ブックキュレーターhonto編集員
読み始めたら止まらない!信念を貫く男たちが活躍する警察小説
巨大組織である警察には、私生活で苦悩を抱えながらも日々職務にまい進する男たちがいます。ミステリーとしてもおもしろく、それ以上に登場人物のキャラクター造形が見事で、彼らが「生きて」「考えて」「行動」していると思える本を紹介します。組織のしがらみよりも自分の信念を大切にする姿が丹念に描かれた、極上の人間ドラマをご堪能ください。
- 17
- お気に入り
- 4660
- 閲覧数
-
原理原則に忠実な警察官僚・竜崎は、警察庁でマスコミ対策を担当しています。息子のヘロイン使用にショックを受け対応に悩むなか、現職警察官による連続殺人事件が発生し、警察は組織ぐるみでの隠蔽を画策します。公私ともに決断を迫られた竜崎の取った行動とは・・・。主人公のぶれない姿勢が痛快な「隠蔽捜査」シリーズの第1弾です。
-
一人娘の失踪に心を痛める県警広報官の三上は、警察内での刑事部対警務部、さらには警察対マスコミの矢面に立たされます。息詰まる攻防が続くなか、「64」と呼ばれる昭和64年の未解決の少女誘拐殺人事件を模した女子高校生誘拐事件が発生。ミステリー要素だけでなく、登場人物の心理描写も圧巻な警察小説の金字塔です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です