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高い評価の役に立ったレビュー
7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2021/01/17 13:28
この作者の最高作
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
どこか力が抜けた淡々飄々とした しかしユーモアを含んだ語り口が好きでこの作者の作品を何冊も読んでいるが、今まで読んだ作品の中では文句なしにこの作品が最高の出来である。最後の盛り上げ部分も絶叫型ではなくいくらかユーモアをふくんでいるのに、それでも感涙してしまった。数多くの父親 そして母親の嫌味のない人物の描き方が実にいい。もっと星がほしい作品である。
低い評価の役に立ったレビュー
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2021/03/22 21:38
違和感がぬぐえない
投稿者:こけっこー - この投稿者のレビュー一覧を見る
違和感がぬぐえないまま最後までいってしまいました。
最初の親の離婚で、なんで実父に親権が行かないの?とか、
血縁のない男性が保護者(同居)となれば学校や児相が動くでしょ?とか。
いちばん好きな本かと言えば、違うけれど
2021/04/04 08:43
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ばんどらい - この投稿者のレビュー一覧を見る
物凄い感動を呼び起こせる作品というわけではないけれど、最高の作品というわけでもないけれど、自分と重ねるには一番いい本かもしれないと思う。
それでも感動できる個所はたくさんあり、特に、私は先生の通知表へのコメントと、最後が好きだった。
今後の著書にも期待したい
森宮さんいい!!
2020/12/01 18:39
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはり森宮さんは面白いしいい人~。主人公の優子よりも森宮さんのファンになってしまった。こんな人はなかなかいないのだろうが難しい女子高生と共同生活をして?送り出してあげる。。。すごいなあと思った。
こんな子いるかな~。
2020/11/12 11:41
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投稿者:きみぼー - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな子いるかな~?
と思える主人公、優子はどこか達観した考えを持つ女の子。
親や住まいが何度も代わり、思春期の多感な時期にこんなに穏やかではいられないのが普通かもしれない。
人生を何度も経験したような、おばあちゃんのような『まぁ仕方ない、まぁこんなもんだ』という考え方が一線ひいているように見える。
しかし読み進めると続きが気になる本だった。
優子と関わる家族は、どの人も優子を大事にしていて大切思われているのがよく分かるし、様々な場面で出てくるご飯やスイーツはどれも美味しそうで楽しい雰囲気。
読み終わった感想は、うんうん、面白かった。
しなやかな絆をつくる物語
2020/09/23 12:43
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投稿者:梨桜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人と人とが暮らす時に、相手への尊敬と尊重を抱けたならば、血の繋がりなんてささやかなことだ。
そう、甘いと言われたって信じたいな、と読みながら思った。
嫉妬や妬みのような苦い感情を抱く暇など無く、子供を育てよう、命を救おうとしたならば、必死に良き方向を向くならば、誰でも手を取ってバトンを紡いでいける。
そう、私は信じたい。
感動!!とまではいかなかった
2022/01/11 01:00
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投稿者:ぽんきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
優子ちゃんの境遇は見方によれば悲劇的だけど、本人自身はまったくスレてなくて、おまけにピアノが弾けてモテる。闇を抱えずに済んだのはそれぞれの場で「愛されていた」から。安全な場所で見守られ、あたたかいご飯を作ってくれるひとに恵まれたから。それ(血の繋がりを超えた愛。未来へ繋ぐ意志のような。)を描きたかったのだろうかと勝手に推測。
最後の終わり方からすると、森宮さんが1番愛を注ぎました、ということになるのだろうか?
でも優子ちゃんにとって、人生のキーマンはやっぱり梨花さんだよね。
登場人物が多すぎるのかキャラの立て方が弱いのか、どの人物へも感情移入することができず。。
すごく感動!!とまではいかなかったなぁ。
読み易い文章で、主旨の持っていき方に特徴がある作家さんだと認識。←瀬尾作品は初だったので、もっと早く読み方注意すべきだったかと反省
他の作品も読んでみたいです。
バトンとは、命だったり家族だったり愛情だったり。
2020/10/26 05:11
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
2019年本屋大賞受賞作。
私の好みは最近の本屋大賞に合わないかな・・・と思っていましたが、『流浪の月』はまぁまぁよかった。そんなときに「これ読む?」と仕事場で見せられたのが『そして、バトンは渡された』だった。
優子は幼い頃に母親を亡くし、父の海外赴任をきっかけに離れ離れ。その後も優子をめぐる家族の形は流転する。高校3年生となった今、血の繋がらないニ十歳年上の義父と二人暮らし。しかし優子には「自分はまったく不幸ではない」と感じている――。
びっくりするほど、登場人物はみなテンションが低い。
パッションとか情熱とか、そういうのとは縁遠くて地道で感情の起伏が乏しい(ある意味、安定している)。
そういう人たちの家族愛とか、恋愛とか・・・いいんだけど、盛り上がらない!
