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これから社会に出る人へ!はじめての池井戸潤
近年、「社畜」とも揶揄されるニッポンのサラリーマン。学生にとって社会人とは、満員電車に揺られ、ノルマに追われ、残業に明け暮れ、週末のビールだけを生きがいにしている存在に映るかもしれません。でも、それは間違いです。時には泥を被りながらも、プライドを持って戦う社長やサラリーマンの姿をリアルに描いた池井戸潤の小説を紹介します。
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七つの会議
池井戸潤(著)
東京の中堅メーカーを舞台とした8つの物語からなる連作短編集です。どこにでもある女性社員の退社話から、事態は急速に動いていきます。過激なノルマとパワハラ、そして業者との癒着。会社の命令が社会の利益に反していた時、守るべき家族がいるサラリーマンは正義を貫けるのか?読み手にも重い判断を迫る、心に響く小説です。
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「半沢直樹シリーズ」の第1弾。銀行員の半沢は支店長命令により「西大阪スチール」に5億円もの融資を実行します。しかし、融資後に社長は失踪。決算書も粉飾されたものでした。5億円の回収のため、半沢は社長の行方を追うことを決意します。不正融資の背後にあるものは・・・。黒幕に一泡吹かせる場面は痛快の一言です。
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