そして誰もいなくなった みんなのレビュー
- アガサ・クリスティー (著), 青木久惠 (訳)
- 税込価格:1,034円(9pt)
- 出版社:早川書房
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紙の本
面白かった
2024/04/01 14:43
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投稿者:本屋ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
前々から読もうと思ってましたが、やっと読みました。確かに名作だと思いました。時代の流れもあまり感じませんでした。単なる殺人事件だけでなく、人の気持ちの描写も、なるほどと思いましたし、最後にトリック(犯人)の解説もあって、わかりやすかったです。特に後半はグッと引き込まれました。
紙の本
元祖クローズドサークル
2024/01/16 19:12
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投稿者:ミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
孤島に集められた人が次々と殺されていく作品。クローズドサークルの原点であり、ぜひとも一度は読んでもらいたい。
紙の本
いろいろな意味で怖い作品
2023/09/28 18:59
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投稿者:kisuke - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスティ作品の中で最も有名な作品の一つで、ドラマ化・映画化もされています。数年前には日本でも映像化されました。
離島に閉じ込められただけでも怖いのに、次々と人が殺害され、過去が暴かれていく。お互いに疑心暗鬼になっていく。
私は途中で犯人に気づいてしまったのですが、それでも最後までハラハラしました。
クリスティはポアロのお話でも、通常では裁けない犯罪を書いていますが、これだけ観察力と洞察力があったら、日常生活がしんどかっただろうとも思います。
紙の本
トリックの不確実さを補うのは時代背景か
2023/08/03 16:33
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投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまり多くを語るとネタバレになるので避けるが、本作のトリックを成立させるには、現代的な感覚で言えば不確定要素に依存しなければならない。読み終えてから喉に小骨の刺さったような、無視できる程度の違和感を残してくる。
紙の本
誰もが知るタイトル、今更ながら読んでおかないと
2023/07/23 19:46
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在、活躍されているミステリ作家の方々が、若い頃に読んで刺激を受けたのでしょうか。と想像しました。たとえばアニメの名探偵コナンにしても、館に人々が集まってきて、殺人事件が起こる。などというお決まりパターンが時々あります。すべて、根源はこのアガサ・クリスティの本作からきているのでしょう。まさに先駆者です。遅ればせながら読み、とても素晴らしく感銘を受けました。
紙の本
純粋に楽しめた
2023/05/30 12:03
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投稿者:R - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーテリングとテンポの良さで、謎解きという点を気にせずに楽しめた。
タイトルで趣旨が分かってしまうので、原題の方が良いのにとは感じた。
紙の本
ほんとうに誰もいなくなる
2022/06/10 12:46
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投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後の種明かしまでまったく犯人がわからない。
各登場人物の描写はしっかりとしつつ、何故かすんなり読めてしまう不思議。
一気に読んでしまうと、私は一体何を見せられたんだ……?という気になる。
ミステリー界の名著とのことなので、ミステリーが気になる人はぜひ読んでみて欲しい。
電子書籍
古典的名作
2022/03/16 02:08
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
始めて読んだとき、一人で部屋にこもって読むと、なんだか背筋がゾクっとしました。夜遅くから読み始めて、続きは明日にーと思っていたのに、出来ないくらい次が気になって……。でも、ちょっと無理のある進め方、終り方だなぁ……これで良いのでしょうか?
紙の本
面白かったです
2021/11/19 11:50
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
色々な理由で孤島に騙し集められた10名は、過去に過ちを犯しそれを償うことなく生きているという共通点があります。そして「10人の兵隊さん」の詩になぞらえ、ひとりひとり殺されてゆきます。残されたひとびとは、閉ざされた孤島で、犯人の分からぬ中お互い疑心暗鬼となり、どんどんと追い詰められて行きます。最後の謎解きも見事。密室系ミステリーの元祖というべき作品です。
紙の本
流石ミステリ小説の金字塔
2021/07/06 13:15
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投稿者:カズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリ小説を初めて読むかたにもおすすめ出来ます
紙の本
兵隊島へ
2021/02/21 07:07
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投稿者:たけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
クローズドサークルミステリーの定番。もう人物紹介の件からヤバそうな雰囲気がプンプンしてます。何も起こらないわけがない、と言うかそもそもそんな所へ行くわけがない。ところが行っちゃうんだなぁ。そして事件が起きない訳がない。 おそらく全てのミステリー作家がこの作品を読み憧れてその道を志したのではないだろうか。それほど完成されているし鮮やかだし文章が洗練されている。素晴らしい作品だと思います。 ミステリー毛嫌いしてましたが古典からときどき読んでみようと思いました。
電子書籍
ただの面白いミステリじゃない!
2020/04/27 18:10
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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後、真犯人は、「百に一つの可能性」と言いつつ、きちんと真実が公になる、その方法まで、見事でした。
途中から、残ってるメンツの中に真犯人がいることに疑問を感じつつも、誰が犯人なのか最後までわからない感じがいいです。最後にわかって、なるほど、となります。謎がずっと続いて、面白かったです。
そして、正義と嗜虐趣味の並行という恐ろしい性格も、一つのポイントになっているところも、ただの不可思議な連続殺人というだけじゃない側面をこの物語に与えていると思いました。
電子書籍
圧巻
2020/04/16 15:51
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投稿者:シェルコウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
実際には絶対に起こらないだろうなと思いつつもやっぱり引き込まれてしまうのがクリスティーのすごさなのかなと思います
紙の本
ミステリ史に永遠に残る名作
2020/03/09 21:49
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投稿者:KTYM - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリの女王アガサ・クリスティの1939年の作品。
英国デヴォン州沖の孤島「兵隊島」に10人の男女が集められる。しかし招待主は姿を現さない。
晩餐後の団欒中に、突然、彼ら全員の過去の罪を告発するメッセージが流され、第一の殺人が発生する。
「小さな兵隊さんが十人、ご飯を食べにいったら 一人がのどをつまらせて、残りは九人」
マザーグースの童謡になぞらえたやり方で、招待客は一人、一人と死んでゆく。晩餐のテーブルに飾られた10体の陶器製の「兵隊」人形も、一つ、一つ減ってゆく。。。
「小さな兵隊さんが一人、あとに残されたら、自分で首をくくって、そして、誰もいなくなった」
逃げ場のない閉鎖空間の中で、罪の意識にも苛まれながら、「次は自分か」と追い込まれて行く登場人物たち。この辺りのサスペンスは凄まじく、頁を繰る手が止まりません。さすが、クリスティは読ませるのが上手い。
特に奇を衒ったトリックがある訳ではありませんが、ミステリの王道をゆく設定と、見事なリーダビリティ、人間描写の巧みさに圧倒され、読み終えると呆然としてしまいます。ミステリ史に永遠に残る名作です。
紙の本
逃げ場のない恐ろしさ
2019/09/10 19:56
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
島は逃げ場がないから怖い。そう犯人に都合よく登場人物が動くかな?と思いつつもやっぱり面白い。次は誰が殺されるのか?ページをめくる手が止まりません。