でもそういうローテンションな、できる限り言葉で表そうとする姿勢は、若い読者層には好ましく映るのではないか。
ひどい人と描かれる人は登場しないし(一部おバカな高校生はいるが、「高校生でこれ? 中学生じゃなくて?」と聞きたくなる幼稚なレベル)、大人にはひどい人がいるが、まず優子がひどいと思っていないのでひどいと描かれてはいない。
ただ、私はもうスレた大人なので、「あぁ、ファンタジーだなぁ」とつい思ってしまうだけ。
こういう世の中ならいいよね、と若い人には希望を持っていてほしい。
食事も大事だけど、メインだけじゃなくて副菜もほしい。
かつ丼ならあっさり汁物、山のような餃子なら青菜のおひたしとか、彩りがほしい。定食屋のおかずは模範解答過ぎてひねりがない。
それが同時に物語の感触でもあるかも。
梨花さんがどうにもダメ
2023/12/13 19:18
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
親を転々と変わりながら成長してきた女の子のお話。
うーん、どうにもリカさんがダメです。
実の父親から引き離しておいて、父親からの手紙を渡さないのはアカンでしょう。
なんぼ優子ちゃんに離れてほしくなかったとしても。
最後、実の父親がリカさんに恨み言を言うシーンは無かったけれど、これは言われても仕方が無い。普通なら優子も怒るとこだと思う。病気してたから、怒るに怒れないか。ちょっと綺麗事にし過ぎかなぁと感じました。
私にとっては、瀬尾さんの本の中ではあんまり響きにくいお話でした。
優子の場合
2022/12/14 21:38
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
これって、すごーく不幸なはずなのに、優子を見ていると、そうは見えません。幼い時に、実母を亡くし、父の海外赴任を機に別れ、継母と……。その後も大人の都合に振り回されて……。血の繋がらない親の間をたらい回し……なのに。
泣けると話題の
2021/11/20 23:37
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投稿者:みちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
職場の向かいの本屋さんの番宣?テレビCM??をずっと見すぎてキャンペーンもあったのでついポチッと。
コロコロシーンが変わるけどそれなりにどんどん惹き込まれるというか続きが気になって気になって…
最後はもっとうぉおおおおお!ってなるかと思ったけどザハッピーエンドって感じ。
ご飯シーンが美味しそうすぎた、、、
非現実的だけど心が温まる
2021/10/30 08:50
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
実母と3歳で死別し、実父とは小学生で離別し、その後は継母・継父がコロコロ変わる中でも健全に育った少女の高校生活、結婚に至る過程を描いた小説。現実にはありえなさそうなぐらい継母・継父が良い人ばかりで現実味が乏しいですが、心温まる本でした。この著者の本は、いつもそういう感じですね。
変わった親子愛の物語
2020/10/22 17:24
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投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
実の母親をなくし、育て親が何度も変わる優子。それぞれの親の愛情を受け、恵まれない環境とは決して感じたこのない主人公の成長物語。人との関わりが薄い今日、血の繋がりって何かを考えさせてくれる心に届く作品。
手紙を隠すのは、ない
2021/07/24 07:06
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投稿者:あぐら - この投稿者のレビュー一覧を見る
うーん。高評価が多いところに書くのは勇気がいるのですが、本書を読んだ感想は「大いなる違和感」に尽きました。
それは、主人公を取りまく人々がファンタジーすぎること、そして実の父親からの手紙を優子に見せていなかったこと、この二点によると思います。
とくに後者は、それさえなければ後のゴタゴタはなかっただろ、というツッコミが入ってしまい、あとは読んでいても感情が一歩引いてしまいました。
ネタバレは避けたいので明記しないように書きますが、ラストについてもああいう人生の一大イベントがゴールなのでしょうか?
家庭持ちの方ならおわかりでしょうが、それからも苦難の連続となります。様々な人々の間をたらい回された経験をどう生かすかが、より多くの読者の共感を呼び寄せられる真の見所になったかもしれませんが、なんというか7合目までで登山を終わらせたような感じがします。主人公の身におきるイベントが追従記載されていくだけで、主人公の主体性の無さに苛立ちを覚えてしまったのは自分だけでしょうか。一人称視点なのに、受け身すぎです。そのあたりが、他の感想でも述べられているクールさであり、ある意味本書の特徴なのかもしれませんが。
優しい話
2021/02/17 04:10
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投稿者:K.ザムザ - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きな人はとても好きな話だろうなと思います。主人公の感情描写がわりと淡白で主人公自身もさっぱりした性格なので感情移入できる部分は少ないかもしれませんが、その分最後の森宮さん視点の場面は感動的だと思います。
違和感がぬぐえない
2021/03/22 21:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こけっこー - この投稿者のレビュー一覧を見る
違和感がぬぐえないまま最後までいってしまいました。
最初の親の離婚で、なんで実父に親権が行かないの?とか、
血縁のない男性が保護者(同居)となれば学校や児相が動くでしょ?とか。
なぞ
2021/12/16 14:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なぞ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の良さがわからない。
主人公中心で終始物語がすすみ、都合の良いことは素直に聞いて、都合の悪いことははぁあとか勝手に相手のことを推察して理由づけする女のいやらしさが滲み出てました。
主人公はわりと嘘ばかりつきます。(大事なことをあえて説明しない等)それに対して周りは必要以上に彼女を労り、賞賛し、それに対して主人公は(私はそんなこと望んでないけど、モテ過ぎて困ったなー)という感じです。笑
バックグラウンドが特殊なだけで、そこからくるトラウマが一つもないただのモテモテ女子物語です。
純文学にしては設定が邪魔だし、たいした描写もないし、駄作です。