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tomoakiさんのレビュー一覧

投稿者:tomoaki

117 件中 1 件~ 15 件を表示

自分にも、子どもへの接し方にも

12人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

GRIT=やりぬく力、という言葉や概念はこの本で知った。
”やりぬく”と言っても、研究者だからか、アメリカ人だからか、日本人のように根性論・精神論的なニュアンスはほとんどなく、私には受け入れやすい内容だった。

特に、”やりぬく”力がある人たちの具体例を紹介した部分がすぐに取り入れやすく、参考になる。バフェットの「仕事の目標を25個たてて、そのうち大事と思う5個を選んでそれに集中する」、著者の家族が実践しているという「自分で選んだ(自分にとっての)ハードな目標を立てる。途中でやめてもよいが、その条件も事前に決める」といった例はよいtipsだと思う。

自分の仕事や人生の目標を決めて取り組むためにも、子どもに接するときや教育について考えるときにも、読み返したい。

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わかりやすい

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

書店で山積みになっているのは見ていたが、最近はこの手の本が多すぎて、いちいち全部チェックしていられない。
それでもたまたま見ていたバラエティ番組でトレーニング方法が紹介されており、普段、自己流でやっているストレッチなどに似ていたため、これはちゃんと読んでみようと思った。
シンプルでわかりやすいく、取り入れやすかった。
著者は元舞台女優で、体調を崩した自分の経験もとにNYでトレーナーとして成功、というバックグラウンドも興味深かった。

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こういう議論をもっと聞きたい

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

NHKだったか、”日本の若手学者らと経済学を考える”という番組を見た。
このとき、経済学者という人が「経済学は(現在の日本で大きな問題と言われる)格差にはあまり興味ないんですよね」という発言をしていて、この人は何のために学問をしているのだろうとあきれてしまった。

ただ、この番組で唯一といえる収穫は、この書籍を紹介していたことだ。
ベーシックインカムや労働時間短縮(3時間!)などの議論を、著者なりに描いた「ユートピア」を主張しながら展開している。

別番組だが「欲望の資本主義」ではトマス・セドラチェック、「欲望の民主主義」ではマルクス・ガブリエルやヤシャ・モンクなど、海外の学者らの知見のほうが聞いていて刺激的だ。それは彼らが社会や政治に緊張感や批判精神、当事者性を持って対峙しているからだろう。

”過剰な消費主義社会、資本主義社会によって、新しい価値を生まない、くだらない仕事が増えた”という問題意識は、毎日会社勤めをしている身にはつまされる指摘だ。

「会社が給料をやるんだからいわれた仕事をしろ」「政府が(最低限の)生活費を負担するから社会のために何かしろ」ではどちらが、個人と社会の幸せのためになるだろうか。後者の場合、今の日本政府では徴兵制をしかねないので楽天的に考えることはできないが、多くの国民は家族で保育や介護などを担当したり、地域ボランティアに勤しむことを選ぶ気もする。

英語ができる方はぜひ、本人の議論を直接フォローすることをオススメする。

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紙の本仕事にしばられない生き方

2018/12/21 08:27

表紙の気軽さと内容の濃さが反比例

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この著者の漫画は読まないが、生き方がとても好きだ。彼女の母親もそうだが、私にとっては親として大事なことを教えてくれるメンターのような存在である。

イタリアで長く生活する作家としては塩野七生の本をよく読んでいたが、ヤマザキマリが経験したのはまったく違うイタリア社会。異なるポジションからのイタリア経験が実におもしろく、塩野のローマ人シリーズを読み込んだ10年ほどあとに、ヤマザキマリの作品でまたイタリアに出会えたことがうれしい。

この本、表紙は気軽に読めそうな画ではあるが、読み応えのある内容。自分の仕事、生き方を見つめなおしたいときには読み返したくなる本だろう。

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事例は手堅くまとめているが結論が練り切れていないのでは

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「冷静な軍人に対して、暴走するシビリアン」という構図を、クリミア戦争やフォークランド紛争、さらには著者が国際政治学を志すきっかけになったというイラク戦争には最もページ数を割いて記述した一冊。

