豆の上で眠る(新潮文庫)
著者 湊かなえ
小学校一年生の時、結衣子(ゆいこ)の二歳上の姉・万佑子(まゆこ)が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、...
豆の上で眠る(新潮文庫)
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商品説明
小学校一年生の時、結衣子(ゆいこ)の二歳上の姉・万佑子(まゆこ)が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微(かす)かな違和感を抱き続けている。――お姉ちゃん、あなたは本物なの? 辿り着いた真実に足元から頽(くずお)れる衝撃の姉妹ミステリー。(解説・宇田川拓也)
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良い本です
2024/10/30 15:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼少期に行方不明になって、2年後に戻ってきた姉に対し、本物の姉なのか疑念を抱き続ける妹が。連れ去りや取り違えという一時期ホットになったトピックをベースに進む本作が良いです。
一気読みでした
2022/11/17 10:29
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投稿者:ざらめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりの湊かなえさんです。感想は、やられました。って何を?
物語の筋書きは途中でわかってしまったのですが、それより、この作者は心の描写が相変わらず素晴らしいです。
感情というのは、なかなか言葉に言い表しにくいものですが、湊さんの作品は見事に表現され、あっぱれです。
本を読むことで、言葉を知り、表現を知り、自分の感情をあてはめ、整理することができると思うのですが、湊さんの作品は本当に心の動きや感情などの表現がすばらしいと思います。
こちらの作品も、引き込まれて一気に読んでしまいました。
どんでん返し好きにはたまらない
2020/11/28 14:21
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投稿者:あかぴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説やドラマ、映画でも私は最後にどんでん返しが待ち受けている類いのものが大好きです。
私も!と思って頂いた方には本当にオススメの一冊です。湊さんの小説は決して登場人物や読者に媚びないところが好きです。無理矢理ハッピーエンドにしたりする話ってたくさんありますよね。それはそれで良いんですけど、この作品は違います。
良い意味で裏切られたというか、私的にはやっぱりどんでん返しきたーって感じで、ある意味では裏切られなかったというか。
読了後の充実感も最高です。姉妹と家族にはどんな過去があったんだろうというストーリーの種明かしをずっと予想、推理しながらドキドキ読むことができますよ。
裏切らない
2020/03/29 18:23
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投稿者:Tiffany - この投稿者のレビュー一覧を見る
湊かなえさん さすが裏切らない秀逸な内容でした。
最後まで
2019/11/03 13:23
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投稿者:みっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後の最後まで真相と展開が読めず一気に読んでしまいました!!
エンディングも何となくスッキリしないエモい(?)感じの終わりで私は大好きでした!
湊かなえ先生の作品はどれも面白いです
最後までしっかりと
2018/07/31 23:09
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投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついつい、先読み…って事はしないように!!
やっぱり湊ワールドは最後の「えっ…」が大事です。
〇〇〇って何だろう?
2018/06/12 09:44
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投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
行方不明になった姉・万佑子を捜す妹・結衣子の物語
湊さんの作品ですが嫌ミスではありません、安心して読んでください。
万佑子が行方不明になった日から結衣子の日常は大きく歪んでいきます。しかし・・・
〇〇〇(あえて伏字!)って何だろう?結衣子とともに苦しんだ読者には最後の言葉が突き刺さります。
一気読みの面白さでした。
ただ落ち着いて考えると彼女(誰?)の行動はありえない、ありえないわ~
だからこそ、ラストのパンチが効いてるんだけどね
面白かったです!
2017/12/13 18:20
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投稿者:いーぐるぴーぐる - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり湊かなえさんです。期待は裏切りません。ただ、前半はとても緻密に描かれていて、過去と現在との交錯もあわせて、時間の経過もゆっくりとした感じでしたが、個人的には結論に当たる第6章が「え?これで終わり?」的な少し急いだ印象を受けました。ですが、そこに至るまでの5章(約300P)は一気読みに近いです。サスペンス物の特徴で、時間の経過とか、そういう細部が気になるので、近いうちに再読するつもりです。子供ならではの視点とか、「さすが!」でした。
タイトルが絶妙
2017/07/15 20:23
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:RASCAL - この投稿者のレビュー一覧を見る
変質者に誘拐された?失踪した小学校3年の姉が、2年後に記憶喪失になって帰ってきた。でも、どうみても別人?姉だと言い張る母が信じられない。真相を知ってしまえば「なんだそんなこと」ってことだけど、子供心には悩むよね。冒頭で20歳の結衣子は姉を見ているわけで、「えっ、どうなってるの」と一気読みしてしまった。湊さん、うまい。結衣子にとっての姉と万佑子、「豆の上で眠る」のタイトルも絶妙。
絆とは何か
2017/07/22 10:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
予定よりもハイペースで読み終わり、湊さんのページをめくらせる「惹きの強さ」を、またもや思い知らされました。
絆とは、育った環境なのでしょうか、血の繋がりなのでしょうか。親子とは何か、兄弟姉妹とは何か等々、色々考えさせられる作品でした。途中から、ある程度予想できる展開でしたが、愛猫のその後も相まって、主人公の結衣子は今後、どう心に折り合いをつけていくのか気になります。一方で、失踪した長女を捜すために壊れていく母の姿も印象的でした。
シンクロ
2017/07/20 11:39
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投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
モチーフに使われる童話がメジャーなお話ではないとこの本で知りましたが・・・
主人公の気分はまったく、豆の上に寝て、違和感感じるお姫様と同調してますよね。
じわじわと追い詰められるような
2022/06/06 01:12
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投稿者:ゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
じわじわと外堀を埋められていく中で
もがくしかないような苦しさを覚える作品
自分だけが感じているような疎外感
自分だけが感じられない繋がり
悲しくなる
ネタばれ禁止
2020/08/24 18:29
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投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
心が重くなるような内容でございました。
作者の作品を読むのはこの作品が初めてでございますが、読んでいる間はドキドキというよりも何か心が重くなるような、引きずり込まれるような気がずっとしていました。
読了後もこの重さは残ったままでございました。
この読後の感情が作者の狙いなのでしょうか。
次は「リバース」に挑戦したいと思います。
最後でわかる。。。
2019/02/27 20:47
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投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
小三の女の子が失踪した。 二年後に発見されてそのまた二年後に誘拐犯人が自主した。 という事件を二つ下の妹から語った話。 娘を突然失った家族の悲しみ苦しみ、それに巻き込まれ振り回される幼い少女。 さて、問題は二年後に帰ってきたという姉にずっと違和感を持ち続けた妹が大学生になり、それを問い詰める?そこからわかる真実。。。。何があったのか?とか誰が犯人だとか? その辺はどきどきして読んだ。
不思議に思うのはいくら当時幼かったからといって妹は放っておかれたのかしら?ということ。
嫌ミス
2018/11/21 11:03
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投稿者:ぽぽぽぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいて、なるほど嫌ミスの女王が書くだけの事はあると・・・。