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ノンケ王子の手のひら高速回転を堪能
2021/11/18 04:14
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ホセ - この投稿者のレビュー一覧を見る
発売前の試し読みが不穏なところで乞うご期待とばかりに引いていたので電子発売を心待ちにしていました。
女たらしの第四王子のもとに輿入れした男花嫁、BLジャンルにおける宝石ともいえるシチュエーションは令和のいまも色褪せませんね……。最高でした。
花嫁も美貌と性格の良さで従者も姑もニッコニコ。もう完全に惹かれてるしオチてるよね??? という描写も惜しみないのでノンケ王子の手のひら返しをニヤニヤしながら楽しめます。
前カノとの修羅場は最後の方にちょっぴり。それより数行の描写ですが花嫁との婚姻に尽力した王様の描写の方がアレであ〜著者の作品だな……とおもいました。
これで明日も頑張れる! ビタミン剤てき一冊です。ふたりがいつまでも仲良く、国の発展に尽くす姿が読みたいな〜特典はコミコミスタジオさんのもののみ収録でした。
一目惚れしてんじゃん(笑)
2021/11/19 12:22
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりのり - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったー。
シャウーリャは嫁になるよう育てられたけれど、嫁として嫁ぐのは産業の一種と考えるような、世間知らずではなく知識があって物事をよく考える人間です。それでいて自分の役割を自覚していて、嫁ぎ先に合わせて控えめに振る舞うという、もう惚れてまうやろーて感じなんです。おまけに美人だし。
一方、ヴィハーンは才覚もあるし人望もあるが、女たらしで最初は古い習慣だと男の嫁入りを嫌っていました。でも、人として誠実に世話をしようとはしていたし悪い人ではない。実際顔を見てからはこりゃ一目惚れだな、って丸わかりです。
お互いに初恋同士、自覚もなく惹かれ合っていくのがどこでくっ付くのかワクワクしながら読みました。
女癖の悪さでひと騒動ありましたが、ちゃんとシャウーリャを「白き花嫁」ではなく一人の人として見てくれるヴィハーンと、良いカップルになりそうで良かったです。
ちなみに、ヴィハーンの従者だったダシャの、主人の性格を見越した指摘も面白く、何度も笑ってしまいました。
がんばる花嫁
2021/12/29 19:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
作者さんが「民族ファンタジーシリーズ」と銘打っておりましたが
わたし的には「盗賊王の溺愛花嫁」同様
「花嫁ががんばるシリーズ」な感じです。
とにかく今回も異国から来た花嫁(♂)が一生懸命がんばる話です。
宗教的な問題でシャウーリャは異国に嫁ぐことが生まれた時から決まっている。
決まっていた婚約者が逝去してしまったせいで隣国の王子・ヴィハーンと結婚することに。
異国に嫁ぐという特殊環境を自分なりに受け入れながら、
色々と覚悟してきたのにいきなりの辱めの言葉や揶揄を聞いてしまいながらも
それでも懸命に自分の義務を果たそうとする。
それこそが自分の生まれながらの存在意義だと思って。
彼にはその姿で生まれた時から選択肢はないのだ。
現王は「白き花嫁」に否定的
「白き花嫁」をぜひにと固執した上王は・・・これまたな感じ。
ヴィハーンは女たらしの上に男色には興味がない
むしろ嫌悪している状態なのだ。
白き花嫁を迎えて・・・。
そんな男がベール取ったとたん、即落ち(笑)
で、どう扱って良いのかぐるぐるしてしまいながら、
はまっていくという感じですね。
(でも「男は抱けない」っていいながらだから
もだもだ感は半端ない)
大きな事件や政変や戦争の類いは一切起こりません
多少ありますが、個人的なことなので国がどうこう的なこともなく
ただただ意に添わない結婚だった
(あるいは義務的な結婚だった)のものが
溺愛王子と花嫁になってしまうという話でした。
それをじっくり読ませてくれる力のある作品でした。
ちなみに最初に四阿で「髭の花嫁」揶揄していた
シャウーリャとヴィハーンの取り巻き達とはこの後どうなったのかなーって
気になったまま終わってしまいました。
作者さん同様口絵に鼻血でそうな感じでした(笑)
民族ファンタジー
2023/10/29 05:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
この民族ファンタジーシリーズ、気に入っています。辛さはほぼなく全体に平和、美しカップル、糖蜜肌の攻、すべて大好きです。日々のストレスから逃避するにもってこいのお話です。辛さ切なさが多いと、読んだ翌日までネガティブな思いを引っ張られることが多いので、このくらい平和なお話がちょうどいいです。
民族系ですからものすごく銅像が膨らんで、ぽわーんとしました。
是非続編を
2022/08/28 12:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ささ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんどん距離が縮まって気持ちを通わせていく過程がとても良かったです。
溺愛ではあるんだけど、甘やかして囲うだけではなく受けのしたいことをさせてあげて世界を広げようとしてくれているし、受けもポテンシャルが高そうで成果を出しそうな感じなので、この先のふたりの様子を見てみたいと思いました。
タイトルが全てを要約してくれています
2021/12/02 23:24
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
女たらしの色男攻が、否定的だった慣例の男嫁に一目惚れして溺愛する話でした。
ちょっとしたすれ違いからもだもだするけど溺愛。
