購入。
前評判で怖い怖いと聞き過ぎていたせいなのか、意外と怖くなく拍子抜けした感じでした。
確かに精神的に気持ち悪く感じる内容ではありますが、私の求めていたホラーではありませんでした。
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残穢
2016/02/13 12:55
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投稿者:ぴこいぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
フィクションと分かっていても、現実に起こったことではないかとさえ思ってしまう、そんなホラー小説でした。読み終わった後でじわり、じわりと恐ろしさを感じさせられます。
どうしてそのような奇怪な現象が起こるのかを解き明かす過程を早く知りたくて、途中飛ばし読みをしてしまったのですが、飛ばした細部を読みなおすことが躊躇われていますし、「この本を手元に置いておくことすら怖い」という唯川恵さんのコメントに共感しています。
映画化されるようですが、とても怖くて観られそうにありません・・・
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心の弱さと怖さ
2016/01/19 18:44
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投稿者:せーとー - この投稿者のレビュー一覧を見る
はっきりと見えるものは出てこないけど、はっきりと見えないからこその恐怖。
気のせい、と言われればそれだけとも思える出来事。
だけどそれを掘り下げていくと、思いもよらぬ因縁が。
ストーリーの中で、少しずつ明らかになっていく過去。
因果関係はわからない。そもそも恐怖そのものが自分の気持ちの問題かもしれない。
でも繋げて考えてしまわずにはいられない。
人は何かを見て怯えることもあるけど、自分の中で作り出した何かを感じて怯えることもある。
そんな人の心の弱さを、虚実が交錯するような物語で描いた作品です。
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残穢
2016/01/17 14:54
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投稿者:アトム - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は退屈だが、だんだん引き込まれる。穢れが残るということはあるのかもしれない。
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苦手な部類
2018/10/31 18:41
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投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る
新潮文庫の人気ランキングで出ていたので購入し読んでみたが、どうにか読み終わってもういっぱい・・・という印象だった。自分でもよく途中で投げ出さず読みきったなあと。
設定など面白いのかもしれないが、自分には苦手な部類だった。
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うーん…
2016/01/26 14:38
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投稿者:すもも - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画が公開されるために読んでみましたが、話が頭に入ってこなかった。いろんな家族が出てくるので頭がこんがらがりました(苦笑)