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奇想天外でユーモアあふれるファンタジックワールド!はじめての万城目学
2006年、『鴨川ホルモー』でデビューした万城目学。現実世界と地続きになった、ユーモアあふれるファンタジックな作風が特徴です。タイトルに入る「ホルモー」「しゅららぼん」などひと目では意味がわからない言葉たちも、独自の世界観作りの一翼を担っています。映画・ドラマ化されたものも多い万城目学の世界に、足を踏み入れてみませんか?
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会計検査院の調査員と大阪下町の中学生、二つの視点で話が進み、視点が交差する時に壮大な歴史ロマンが巻き起こります。『鴨川ホルモー』で京都を、『鹿男あをによし』で奈良を描いた著者による「関西三部作」の一作。2011年には映画化もされました。コテコテの大阪愛に大ぼら話など、万城目学の真骨頂が味わえます。
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琵琶湖周辺に住む特殊な力を持った「湖の民」を描いた物語です。キャラクターの造形が素晴らしく、著者の代表作と推す声も多い傑作で、2014年に映画化されました。「しゅららぼん」とはいったいなんなのか?この意味を想像しながら読むと、より一層楽しみが増すでしょう。
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小学1年生のかのこちゃんと猫のマドレーヌ夫人、老犬の玄三郎などが織り成す日常を描いたやさしい物語です。奇想天外な作風は少しだけ影を潜めていますが、ファンタジー成分は十分に含まれています。『鹿男あをによし』の後日談と思われるエピソードがあり、同署を読んでいれば思わずニヤリとしてしまうでしょう。
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