ブックキュレーターhonto広報担当 土佐勝彦
二人で執筆してもハイクオリティな仕上がりになる作家の才能を知る合作本
コミックは原作と作画を分けて作業する場合がありますが、小説の執筆は通常一人での作業です。構成と執筆などの役割分担を決めて取り掛かったり、既存の著者の作品の続きを書いたりと合作の形は色々あります。才能ある作家同士がお互いの長所を前面に出し、仕上げた作品は一味違います。合作とは思えない作風をお楽しみください。
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阿部和重×伊坂幸太郎の合作。世界を救うために男たちは動き始める!借金を背負い逃亡中の男が少年時代の友人と再開し、殺し屋に追われながらも協力者の助けを借り蔵王の「御釜」に隠された秘密に迫る。アイデア作りからお互いの執筆部分への手直しなどを進めた今作ですが、どちらがどの部分を執筆したかわかりますか?
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第二部執筆プロジェクトに参加した谷甲州が書き継ぐ小松左京のベストセラー『日本沈没』の続編。日本列島沈没後25年、戻るべき国土を失い世界中に散らばった日本民族を結集させる国家の再興を賭けたプロジェクトの行方は?前作で活躍したキャラクターも登場し懐かしさも満載で第一部を読み返したくなります。
ブックキュレーター
honto広報担当 土佐勝彦hontoの広報として、ニュースリリースや取材・イベント対応に従事。家に本がある環境に育ち、小学生の時に読み始めた日本文学全集のおもしろさにはまり乱読を開始する。その後通学・通勤時間を利用して歴史小説やミステリーに凝る傍ら、コミック誌にもくまなく手を伸ばす生活に。現在は暇さえあればコミックを電子書籍で、小説を文庫本でというスタイルで乱読を継続中。登山の友として本を持参するものの疲れて読まずじまいに多々陥る。好きな作家は司馬遼太郎と安部公房。
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