ちょっとした女関係の波風がたつけど溺愛なので安心して読める。
疲れたときにちょうどいい優しい話でした。
「婚礼の儀でお前のベールを取った時、俺の中の世界が変わった」本文より。
2022/04/29 19:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
小中先生プレゼンツ「民族ファンタジーシリーズ」第二弾!「女たらしの王子とうぶな男嫁の王族婚」です(あとがきより)。
ネタバレがあります。
●紅玉国の第四王子でありながら実業家として活躍する25歳の女たらし攻め・ヴィハーン
●「白き神子」として生まれ育った蒼玉国の王子で19歳天然箱入り息子の受け・シャウーリャ
○本編は受け視点、特装版は攻め視点
「白き神子」として生まれたシャウーリャは、各国の王族の間に残る風習「白き花嫁」に従い、将来は隣国へと嫁ぐものとして育てられました。やがて19歳の春、隣国の王子のもとに輿入れし、不安を抱えながらも精いっぱい仕えよう、そう思っていたのにーーー。婚礼の前日、陰で『髭の花嫁』と揶揄され、おまけにヴィハーンには結婚を約束した女性がいたことも知りショックを受けます。それでもなんとか気持ちを立て直し、式や宴を終えたシャウーリャ。そして形だけの床入りで夫となるヴィハーンにベールを取ってもらい素顔を見せると、ヴィハーンは目を見開きとても驚いた顔をして・・・
国益のため結婚し、形だけの夫婦だった二人が紆余曲折を経て本当の夫婦になる・・・なんて尊い(涙)。
あとがきには「架空の世界ですが剣も魔法もなく、宮廷モノだけど政争もない、わりと平和なお話」とあります。大きな事件をきっかけに結ばれるのもいいけれど、新婚生活や旅をきっかけにお互いを知って両思いになる、その過程が丁寧に書かれていてよかったです。
またシャウーリャの美貌に戸惑い、真面目で努力家な内面に惹かれ、パイ◯ン陥没◯首に溺れるガキ大将気質の王子の変化も楽しめました。
シャウーリャの「旅行記」、ヴィハーンが読みたいとリクエストしたけど私も読みたかった〜!巷でベストセラーになるか、あるいは学者たちも驚く書物となるか。これからも仲良くふたりで旅をして、記録と思い出を増やしてほしいです。
作者買い
2024/07/30 16:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナルミーナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は表紙の銀髪
主人公が女装している理由もきちんと設定があって
設定ストーリーともに良かった
遊び人王子X宗教的理由で大事に育てられた籠の鳥の王子
白き神子、ガキ大将女たらし王子へ嫁ぐ
2021/12/24 19:35
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
花嫁がキラッキラの表紙を捲ると、王子のグラビアのようなカラーイラストが現れます。
さあ、これからだ…というようなところで終わった気がするのですが、2人がちゃんと夫婦になったようなシーンで終わったからかもしれません。
タラシの王子と天然さん
2021/12/11 14:17
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
「男同士なんてゾッとする」、なんて言ってる女の人大好きなタラシの攻めが慣例により男の嫁を貰うところから話は始まる。
特殊な生まれから男なのに妃として嫁ぐ受けは、箱入り息子の真面目な天然さん。
宮廷ものではあるが政争もなく、ノンケのガキ大将と真面目な天然さんの甘々カップルのお話。(作者後書きより)
美の暴力は強い
2021/11/29 10:37
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投稿者:カモミール - この投稿者のレビュー一覧を見る
2人の心がゆっくりと寄り添っていく物語。
宗教的なしきたりにより、母国蒼玉国から紅玉国へ嫁いできたシャウーリャが受。浅黒いアラビア系の人々が暮らす国々からたまに現れる真っ白な肌や髪をもつ神子として生を受け、それにふさわしくあるよう育てられた青年。
そして、無類の女好きで紅玉国第四王子のヴィハーンが攻。
女の子大好きな人が徐々に男に転がる…わけではないです。
ヴィハーンがシャウーリャに転がったのは謂わば「美の暴力」。表紙を見れば分かると思うんですけど、とんでもない美貌の持ち主なんです。
顔見た瞬間、ヴィハーンのこれまでの価値観が全て崩れ去り、男なんか抱けないって言い張ってたのがフラフラ〜っとなってしまいます。
美醜で判断するなんて最低!と思われる方もいるかもしれませんが、大丈夫です。シャウーリャはとても勉強家で、努力家。そして、健気。こんな人柄にも、ヴィハーンは段々心を許して、解いていく。
物語は始終、シャウーリャ視点で進みます。
シャウーリャと女好きのヴィハーンが徐々に関係を進めていく様に少々の焦ったさはあるものの、何の問題もなくゆっくり進んでいく恋愛模様に物語を読み終えることができます。
以下、読後の個人的な感想です。ネタバレを含みますので、読む前に目を通さないことをおすすめします。
個人的にはクライマックスよりも前にもうすこし、葛藤する山が欲しかったり、石の民をキャラクター設定のみに終始せず、これを用いたギミックが欲しかったような気もします。
輿入れ、石の民の設定、嫁ぎ先にて慣れるまで、これが起にのみ描きこまれ転結に活きてこなかったのが残念でした。もっとヴィハーンの祖父やイシャン、ダミニを活躍させても良かったのではないか考えてしまいました。
ヴィハーンの人柄やお互いへの想い、距離が縮まっていくことがお話の大部分を占めていたので、ファンタジー世界を逍遥するかのような楽しみ方ができたのは良かったです。心穏やかに読み終えることができました。
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