ブックキュレーターライター・書評家 アサトーミナミ
仕事に疲れた時読みたい、読めば元気が湧いてくる本
世の中を見渡せば、多くの人が仕事に不満を抱えている。上司とも後輩とも上手くいかず、業務をこなせど達成感は得られず、「なんだか疲れてしまった・・・」という人は決して少なくはない。そんな人にこそ、読んでほしい本がある。本を読んで気分転換。仕事に前向きに取り組む手助けとなりそうな本を集めてみた。
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映画化もされた『ちょっと今から仕事やめてくる』の裏エピソードを明かした作品だが、この本単体でも十分楽しめる。モヤモヤを感じながらも、仕事に邁進する人たち。悩みを抱えたあらゆる立場の人間が登場し、物語の中でつながり、前向きな答えを見出していく。そんな様子にこちらまで元気がもえる気がする。
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非効率な長時間労働勤務に悩まさせてる人はきっと少なくない。その残業は本当に必要な残業なのか？あなたはワーカホリックになってしまっていないか？この本では、仕事で感じるモヤモヤをあまりにもリアルに描き出している。定時退社をモットーとする主人公の姿をあなたも見習ってみると良いのでは？
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仕事にしばられて自分を壊してしまってはもったいない！不満ばかりの仕事に振り回されながら毎日を送っている人は、ぜひこの本を読んでみてほしい。ヤマザキマリさんの半生を知るにつれて、そのバイタリティーに圧倒されるに違いない。自分の中の大切なものは何か。仕事のこと、お金のことについて考えさせられる一冊。
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人生ドラクエ化マニュアル １ 覚醒せよ！人生は命がけのドラゴンクエストだ！
ＪＵＮＺＯ（著）
ゲーム好きにもそうでもない人にもこの本は役立つに違いない。苦手な上司や嫌な仕事は、全部モンスター！このモンスターをどう攻略するかを考えていけば、困難に思えていたことも何だか楽しくなってくる。人生をドラクエだと思えば、あなたが抱えている不安や悩みも解決できるかもしれない。
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｢困難に向かい合ったとき、もうダメだと思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している｣。主人公が伝説のスピーチライターに弟子入りするこの物語からは、「言葉の力」が感じられる。勇気をもらえる作品。
ブックキュレーター
ライター・書評家 アサトーミナミ平成元年、新宿生まれ、慶應大学大学院修了のフリーライター、書評家。純文学やビジネス本からエンターテイメント小説、漫画、ライトノベルまで、幅広く本を愛し、紙・電子問わず、いつでもどこでも1日1冊は本を読み続ける「本の虫」。大学では近代文学を専攻し、大学院では「本屋のリデザイン」を研究。これからの時代の本との出会いを演出しようと、日々、試行錯誤中。「ダ・ヴィンチニュース」などに寄稿（ https://ddnavi.com/author/asatominami/）。
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