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必要最小限の登場でもカッコイイ。
2021/09/01 20:43
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
光崎教授がTV出演したことでテレビ局に予告めいた文章が届きます。
自然死・事故死に見える事案を強引に解剖に回すというテッパンストーリーを展開しつつ真犯人に行きつきます。
どんな名医も「失敗し、罵られ、絶望し、そして立ち上がってきた」という前置きがあるので、光崎教授、若い頃なにかしちゃった?と読者は頭の隅で思いながら読み進めるのです。
どうやら光崎教授も何か思い当たった様子。
とは言え、教授の出番はそんなに多くはないのですけど・・・最後の最後で美味しい所総取り。
解剖のオニ光崎教授の若手医師への優しさ、理不尽な殺人者への怒りが見えてカッコイーってラストです。
古手川刑事が上司の薫陶を受け、なかなかのやり手に成長。これからも楽しみ。
素晴らしい本です
2024/09/28 19:48
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
光崎教授の知られざる過去、自然死に見せかけた殺人を追う真琴とキャシーと古手川刑事、安定の面白さでした。凄いです。
伏せんはあるけど、まさかねえ・・・
2021/08/26 14:06
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投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も(?)中山七里の作品である。
前々作「ヒポクラテスの憂鬱」の"コレクター"と称した愉快犯を彷彿とさせる。
警察に対して挑戦的で、一見自然死のように見られる死因を、被害者を「解剖」することで突き止めていく様は、中山七里ならではともいえようか。
今回もまた、「え!?」と思わせるどんでん返しに、喜びを感じるのだった。
ヒポクラテスシリーズは興味深い
2021/05/16 11:31
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
法医学教室に向けた発せられた殺人予告は、様々な一見自然死・病死と思われる死体を引き寄せる引き金となっていく。解剖により、死者の声を聴くことにより、人々の心の闇に切り込んでいく物語は面白かった。ヒポクラテスシリーズは、まだまだ続くようだ。
九割はカネ
2023/01/05 19:22
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
そうでしょうか……と、いきなり思いましたが……。九割はカネで解決できるのならば、世の中にこんなに理不尽さはなぁと……。でも、始まりから、引き込まれて一気読みしました。好かれない人でも……
《ヒポクラテスシリーズ第4弾》
2021/10/22 22:37
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
希代の法医学者・光崎教授が活躍するヒポクラテスシリーズの一冊。
自然死にしか見えない形で人を殺すという殺人予告に応じた連作集。
しかし、中山七里さんの作品はずっと読んでいますが、マンネリな感じでした。
物足りない
2021/06/09 23:43
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビに出演し、傲岸不遜な発言をした、浦和医大法医学部教授の光崎藤次郎。翌朝、テレビ局のHPに、自然死に見せかけた殺人の犯行予告が届く。光崎の部下で准教授の栂野真琴は、埼玉県警刑事一課の古手川刑事とともに、死体が発見されるたび解剖に臨むことになる。5つの事件、事故死を扱った連作短編だが、一連の中山七里氏の作品の中では、やや底が浅い気がする。専門家の助言を得、例によって現場や解剖シーンが生々しく描かれてはいるのだが……。