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言ってはいけない 残酷すぎる真実 みんなのレビュー

  • 橘 玲 (著)
  • 税込価格:9248pt
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:2016/04/18
  • 発送可能日:購入できません

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みんなのレビュー397件

みんなの評価3.6

評価内訳

382 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

読んではいけない

2016/05/23 23:36

20人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:朝に道を聞かば夕に死すとも。かなり。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

いわゆる極論、不愉快な真実とかが書いています。もともと近著『「読まなくてもいい本」の読書案内』のスピンオフでして、その近著をラフにまとめると「知のパラダイム転換が起こっていて、自然科学と人文諸科学は統合され、旧来の心理学や政治学なんかは、心理学が進化心理学になったように知の統合が起こっており、若い人はそのパラダイムに乗り遅れちゃいけないよ。」です。

新書に書いていることを一部抜粋するとですね、

安静時心拍数が低い人の反社会的行動の率は高い。東アジアの人は不安感が強い遺伝子傾向があるから高い知能を渇望し、国際比較での試験結果がいい。幅広の顔の人はテストステロン(男性ホルモン)濃度が高いため攻撃的、親の教育よりも子どもの友だちの影響の方が強い、などなど。

この新書のみ読むと還元主義のインパクトのある部分のみが読後感に残ってしまいますが、不都合な事実があるけどそれを認識した上で効率的で衡平で少しでも合理的な世の中にしていけたら、という筆者の思いがあります。(これも近著に書いています)

恐らくこうした還元主義に反発を覚えるのは「人間の能力は後天的に決まる、特に教育とか」と考える人のフェアネスを瓦解されるからです。反面、還元主義のピットフォールは「努力しなくてもいいじゃん。遺伝子の問題じゃん」ですが、遺伝は半分、教育は半分くらいの認識なら、知識偏重社会で人間が集団形成している幻想にある程度の距離感が保たれると思います。

プロテスタント労働倫理による個人の努力によって、行動主義で自分は変わる。けど「限界ある」のを私たちは薄々知っています。口には出さないけど。アメリカは行動主義が大好きですので、つい私たちも「そうなのかな?」と思っているので、ここの価値に軸足を置く人は不愉快な思いが募るかもしれません。筆者は最後にこう述べます。

「ちなみに私は、不愉快なものにこそ語るべき価値があると考えている。きれいごとをいうひとは、いくらでもいるのだから。」

好みの分かれる本ですが、背景にある筆者の熱意は本物です。

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紙の本

不愉快なことに真実があるのかも

2016/05/30 19:37

12人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰も不快にしない表現の自由は自由とは言わない。不愉快なものこそ語るべき価値があると著者はいう。努力は遺伝に勝てない。「見た目」で人生は決まる。子育てや教育は子どもの成長に関係ない。なんという残酷な事実だろう。最終章で、ハリスの集団社会化論を紹介しているが、子供の人格は、遺伝的な要素を土台にして、友達関係の中で作られていく。子どもはなぜ親の言うことを聞かないかといえば、ヒトは社会的な動物で、集団から排除されれば一人で生きていけず、アイデンティティというのは集団・共同体への帰属意識のことだから。親は無力だというのではなく、親が与える環境(友達関係)が子供の人生に決定的な影響を及ぼす。幾度が驚きながら、しかし納得した。

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紙の本

世の中嘘つきばかり

2018/07/15 15:06

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

みんな知っているけど,それを元に世の中は動いているのだけれども,そして自分も露骨に差別しているのだけれども,たまに正直者が口に出してしまうと,寄ってたかって嬉々としてバッシングする。それが胡散臭いリベラルが支配する今日の世界ですね。本書に書いてあることは特に目新しいわけではありません。だって親がバカなら子供もバカでしょう。稀にトンビが鷹を生むから小説になったり映画になったりするんですよ。リベラルを自称する奴に限って差別主義者であることが多い。だって現代日本語でリベラリストとはライヤーと同義語だから。
著者は,そのような嘘を丁寧に統計データを使って解き明かしてくれます。ずいぶんと親切な人だ。

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紙の本

これが世の中の真実だったのか?

2016/08/17 14:35

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:森のくまさんか? - この投稿者のレビュー一覧を見る

世の中の不条理な仕組みについて

なんとなく 本書で理解できました。

さまざまな差別や偏見などの発生する訳が

本書で分かったような気がします。

ちょっぴり怖い気もしました。

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紙の本

でも知りたい現実

2017/03/24 21:55

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:セーヌ右岸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

マスコミに溢れる「きれいごと」ではなく、「不愉快なものにこそ語るべき価値がある」という筆者の考えが、エビデンスをそろえた上で、これでもかと精緻に本書を書かしめたのだと思う。知能や才能の遺伝率、性格、障害、犯罪の遺伝率はどの程度で、社会や家庭環境でどの程度変えることが出来るのか等の真実は当然知りたい問題である。しかし、美貌格差や性に係わる現実は触れられたくない問題かもしれないが、それを堂々と説明している。やはり手に取らざるを得ない書である。

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電子書籍

まあ確かに、、、

2016/06/07 16:53

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポント - この投稿者のレビュー一覧を見る

確かにそのとおりなのかなって内容でした。親の思うようには子供はなかなか育たないというのは痛感してますが、自然なことなんだと説かれると、なるほど自分自身と親の関係を考えてもそうだったのかもと感じました。子育てでトホホとなってる時に読むと励みになる気がします。

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紙の本

やはり…という思い

2021/12/29 07:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る

前々からもしかしてそうかな…とうっすら思っていたことが、やはりそうだったんだと腑に落ちました。不愉快な事実かもしれないけれど、それを認めた上で有効な対策を行う方が、見て見ぬふりをするよりもずっといいと思います。

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電子書籍

まあよくここまで書いたものだ

2018/10/29 22:19

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ライサ - この投稿者のレビュー一覧を見る

そりゃあ低評価レビューも多くなりまさぁ
日本のマスコミなどと違い「不都合な真実」をかなり書いているのだから
想像以上に遺伝の影響は大きいのだな
子育てをして子供の性格に遺伝以外に影響を与えられる親もほとんどいない事実
とにかく刺激満載の一冊で自分は楽しめた
しかし多くの日本人は曖昧さや夢が好きだからこの本は受け入れられないだろうなとも

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2016/04/17 14:01

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2016/04/23 21:33

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2016/06/17 10:03

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2019/02/28 16:55

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2017/02/11 19:16

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2016/04/25 08:11

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2016/05/04 14:47

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