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人生の秋を迎えたアラフィーが、「老い」を意識したときに読みたい本
人生の秋を迎えたアラフィーは、更年期を境に心身の衰えを感じる年代です。また、親の介護などを通して自らの「老後」を意識し、将来に不安を覚える年代でもあります。そんなアラフィーが更年期を乗り越えながら50代のうちにしておきたいことや、日々忍び寄る老いを受け入れながら楽しく生きるための指針となる本を紹介します。
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「50代のうちにぜひやっておきたいこと」を17の項目で紹介している本です。人生の終わりが見えてくる50代の人が近い将来訪れる老齢期を迎えるにあたり、自分の心に正直に生きることや豊かな人間関係を築く方法、健康・お金と上手に向き合うコツなど、残りの人生を悔いなく楽しく生きるための指針が記されています。
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「元祖おひとりさま」の女性美術家が一〇三年に及ぶ己の人生を振り返りながら、人生観と死生観を穏やかに綴るエッセイです。ウィットに富んだ文章で老い、そして死すらも静かに受け入れつつ心の赴くままに生きるさまが綴られた本書を読むと、肩の力が抜けて楽になり、素直な気持ちで自分自身と向き合うことができるでしょう。
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明治維新の立役者たちの師である吉田松陰の示唆に富んだ言葉を集め、現代人にもよくわかるように「超訳」した一冊。自分の居場所を見つけるため未来志向で自発的に行動することの重要性や、物事の本質を見極めるために必要な知識の習得、さらに必ず訪れる死を意識しながら本気で人生を生きることの大切さを説いています。
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人生の「秋」の生き方 「後半の幸せ」とは何か
堺屋 太一(編著) , 青木 保(ほか著)
アラフィー以上の著名人50人が綴るそれぞれの「人生の『秋』」への思いを堺屋太一さんが一冊にまとめた本です。老いに対する考え方の違いがよくわかりおもしろく読める一方で、悩みながらも前向きに自らの老いと向き合う著名人の示唆に富んだ言葉の数々は実に味わい深く、老いの入り口に立つアラフィーの心に強く響きます。
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人生の黄金期を今から迎える方法 生涯現役の脳はこうしてつくる!
佐藤 富雄(著)
生涯にわたり社会の第一線で活躍し続けた著者による「生涯現役のすすめ」です。体力気力ともにまだ充実している40~50代はいずれ来る60代以降の「人生の黄金期」を前に健康な体作りと脳の活性化の重要性に気づくべきだとしています。適度な運動の習慣づけや興味ある分野の再学習をはじめるのに最適な年代であることを教えてくれる一冊です。
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