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電子書籍
【映画化記念! ストア・期間限定 映画スチールバージョンカバー】流浪の月
著者 凪良ゆう(著)
【映画「流浪の月」公開記念! ストア限定で、2022年5月13日~2022年5月26日の期間限定配信、映画スチールカバー※小説本編の内容は『流浪の月【通常配信版】』と同じ...
【映画化記念! ストア・期間限定 映画スチールバージョンカバー】流浪の月
流浪の月
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流浪の月 (創元文芸文庫)
商品説明
【映画「流浪の月」公開記念! ストア限定で、2022年5月13日~2022年5月26日の期間限定配信、映画スチールカバー※小説本編の内容は『流浪の月【通常配信版】』と同じです。※海外受賞作フェアの割引キャンペーンの対象外です。※】【2020年本屋大賞受賞作】【映画化決定 2022年5月公開 監督・脚本 李相日 出演 広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子ほか】最初にお父さんがいなくなって、次にお母さんもいなくなって、わたしの幸福な日々は終わりを告げた。すこしずつ心が死んでいくわたしに居場所をくれたのが文だった。それがどのような結末を迎えるかも知らないままに――。だから十五年の時を経て彼と再会を果たし、わたしは再び願った。この願いを、きっと誰もが認めないだろう。周囲のひとびとの善意を打ち捨て、あるいは大切なひとさえも傷付けることになるかもしれない。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。本屋大賞受賞作。/解説=吉田大助
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紙の本
流浪の月
2024/01/05 15:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
両親を亡くし叔母の家に預けられた小学生の更紗。更紗は自由であった生活が一転し管理される生活になり不自由を感じていた。おまけに従兄に性的な嫌がらせを受け続けたこともあり、家に帰りたいとは思えなくなっていた。そこで大学生の佐伯文と出会い、彼が更紗に自分の居場所を作ってくれる。しかし、その心地よい生活は長くは続かなかった。文は誘拐犯として扱われ警察に、更紗は児童施設での生活を始める。そして十五年経て二人に再会の機会が訪れるのだが・・・・・。
凪良さんの「わたしの美しい庭」でも感じましたが、個々の人間の考えを決して否定するようなところはないですね。だから不思議な人たちの交流も不自然に感じませんね。傍から見る世界と自分の世界の物差しが違うのでしょうね。実際、私には想像しがたい世界が多かったですね。
電子書籍
優しさとは
2023/12/24 22:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エガオ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の相手に対する優しさは正しいのか
事実と真実は違うのか
3分の1を過ぎたあたりからラストまで一気読みでした
全ての登場人物が愛おしい
紙の本
2人の関係
2023/08/31 22:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
情景描写が綺麗で切ない作品。会話のテンポも軽快でさくさく読める。2人の関係は愛だと言う人は多いが、私はそんな簡単に名付けたくはないと思った。この関係をこれはこれで肯定したい。美しくも苦しくて、読むのに少し息をつくが、良い作品だった。学びも多かった。
紙の本
流浪の月
2023/05/28 16:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何度も読みはじめては、やめて、次こそはと手にしても止めて、と繰り返してなんとか読了。
世の中にあふれている犯罪がらみのニュース、『犯人が捕まりました』以降の内容を知っている事件はほとんどない。無関心もどうなんだろう、と思うけど、善意も悪意になりえることを思うと難しい。
紙の本
久しぶりの本
2023/04/24 17:54
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投稿者:碧いもうこはん - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりにゆっくり本が読みたいと書店に立ち寄りました。凪良 ゆうさんの作品の新しいものがあったので思わず買ってしまいました。一気に読んでしまいました。
紙の本
なんかせつない
2023/03/03 16:48
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投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネットの書き込みとか世間の悪意とか。。。こういうのは理不尽だと思うけど、なかなかなくならないものなんだろうな。本当に悪い奴らに天罰が与えられればいいのに。
紙の本
スラスラ読めた
2022/10/27 15:03
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投稿者:はる - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛小説と思ったら、そうではないちょっと複雑な関係性。
スラスラ読めて面白かった。
映画も観たい。
紙の本
ひきこまれました
2022/10/12 15:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H&M - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の場面がどこにつながるのかのドキドキも、更紗の生い立ちも、文との日々、大人になったふたりのヒリヒリとした生活も、どの場面にもひきこまれましたし、気持ちを持っていかれました。
すべてに、現実味と生々しさと優しさと偏見とおためごかしと中途半端な知識を振りかざす怖さと、、、押し寄せてくるものに圧倒されっぱなしでした。
登場人物ひとりひとりがそこにいきているように、「いるよなぁそういうひと」と思わせるリアリティある表現力、人物設定に、力量を感じました。
本屋大賞納得です。
紙の本
悲しいけど温かい
2022/09/02 12:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マンゴスチン - この投稿者のレビュー一覧を見る
愚かな他人たちの目に刺されながら、孤独から脱却して行くふたりのはなし。
何の利害も名前もなくただそばに居る関係が素敵すぎた。
教訓は、優しさを決めつけてはならないことと、日常の思い込み全てを疑うこと。事実と真実は違うと理解すること。
紙の本
本当の優しさとは?
2022/07/31 12:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シエル - この投稿者のレビュー一覧を見る
とてももどかしかった。読書中はたいてい主人公に感情移入するが、この本ではつい主人公の外側の立場にいて、主人公を止めてあげたくなった。周りには、優しい人もちゃんといるよって。だけど優しさが本当に相手のためになっているとは限らないのだよなという気づきを得ることができた。
紙の本
母親は…
2022/06/28 13:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の母親が再登場するのか気になってあっという間に読んでしまったが現れなかったのがちょっと残念だった。
今は色々な状況がありうるという、昔に比べればいくらかは生きていきやすくなってはいるけれどなかなか難しいところではあるのだということを考えさせられた。もっといろいろな立場を認められれば良いのだが。
紙の本
世間の見方と自分の見方
2022/06/20 20:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すみれ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私にとって唯一の拠り所となる相手が文だった。
楽ではなく苦を共感しあえる人の大切さ、そしてその様な相手に巡り合うことのできたとき、こんなにも縋ってしまうものなのかと感じさせられた。
紙の本
表現力豊かな作品
2022/06/16 20:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々に夢中で読んだ本です!この本を読んで最初の方の印象は、なんだか佐々木丸美さんの『雪の断章』を思い出しました。でもこちらの方が、文章がすっごく表現力が豊かで、上手だなぁと感心するようなきれいな文章。例えば『結婚って相手の点数が下がっていくシステム。でもお金の価値は変わらない』なるほど、上手いっ!こういう表現が随所にキラリと光っています。内容は、誰かに理解されない苦しさ、やりたいことをやれないしんどさ。ネットなどもあり、事実が作られていくことの恐ろしさが、ギュッと詰まった作品。今年読んだNO1の作品かもしれません。
紙の本
文の存在が謎過ぎ
2022/06/15 18:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
2020年本屋大賞受賞作。また、映画化もされた作品だ。前評判が良かったため、だいぶ期待して読んだ。構成もよくできているし、悪くはない。ただ、登場人物に感情移入できなかった。特に文については、存在が謎過ぎてなかなかついて行けない。最後に種明かしがあるので納得はする。終わり方もよく、読後感は良かった。
紙の本
流浪の月
2022/05/27 18:36
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:喜劇から - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化された今作は、一度原作で読んでみるべきだと思う。
それは、映画を見に行った前でも後でもである。