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歴史を身近に感じられる!史実の人物を主人公にしたユニークな時代小説
歴史小説に登場する主人公が実在の人物だと思うと、より興味が湧いてくるものです。ただ単に歴史上の出来事を追うだけでなく、フィクションも交えるかたちで登場人物たちを魅力的に描き出した歴史小説をそろえました。史実ではないけれど、もしかしたら本当はこんな性格だったのかも・・・と、イメージを膨らませながら読んでみてください。
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浪人若さま新見左近 書下ろし長編時代小説 1 闇の剣
佐々木 裕一(著)
天下の名将軍ともいわれた、江戸幕府の6代将軍・徳川家宣がまだ将軍に就く前のお話。将軍職を見込まれるも気ままな生活がしたい家宣は、浪人・新見左近を名乗り、町へと繰り出します。悪党を見つけては颯爽となぎ倒し、江戸の平和を陰から守る。その姿がなんともカッコいい、勧善懲悪のスカッとする時代小説です。
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三代将軍・徳川家光の時代。京の公家から転身して武士になった男がいた。鷹司信平、のちの松平信平が主人公の物語で、公家ながら剣の腕では負け知らず、その力で弱いものを助ける姿がなんとも心地いい痛快時代劇です。マイペースながらも周囲に惑わされない芯の強さも併せ持つ信平の勇姿に、魅了されること間違いなし!
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家康、江戸を建てる
門井慶喜(著)
徳川家康が江戸を治め始めたころ、その周辺は湿地帯で悪条件の土地でした。そんな江戸の町を、家康はどのようにして生まれ変わらせたのか?本書は、治水、造幣、飲み水など、5つの切り口で町づくりの過程を描いた連作短編集。各分野の職人になった気分で巨大プロジェクトの全貌に迫ることができる、ユニークな一冊です。
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