村上海賊の娘(四)(新潮文庫)
著者 和田竜
難波海での睨み合いが終わる時、夜陰に浮かび上がったわずか五十艘の船団。能島村上の姫、景(きょう)の初陣である。ここに木津川合戦の幕が切って落とされた! 煌めく白刃、上がる...
村上海賊の娘(四)(新潮文庫)
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商品説明
難波海での睨み合いが終わる時、夜陰に浮かび上がったわずか五十艘の船団。能島村上の姫、景(きょう)の初陣である。ここに木津川合戦の幕が切って落とされた! 煌めく白刃、上がる血飛沫。炸裂する村上海賊の秘術、焙烙玉。眞鍋家の船はたちまち炎に包まれる。門徒、海賊衆、泉州侍、そして景の運命は――。乱世を思うさまに生きる者たちの合戦描写が、読者の圧倒的な支持を得た完結編。
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この戦の勝者は誰なのか史実としては知っていたが・・・
2020/06/08 22:21
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
木津川口の戦いには、第1次と第2次がありこの作品はそのうちの毛利軍が勝利を収めた第1次を描いている。登場人物もほとんどが史実に沿っていて能島村上水軍の当主・村上武吉やその息子の元吉、景親、因島村上の吉充、来島村上の吉継、泉州の真鍋七五三兵衛も実在の人物。武吉に娘がおったことも事実らしいが、ただ「景」という名前だったかどうかは不明。この作品で、私が一番楽しめたのが泉州の海賊たちが使っている言葉を読むこと、ほぼ間違いないと思われるアクセントで彼らの酒盛りにあたかも参加しているような錯覚に襲われてしまう。私も彼らとガッチョを肴に酒を飲みたくなってきた。
村上水軍エンターテイメント完結
2019/04/27 23:27
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投稿者:しゅん - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代瀬戸内に覇を唱えた、村上水軍を主題とした、歴史小説の完結です。
木津川沖海戦を舞台に、登場人物が生き生きと描かれている。
大変面白かった。
あまり堅くならずに読める本(その4)
2019/04/17 19:14
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投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いよいよ最終巻!!当然ながら、3巻以上にこちらの景は吠えています。(個人的に)悲しいと感じる場面もかなり多いです。やはり景は景だ!!という話です。史実であろうとフィクションであろうと面白いものは面白い!!
読後感がいい!
2019/03/30 21:11
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投稿者:まなぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
■後味がいいというか、読後感がいい。■結末もいいし、主人公ほか主要人物のその後を記してあるのもいい。■資料が適宜出てくるので、史実に概ね沿っているのだろうな、思わせる構成もいい。
面白かったです
2017/01/15 13:09
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投稿者:TAICHI - この投稿者のレビュー一覧を見る
4冊全部読んでみて、とても面白く、今まで読んできた歴史小説の中でも一番って言っていいほど好きになりました。さすがです。
眞鍋海賊もまた、いい
2017/01/14 17:48
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投稿者:ジョンドリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
(一)~(四)を通して、 主人公の景(きょう)が出ている場面が、抜群に面白かった。 史実と少し距離をおいた創作の場面は、ハラハラドキドキ、筆者の筆がよく走っている。
また、泉州を拠点とする眞鍋海賊も、魅力的に描かれていた。
大阪に住んでいた頃、大阪南部の人たちの冗談や大胆な行動に、付いて行くことができないと思ったが、この小説を読んで少し理解できたような気がした。
そんな一文を抜き出してみると、「無謀にも強敵に挑んで、阿呆丸出しで死んでいく。それこそが、人々の度肝を抜いて阿呆と称賛されることを何よりも好む、泉州侍の真髄ではないか」
そういう気質だった・・・、ってことか(^^)
さすがに面白い。
2016/12/05 21:23
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投稿者:KOUME - この投稿者のレビュー一覧を見る
のぼうの城同様、読み進むうちにノンフィクションではないかと勘違いするほど、本当にあった事のように真実味を感じて、どんどん入り込んでしまう。文庫だと四分冊であるが、一気に読み進めてしまう超娯楽作である。是非とものぼうの城に続いて映像化してほしい。姫のキャスティングが楽しみである。
和田竜の最高傑作のひとつの最終巻です!
2016/11/27 09:46
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、本屋大賞、吉川栄治文学賞にも選ばれた和田竜氏の最高傑作『村上海賊の娘』文庫本の最終巻です。毛利家と織田家が難波海でいよいよ衝突しますが、毛利家についた村上海賊と織田家についた真鍋海賊の決闘は続きます。景(きょう)と七五三兵衛(しめのひょうえ)は最後の命が尽きるまで、戦い抜きます。さて、どちらが最後を飾るのでしょうか。本書は、かなりの部分が史実に基づいて書かれているそうです。それだけにストーリー自身が生き生きとしています。和田竜氏の創作姿勢には感心させられる一冊です。
あきらめない
2016/11/12 23:16
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投稿者:監査プログラム - この投稿者のレビュー一覧を見る
第1巻から第4巻まで一気に読み通せました。主人公の景の戦いぶりに感動しました。「あきらめないぞ」という気持ちがわいてくる作品です。
戦いの描写が秀逸
2016/10/18 03:28
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去の3巻より圧倒的に面白かったです。何と言っても戦いがまるで目に浮かぶような描写で見事です。しかし、泉州侍の陽気さには思わずくすっと来ます。やっぱり関西弁はええなぁと改めて思いました。 全体を通して、すごく史料と史実に基づいて、それを面白く仕立てて、本当にええ小説でした!
ほぼ史実なんだね
2016/09/27 01:40
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投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る
景もすごいが七五三兵衛は化け物だ。多分にフィクションなのだろうが、史実を調べ抜いて記録が残っていない部分に想像を働かせる作風は好感がもてる。
ここ1年ぐらいで読んだ中で一番ワクワクした作品です
2016/08/24 11:31
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
ありそうで無かった戦国時代の海戦もの、読んでいるだけで目の前に画が広がります。戦争なので多くの人が死んでいくのですが、三巻目までの信長軍対本願寺門徒の戦いに漂う厭らしさがここでは全くありませんでした。
村上さんの全作品に共通する、人としてありようの格好良さが爆発するように描かれていて夢中になって読んでしまいました。
ここ1年ぐらいで読んだ中で一番ワクワクした作品でした。傑作だと言い切ります。
漫画的な戦闘シーン
2017/04/19 22:47
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投稿者:ウキウキさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
たくさんの資料を読み込み、和田氏なりに解釈して書いた小説だというのはわかる。ある程度史実に基づいているのだろう。しかし、歴史書に書かれていないことはフィクションだからといって、ちょっとやりすぎではないだろうか。あれだけ斬られたり撃たれたり爆撃されて生きているものだろうか。ただ、エンターテイメント作品と考えれば面白い作品でした。
海賊の娘
2017/07/26 16:04
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投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の景が出ている場面は面白いが、それ以外は歴史説明が多く読み難い。
戦国武将は、御家存続だけのために生きることよくわかる。
不死身?
2021/05/14 16:13
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう死にそうなくらいの傷を追ってるかと思えば、
次の場面では普通に戦ってるとか。
何人もの敵に一気に襲いかかられてるのに、
兵器で対応して、一人で何十人も倒してるとか。