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「働かない」から考える「働く」とは?お金を使わない生き方に触れる本
「会社に行きたくない」「働きたくない」と、誰もが一度は思ったことがあるはず。「だけど、生きるにはお金が必要だから」と、がんばって働いている人も多いでしょう。しかし、そんなつらい思いをしてまで働く必要が本当にあるのでしょうか?働かずに、お金を使わないで生きる人たちの姿に触れ、働くことを見つめ直す本を集めてみました。
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無銭経済宣言 お金を使わずに生きる方法
マーク・ボイル(著) , 吉田 奈緒子(訳)
イギリスで1年間一度もお金を使わずに豊かに暮らした著者は、その経験を前著『ぼくはお金を使わずに生きることにした』に記しました。続く本書ではその経験をブラッシュアップさせ、お金を使わず豊かに暮らすノウハウを詰め込んでいます。土地・家から食べ物、水、性に関することまで、無料でできることの豊富さに驚きます。
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元「日本一有名なニート」である著者が、「もっとゆるく生きる考え方と方法」を提案した一冊です。体力がなく、学校や仕事が嫌いで、同じことをするのがイヤ。その日常はゆるゆるとして、がんばらなくても暮らしていけるんだな〜と肩の力が抜けていきます。年収と生活ぶりを明かすその赤裸々さにも惹かれてしまいます。
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男ならば正社員として残業も厭わず働き、妻子を養い、家を買い、週末は家族サービスに勤しむ。著者はそんな杓子定規な「常識」を疑いました。長時間労働や結婚難など男性が抱えがちな問題を扱う「男性学」を通じ、「男性が働いて稼ぐこと」が常識な世界を見つめ直します。男性だけでなく、女性が読んでも目からウロコが落ちるはずです。
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高給の広告代理店を辞めたアラフィフのキョウコが、昭和感あふれるれんげ荘で「何もしない生活」を始めて3年。新しい住民の生活を詮索する自分を嫌悪したり、ひょんなことから始めた刺繍の進捗に一喜一憂したり。悩みや葛藤が自然体で、世代や立場を超えて共感できるでしょう。忙し過ぎる生活を自省したい方にオススメです。
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