それぞれの戦争・紛争の事例は手堅くまとめているが、「シビリアンの暴走をどう止めるか」という結論が「徴兵制」というのは単純だと思う。著者がシビリアンの暴走の理由を「コスト意識の欠如」だとした点を考慮しても、だ。

シビリアンの戦争に対するコスト意識の欠如を理由として、その解決策に徴兵制を位置づけるのであれば、事例としてまとめた戦争・紛争のコストを数字としてまとめるくらいはしないと説得力がない。
事例のモデルは一応述べられてはいたが、「シビリアンの暴走」という近代・現代的な政治学的意義がどこにあるのかも不明瞭だ。

それゆえ、プラトンを引いた上での「現代ならではの共和制」の提案も、いかにも「古典もちゃんと読んでますよ」という安易なアピールにしか見えない。

今の東大(というか、日本の政治学界?)がこのレベルの考察で政治学の博士号を出していることが理解できた点が、読んでよかったという感想だ。

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テレビでみた衝撃が忘れられない

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書の内容がテレビで放送されたときの衝撃は忘れられない。
この世代だけが、実質賃金が下がっている実態。
上の世代は過去の昇給ボーナスの恩恵があり、下の世代は景気回復(株価上昇だけのアベノミクスだが)と重なり、若手の潜在力への期待やら労働力不足やらで売り手市場になっている。

「アラフォー・クライシス」という言葉は、もっと世間で問題にされてもよいのに、盛り上がらないのが不思議だ。「どの世代も苦しい」という声に埋もれているのだろうが、働いても賃金が下げられているという実態が数字で現れているというのに。

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等身大ですごい人

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者の漫画は読んだことがなく、映画もみていないのだが、
何かの雑誌でエッセイを読んでお気に入りの作家の一人になった。
14歳でヨーロッパを一人旅。確か佐藤優も10代で東欧だったかロシアだったかを一人旅したと本を出していたのではなかったか。自分の軸がある表現者は、それなりの体験・経験をしているものなのだ。

イタリア、ポルトガル、シリア、アメリカ…と、著者が済んだ国もおもしろい。日本だけで人生設計を考えるのが本当にもったいないな、と思わせてくれる本。

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紙の本21世紀の不平等

2016/05/28 16:38

日本でこういう研究が出ないのはなぜだろうか

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「ピケティの師」による本という触書で書店で平積みになっていたり、新聞広告が出ていたりで、注目された一冊。著者は”アトキンソン尺度”という不平等度指標をつくった専門家として評価が高いという。

私が大学生だった頃の経済学はサッチャーやレーガン時代にアメリカで過ごして新自由主義に影響された先生ばかりで、アトキンソン氏のようなスタンスで経済学を研究する先生を見つけることができなかった。

不平等を解決するための15の政策提言がよい。

技術革新やグローバル化が一国経済に与える影響(特に人員削減や所得減少)はさけられないものの、経営者や使用者と労働者の間の交渉力、税制、分配の公正さによって、不平等は政策により解決することができると主張する。

雇用を増やすイノベーション、最低賃金、塁審所得課税の強化、ベーシックインカムなど、日本では流行りのキャッチフレーズで終わりそうな言葉が、反論への反論まで含めて論じられている。

海外の首脳と会談する度にウン億円だのウン兆円だのバラまいたり、給与所得や貯蓄が減っている国内では消費税を上げようとする日本の経済政策の底の浅さは、人間性を大事にする学者による知的基盤が足りないせいでもあるとつくづく思わされる。

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ここまで器の大きい人間になりたい

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

がんを直そうとせず共生しているのよ、というインタビューを読んでから、彼女の生き方に興味を持つようになった。夫との不思議な距離感の関係、互いのインタビューから垣間見える娘婿との関係、どれも新鮮で、人間関係に悩んでいる時にヒントを与えてくれる。

