ブックキュレーターhonto編集員
知らないうちに誰かを傷つけていませんか?見えない差別を考えるための本
普段何気なく使っている言葉や当たり前と思っていることが、実は隠れた差別かもしれません。マイノリティの視点から社会を見みると、駅や街、学校や職場などあちこちに目に見えない偏見や障壁があることがわかります。「他人の靴を履いてみる」と言われるように、さまざまな立場になってみて日頃の言動を見直してみませんか?
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「あなたの発言には差別意識が潜んでいる」と言われたら、そんなバカなと思うかもしれません。しかし本書を読めば、何気なく使った言葉が誰かを傷つけ、善意からの行動が誰かを締め出している事実に気づかされます。それらが、なぜ、どのように問題なのか、幅広い視点から解説し、誰もが生きやすい社会のあり方を探ります。
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どのような言動が差別なのか、を過去の事例と障害者が差別と闘ってきた歴史を振り返ることで明らかにしていきます。善意に見える行為や言葉の奥底に、実は障害者の権利を軽視する思想や、障害を持たない立場からの押しつけが隠れている事実を焙り出します。自らの言動の盲点に気がつくことができる一冊です。
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社会では、先生や上司、影響力のある人など、権威に服従するか抵抗するかの選択を迫られることがよくあります。間違ったことでも、上からの圧力で仕方がないと諦めて、不満を抱えながらも従ってしまうことも少なくありません。本書は、従順さについて考えを深め、筋の通らないことに抵抗する勇気の大切さを考えます。
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