ブックキュレーターhonto編集員
トリビアとしても使えます!こっそり読んでおきたいSF小説の名作
本好きと会話をしていて、「これは○○へのオマージュだよね」などと言われて困ったことはありませんか?有名過ぎて読んでいるのが当然とされている本に限って、読まずにきてしまっているもの。今回は映画の元ネタになることが多いSF小説の古典的名作を紹介します。異世界に浸れるだけでなく、会話のネタとしても明日から使えます。
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「華氏451度」とは、紙に火がつき燃え上がる温度のこと。書物を読むことが禁止され、発見されしだい焚書(ふんしょ)されることが日常となった未来を描いたディストピアSFです。職業上焚書に楽しさすら見出していた主人公が、本を読むことの意味に触れ・・・。 読書が好きな人は「こんな未来は嫌だ!」と思うことでしょう。
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ディストピアSFの代表的な小説といえばこれ。思想、言語、結婚、そのすべてが「党」によって支配された世界を描いています。人間の記憶すらも強制的に変更されてしまう極度の統制社会。こんな世の中に生まれたら嫌だ・・・という恐れや嫌悪感を抱くと同時に、そのような近未来を回避しようという決意を促す警告の書でもあります。
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舞台となるのは核戦争後の地球。ほとんどの人間が地球外へ脱出し、わずかに残った人間とアンドロイド。主人公はアンドロイドの破壊を仕事にしています。進化したアンドロイドが人間と見分けがつかず、そのため「人間とは何か?」と、問うことに。冷酷な人間と心あるアンドロイド、どちらが人間らしいのか考えさせられます。
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