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紙の本いま生きる階級論

2018/08/10 09:20

大学時代にこういう本を読みたかった

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

宇野弘蔵の「経済学方法論」をテキストに階級論を論じた本。

大学時代にきちんとこういうことを教える経済学部に通いたかった、先生に出会いたかったと思う。私の学生時代は80年代にアメリカで学び、サッチャーやレーガンの経済政策を良しとする経済学(サプライサイド経済学、新自由主義といわれる論)を教える人が闊歩していた。ご自身の信奉する経済政策研究で学生を指導することは問題ないのだが、そのまえにマルクス経済学含め、経済学の系譜というものはほぼ無視したカリキュラムだった。

労働よりも資産のほうが収益率は高いと論じるピケティとて、マルクスは読んでいないと公言しているのだから、経済学の中で階級や貧困の分析をする際の理論的枠組みがどうなっているのか、経済学を学ぶ人間は心得ておいたほうがいいのではないかと思う。

ビジネス書とはいえ、日本での理論研究を紹介する本書はこの点、時代のニーズに応えてもいるし、本来は学者が扱うべきテーマを広く知らしめていると評価したい。

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今回も参考にさせていただきます

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今回も参考にしたいコーディネートやtipsがいくつかありました。
体型、ファッションの好み、仕事、、、、著者とまったく異なりますが、
ジャケットコーディネートは私にも取り入れやすいです。
(前著にあったような、ジャケットにベルトオンするのはどうしても抵抗ありますが、今回は普通でよかった)

特に、白いチェーンバッグをを使った組み合わせがいいなと思いました。

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経済学を理解するための切り口が豊富

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

神話・古典・宗教を切り口に解説された経済学は何と理解しやすいことだろう。

旧共産圏出身の経済学者で、経済体制の大変化を実際に経験し、その名残を意識しながら経済運営や政策立案をしてきた経験からの著作であろうから、読み応えもある。

少し変わった視点から古典・文学作品を読みたい人にも楽しめる一冊ではないだろうか。

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年収300万円→90万円の本が出たのか、、

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

森永卓郎の年収300万円時代の本が出た時も、自分の世代の将来に不安がよぎったものだが、ついに年収90万円の本まで出てしまった。

この本は「90万円でも幸せ」と主観に基づく内容であって、その年収について社会評論をするものではない。だが、堀江貴文がおすすめしているように、日本の経営者は「ほら、年90万円でもちゃんと幸せにいきていけるじゃないか」と、労働者の低賃金を正当化する安易な方向にいってしまう。

アジアに旅行・出張に行くと、アジアは貧富の差が大きく、日本のほうが平均年収は高いはずだったたのに、中間層ですら日本が取り残されつつあると感じる。

仕事で疲弊して病むのもいやだが、90万円でも幸せだよ、という本が広く受け入れられるのも健全なんだろうかと思う。

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紙の本「空気」の研究 新装版

2018/12/18 09:31

空気を自覚しているのに見ないふりをする日本人

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

会議で想定外の意見や議論を嫌がる、
根回しのみでの出来レースを好む、
「周りのことを考えて」という、、、、
日本に暮らしているとこういう場面が本当に多い。

どの社会でもある程度はこういう場面はあるのだろうが、日本人は過剰に周りの空気を読み、忖度する。百歩譲って、それが日本社会で生きるスキルなのだとしても、そのうちに周りの意見=自分の意見といつの間にか同化してしまったりしている。これは外国人とは違う点ではないだろうか。

日本人の変な空気に疑問をもったときには読んだほうがよい本だろう。

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節税メリットのある貯金

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

DC(企業型確定拠出金年金)制度がある会社から、ない会社へ転職した。
DCについては個人型確定拠出金年金にどのように移そうかと勉強しているときに読んだ。
ちょうど年末調整の書類提出を終えたところで、一般保険や介護保険は記載したものの、個人型確定拠出金は利用がなく空欄だったため、所得控除のメリットを逃がしてしまっていると実感したばかり。

DCから個人型への切替も、40%の人が書類不備で差戻になるという。年内には申込書類をしておこう!

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