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自分で道を切り開く強い女子は美しい!?日本発のファンタジー小説
運命にもてあそばれて、正義感にかき立てられてなど理由はそれぞれ違うけれど、勇気を振り絞って一歩を踏み出す女性は凛として美しいものです。行き詰まったり何か答えがほしくなったりしたとき、懸命に生きる女性が活躍する日本発のファンタジー小説を読んで、エネルギーをもらいましょう。女性の気持ちを知りたい男性にもオススメです。
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風の万里黎明の空 上
小野 不由美(著)
「十二国記」シリーズは今や日本を代表するファンタジー大作です。運命に振り回されて、すべてを環境のせいにしていた頼りない3人の少女。彼女たちが信頼できる仲間を見つけながら、無知や嘆き、一方的な憧れなどを捨てて成長していきます。たくましくなるにつれて凛とした美しさを放つ3人が、本書の最大の魅力と言えるでしょう。
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名門の令嬢なのにじっと守られているなんて我慢できない、破天荒なお嬢様がこの物語の主役で、彼女を支えているのは正義感です。失礼な相手には容赦せず、間違ったことは許せない。そのためにはどんなに怖くても歯を食いしばり立ち向かっていきます。一癖も二癖もある用心棒たちとの掛け合いも楽しい、痛快なファンタジー小説です。
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風よ、万里を翔けよ 改版 新装版
田中芳樹(著)
隋から唐へ王朝が変わる時代に、男装して自らの手で運命を切り開く花木蘭の姿を描いた中国の歴史巨編です。輝くばかりの美貌をもちながら戦士として成長してゆく姿はたくましく、その姿を追っているとパワーがもらえます。一方で、盟友にも真実を告げられない女性としての葛藤には、思わず同情してしまうかもしれません。
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精霊の守り人
上橋 菜穂子(著)
30歳の腕利き用心棒という異色なヒロイン・バルサ。やむにやまれない状況に置かれて、努力で鬼神にも匹敵する強さを身につけた彼女の姿に、誰もが応援したくなることでしょう。皇子を守りながら、バルサ自身が人間としての温かみを増しさらに成長していく過程を堪能できる人気シリーズです。
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