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伏線回収が見事すぎて二度読みしたくなるミステリー小説
長編ミステリーを読んでいて、散りばめられた伏線に気がついたとき、悔しいけれどスカッとしませんか。読み終わってから、どこで自分が騙されたのか確認するため、また最初から読み返したくなることがあります。ここでは伏線回収が見事すぎて、二度読みしたくなる長編小説を紹介します。
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大学生の椎名は、河崎という男とアパートで出会います。河崎に流されるままに一緒に行動することになり、なぜか本屋を襲撃して広辞苑を盗むことになってしまいます。なぜ椎名はそんな行動を取ったのか、そして河崎は何者なのか。伊坂幸太郎の最高傑作と評されることもある一冊です。
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IT企業「スピラリンクス」の新卒採用試験を舞台に、最終選考に残った6人が繰り広げる物語です。6人に与えられた課題は、「1ヵ月後までにチームを作り、ディスカッションすること」でした。しかし本番直前、6人の中から1人内定者を決めることに変更されます。内定を賭けた議論の中、6通の封筒が発見され、急速に物語が展開していきます。
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探偵事務所で働いていた成瀬将虎は、現在は「何でもやってやろう屋」を自称して気ままに暮らしていました。ある日、後輩のキヨシの依頼を引き受けます。高額で布団や健康食品を売りつける蓬莱倶楽部の調査を始めたその日、飛び込み自殺をしようとした麻宮さくらと出会い、運命の歯車が回り始めます。
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「僕」がマユと出会ったのは、人数合わせで呼ばれた合コン。理系大学生の僕と歯科衛生士の彼女、まじめな2人はやがて恋に落ちます。ここまでは、甘美でほろ苦い青春ストーリー。2人の物語を一転させてしまうたった1行の仕掛けを、ぜひ読んでみてください。「必ず2回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリーです。
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