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ある男 みんなのレビュー

第70回読売文学賞小説賞 受賞作品

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みんなのレビュー459件

みんなの評価3.9

評価内訳

449 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

思わぬ方向へ

2020/12/10 12:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

愛したはずの夫は別人だった。死後に別人と判明した男の調査依頼を受けた弁護士が、過去や出自に闇を抱き葛藤する者達と愛についてを哲学的に問うミステリー

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紙の本

一生ものの問いかけをくれた本。

2020/09/04 12:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:梨桜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

人は何をもって人を愛するのか。語られた過去が全て偽りでも、愛は続くのか?

作品の大きなテーマである問いへの答えが自分の中では出ず、ずっと考えている。
私は何をもって、人を見ているのか。
大事にしたい人の顔つき、話し方、雰囲気。
そんな小さなものを重ねて関係を構築している今。
日々積もり、更新されていく今も、過去になっていく。
それでも、残るもの。関係を続けたいと思う軸になるものは何だろう。
何を軸に繋がっていくか、柔軟に見極めていきたい。

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紙の本

生き直し

2020/05/29 17:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る

別人として生きる決意をするほどに
家族に追い詰められた二人。
望んで逃げた人より、
逃げざるを得なかった人の方が
幸せになれたのは、
生き直す覚悟の違いかと思うと悲しい。

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紙の本

もうここにいない「ある男」をめぐって

2019/12/08 04:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あられ - この投稿者のレビュー一覧を見る

もうここにいない「ある男」をめぐって、もうここにいないはずの「ある男」を探す「ある男」の話。表紙に使われているアントニー・ゴームリーの彫刻作品のポーズに最初は目が行きますが、読み終わったあとはこの「人体」(のようなもの)を構成しているひとつひとつの要素に目が行きます。

いろいろな意味で上品で、センスのよい小説だと思います。するっと読めてしまう。でも読み終わったあと、何日かは、どことなくぬるっとしてしまう。車や原付の免許を持っておらず、「写真付き身分証明書」が要求されるからオールナイトのイベントに行かなくなってしまった自分は、もしこの小説に出てくる小見浦のような人物と遭遇したら、どうするだろう?

「自分」を構成しているのは、いったい何なのだろう? 氏名に住所に生年月日、この顔にこの身体に、これまでの経験。そのどれが、他の何かに置換可能なのだろうと考えたとき、最後まで置換可能だとは思わないのが顔や身体ではないか? でも実は……?

そういう裂け目のようなものを意識させてくれる小説です。

気になるのは、女性たちが男性たちに比べて一面的かな……でもタイトルが「ある男」なので、女性を類型的に描いているのは意図的なことかもしれません。

ウェブでも全編が読めるようですが、本(紙でも電子でも)で読んだ方が読みやすいです。

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紙の本

ある男

2019/04/30 10:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

過去をどうしても消したくて他人の戸籍と交換し、その後の人生を他人として生きていくという、ありそうでないだろうなという設定で話は進んでいく。別の人間として、もう一度生き直すことができれば、幸せになれるのか?考えさせられました。

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紙の本

IDをやたら求められる現代、私たちのアイデンティティーとは何か

2019/04/09 18:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:juzen - この投稿者のレビュー一覧を見る

一見、ミステリー小説かと思われるタイトルでしたが、限られた登場人物と物語の構成は前作「マチネの終わりに」と同様に丁寧に描かれています。過去をどうしても消したくて他人の戸籍と交換し、その後の人生を他人として生きていくという、一見、荒唐無稽な物語のように見えます。しかし、私自身も過去に弁護士に相談を持ちかけた際に「世の中に戸籍の売買なんて結構ありますよ」と聞かされて驚いたことがあります。この小説には『「別の人間として過去をもう一度生き直す」ことができれば、その人は幸せになれるのか?』というテーマがあると思います。私たちはこれまでは「過去は変えられないが、未来は変えられる」と教えられてきました。これは偶然なのか、作家自身のテーマなのか、はたまた私の読みが浅いせいなのか分かりませんが、前作「マチネの終わりに」で挙げられていた「過去は変えられるのか?」というテーマに共通する作者の意図が私には重なって見えたような気がしました
。もう一つ、両作品とも短い断り書きといった体の「序文」が付いていますが、両作品ともこれが何故必要なのか?と素人目には思ったりしたところです。私はこの2作品しか読んでいませんが、2作品に共通してラストの描写は優しさに溢れていました。

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2018/10/13 17:44

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2018/11/21 18:14

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2018/09/30 12:39

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2018/09/30 17:16

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2018/10/28 01:14

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2019/02/12 00:29

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2018/12/05 01:06

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2018/10/04 21:18

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2018/10/04 22:13

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