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凝り固まったモノの見方や考え方に、柔軟性をもたらしてくれる本
人は無意識のうちに「こうあるべき」という思考に陥ることがあります。そしてその思考に支配されると、他人を攻撃したり、自分自身を苦しめたりしてしまうものです。ここでは、そんな窮屈すぎるモノの見方や考え方に、柔軟性を与えてくれる本を紹介します。思い込みから抜け出せたとき、あなたは前よりずっと「生きやすさ」を感じているはずです。
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プチ哲学
佐藤 雅彦(文と絵)
「見えるもの」だけですべてを理解したつもりになるのは、もったいないかもしれません。とはいえ「見えないもの」を感じ取るには、少し立ち止まって考える必要があります。本書は、「ちょっとだけ深く考えてみる」をテーマにした哲学書です。掘り下げて考えることで身につく知識や、それにともなう喜びを発見してみましょう。
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よりよい人生を送るには、「すべきでないこと」を排除することが重要です。考え方も同様で、間違った思い込みを避ければ、物事をよりクリアに考えられるようになるでしょう。本書には、人がハマりやすい思考の罠と、そこから抜け出すための方法が書かれています。人生の大事な決断を下すタイミングで読み返してみてください。
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世の中を「こういうもの」と決めつけ、あきらめ、流されていることありませんか?状況は簡単には変えられませんが、それをどう捉えるかは自由です。感じる気持ちに正直でいれば、自分なりの正解が見つかるかもしれません。先の見えない時代のなかで、自分を見失ってしまいそうになるとき、そっと寄り添ってくれる一冊です。
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偏ったモノの見方をしてしまう「認知バイアス」は、生きるうえで有用な面もあり、一概に悪いものとはいえません。それよりも、そうした思考に陥る経緯をしっかり認識すること、それが重要であると本書は訴えています。自身の考えや行動を客観的に捉える癖をつけることで、あらゆる物事に柔軟に対応できるようになるでしょう。
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