ブックキュレーターhonto編集員
思いやりから一歩踏み出そう。人権感覚のアップデートのために読んでおきたい本
困っている人に親切にすることや、思いやりの心が人権だと考えていませんか?ここでは、本来の人権の意味を知るための本を集めました。世界には人権を自由に行使できる人がいる一方で、それが制限されている人もいます。今は困っていなくても、将来困難に直面するかもれません。自分や人の人権を大切にするためにも、人権感覚をアップデートしておきましょう。
- 18
- お気に入り
- 1591
- 閲覧数
-
人権は思いやりや親切な心、と教わってきた多くの方に読んでほしい本です。第一章では、国際人権条約に基づいた人権の定義を解説していて、私たちは毎日いくつもの人権を行使していることに気づかされます。第二章以降は、日本の人権問題についての解説です。国際社会と比較すると、日本の人権意識の違いに驚かされます。
-
韓国でベストセラーとなった差別と多様性について考えるエッセイ。本書からは、差別は一部の人の権利を守るために作り出されたものだとわかります。女性差別や障害者差別、同性愛者への偏見など、日韓で同じ苦しみを抱える人は大勢います。不平等を平等に変えるには、小さな積み重ねが必要だと感じる内容です。
-
本書では、差別を解消するためには法律や社会制度の整備が必要不可欠である、と訴えています。特に女性や性的少数者にとって、現在の社会構造や制度がいかに不平等なものとなっているかを知ることができます。読後には、傷つく人々を思いやることから一歩踏み出し、差別に苦しむ人々に関心を持ち続け、行動することの大切さに気づけるはずです。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です