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体感したことのない伏線回収の高揚感!初めての伊坂幸太郎ミステリー
「文学の香りがするミステリー小説家」とも呼ばれることもある伊坂幸太郎ですが、彼の小説の特徴は巧みな伏線の描き方にあります。とても細かいところにまで仕掛けが張りめぐらされていて、そのすべてが回収されたときの感動と高揚感は体験した誰もがハマってしまうことでしょう。そんな伊坂幸太郎ビギナーにオススメの小説を紹介します。
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初対面の青年に『一緒に本屋を襲わないか』と誘われた男子大学生。そんな気はさらさらなかったのに、決行の夜、青年は書店の裏口に立っていて・・・。タイトルやあらすじを読んでもどんな内容かつかめませんが、最後には散りばめられた伏線がすべて回収される伊坂節がたまりません。文章自体の書き方もおもしろく、すらすら読むことができます。
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首相暗殺の犯人に仕立て上げられてしまった男「青柳」の逃亡劇を描いた長編です。小さな謎から大きな謎まで、謎解きに継ぐ謎解きで、一つの疑問が解けたと思ったらすぐさま新しい疑問が出てきます。長編といえどもつねに新しい展開が起こるので飽きることなく、ページをめくる手が止まらなくなる伊坂幸太郎の代表作の一つです。
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