ブックキュレーターhonto編集員
過去から未来へ・・・だけじゃない。縦横無尽に広がる視点で歴史が学べる本
歴史を知れば、大陸ごとの文明や宗教の広がり、そこに生きる民族の特性など、さまざまな文化に対する発見があります。ですがそれには、過去から現在へ・・・といった一方向だけではなく、多角的な視点が欠かせません。いつもとは違う角度から歴史を紐解く、その助けとなる本を紹介します。たくさんの「なぜ?」と「わかった!」に出会う旅の始まりです。
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世界と日本の関わりについて、文化、歴史、宗教、哲学、数学といったさまざまな面から考察した本です。旧態依然とした知識ではなく、あらゆる物事に関係性を見いだして、センスやスキルを通じてそれらを理解することの大切さが記されています。私たちを囲むすべてのものの結びつきが見えてくる、新しい歴史書と言えるでしょう。
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1万3000年にわたる人類史をたどる壮大な歴史書です。なぜその地域で文化が起こったのか?なぜ侵略の時代、日本は崩壊せずに生き残れたのか?といった歴史上の疑問の数々に、環境を中心とした観点からしっかり答えています。読み終えるころには、人類史に対する認識が大きく変わっていることでしょう。
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パレスチナやイスラエルでの出来事をニュースで見かける機会は多々ありますが、なぜそんなに揉めてるのか理由を説明できる人は、そう多くないはず。本書を読めば、宗教の発祥時から現代にまでつながる多くの問題を物語として学ぶことができます。中東問題を統括的に理解するには、うってつけの一冊です。
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世界史を辿りつつ、会計の歴史や会計が存在する理由なども同時に学べる解説書。一般的に会計というと数字の羅列をイメージしますが、読み進めるうちに、そのシステムには合理的な美しさがあり、音楽やアートとも深い関わりがあることがわかってきます。これから会計を学ぶ予定の人は、ぜひ読んでみてください。
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日本人とは、いったいどういう存在なのか?海に囲まれた島国=辺境に生きる日本人ならではの強みや弱点を、歴史を紐解きつつ興味深く解説していきます。今、世の中で起きているさまざまな出来事に対してどのように振る舞うことが「日本人らしさ」なのか?そんな疑念を解消してくれる一冊です。
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