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電子書籍
神様の願い事を叶えてまわる旅
2021/10/24 08:45
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投稿者:鍋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
神様の御用人とは、神様の願い事を叶える役目を与えられた人間のことである。
大学卒業後から不運続きで現在膝に古傷を抱えてフリーターの良彦は、亡き祖父の次の御用人(代理)に抜擢される。古くから存在するモフモフ狐の方位神と伴に各地の神の願い(困りごと)を解決して回ることに。そんな中で腐ってた良彦にも少しずつ変化が訪れる、といったお話だ。
基本一話ごとに一柱の神様の願いを叶えるという構成。
本作を読んでいて既視感を覚えたのは漫画「夏目友人帳」。良彦はとっくに成人しており性格も育ちも夏目とは全く違うが、人ならざるものと相対し心に何かあたたかさや切なさが残る、そしてその隣にはこれまた人ならざる頼れる相棒がいる。双方読んでる人にこの既視感が伝わったら嬉しいです。
あとがきからも察せられるように作者は神社が大好きなお方のようで、念願の神様物語執筆にあたって引越しまでされたそう。各話の間にある神様豆知識は、そういったところから生まれた先生の作品への愛に思えた。
電子書籍
人生を頑張る全ての人に勧めたい、涙と笑いのヒューマンドラマ
2021/09/29 22:23
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投稿者:やひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界中が「ままならない」日常を送っている昨今。「なんで」「どうして」と辛い思いを抱えている人も多いでしょう。それは「●●ならどうにかしてくれる筈」がことごとく叶わないのも一因では? でも「神様だってどうしようもないことがある」に共感できるとしたら?
今作では、神々は信仰心の欠如により力を削がれ「ただ存在する」ものとなり果てています。
そんな神々を「何の力もない社会的底辺の主人公」が助けていく姿は「人生にはどうしようもないことがある」ことを実感させ、かつ「それでも自分で自分の道を切り開いていく勇気」を貰えます。非常事態の今だからこそ、心の支えになる小説です。
紙の本
神様のご用聞き
2020/12/22 12:28
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
構造的には「夏目友人帳」に似てる。
キツネの姿をした神様はスイーツ好き、名高い葛城の一言主はオンラインゲームマニア。
そんな神様たちと付き合っていける主人公、メンタル強いぞ!
紙の本
よかったです
2017/02/27 17:51
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投稿者:PPM - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は、主人公が煮え切らないダメな感じのタイプなのかと思いましたが、迷ってる若者なだけで、とても心のあったかいいい子でした。
物語もあったかいものが多くてよかったですが、主人公の今後の成長にも注目していきたいです。
とりあえず、神様たちはとても人間臭いです(笑)
紙の本
現代日本における神様事情
2016/06/30 23:25
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投稿者:仔猫のあくび - この投稿者のレビュー一覧を見る
身体と心に傷を負い、世間から少し浮いてしまった主人公が
さらに「神様の御用人」という突拍子もないお役目を賜ってしまう。
それも、ほぼ一方的に・・・
無理やり引き受けさせられたお役目ではありますが、主人公なりに
意外と頑張っています!
登場する神様の性格は多種多様なのですが、共通することは
「神力が落ちている」ということでしょうか・・・
現代日本に信心のある人は少ない証拠なのでしょう。
そんな状況にも関わらず、彼らの愛情は深くホロリとくる場面も多いです。
ナビ役として、狐姿の神様「黄金」が付いています。
エラそう(←実際かなり高位の神)ですが、美味しいもの(特に甘味)に
弱いモフモフ要員です♪
紙の本
味がない
2015/01/04 17:52
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投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーもキャラクターも平凡
短いストーリーで盛り上がる部分もない
神様が人間くさいのは別にいいんですが、神様の御用人として意味が感じられなくなりますね
目的と違う部分でふわっとした決着ばかりで逃げてる感じ
地味でももう一味欲しい
紙の本
一話完結
2019/02/25 00:12
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
怪我が原因で野球の世界から身を引いた主人公良彦は、神様の御用聞きをすることになった。それぞれの神様の悩みを受け止めて解決していく話である。重いテーマなどはないため、深く考えさせられることはなく、あくまで気軽に読んでいく類の本である。
最初は京都の方位神である。食が好きだが、興味がないと強情をはる黄金の狐である。今後の案内役となっていく。
名言スランプは人に肩入れする一言主が健気に通う少女を失恋から救えなかったことに傷つき引きこもった話で、メッセージとしては言葉だけでなく、心が通じ合えれば良いというものだろうか。
龍神の恋は、人に恋をした龍神の苦悩が描かれている。ゆく年くる年は仕事に忙しい近所の子供の両親が、年末年始も仕事であることで寂しい思いをしているのを解決する話である。
紙の本
人生訓いらない
2019/12/06 14:23
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
全編、軽い感じで書いてればいいのに、
中途半端に、薄っぺらい表面的な人生訓を入れてくるから鼻につく。
続きを読もうとは思わない。
電子書籍
ありきたり過ぎないか?という率直な感想
2020/09/18 19:33
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投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
神様の一柱曰く「か、勘違いするな!わしは好きでお前について回っているわけではないぞ!」
橋姫様曰く「リア充は七代前まで遡って誰彼構わず滅多殺しに!!」
どうせ書くなら、加門七海、あだちとか、町田康、恒川光太郎、この辺りは追い越してやる!と言うくらいの気構えは欲しいものである。
(そもそもの格が違うか…)
このままじゃ柴村仁どまりがせいぜいだ。
紙の本
ありがちなストーリー
2016/11/21 14:22
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投稿者:みきママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
何だか他にも似たような話がありそうでつまらない。話の展開とおもしろさがもの足りませんでした。他の巻も先走って買ってしまったことを後悔しています。