比嘉姉妹シリーズ みんなのレビュー
- 澤村伊智(著者)
高い評価の役に立ったレビュー
映画
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
怖かったです。しかし、人間の汚い部分も出ていて面白くもありました。映像ではグロテスクに見せて、殺されたことを表していましたが、文章ではどういう風に表されているのか読むのが楽しみです。原作も怖そう・・
低い評価の役に立ったレビュー
意外と読むのに時間いる
投稿者:わに♂ - この投稿者のレビュー一覧を見る
上司に勧められて読んだ本。
やっぱりまだ自分が読みたい本を読んだ方がいいのかもしれない、。
はじめてのホラー小説だったんだけど、ノンフィクションが徐々に強くなるのが怖さを抑えたのかもしれない。「ホラー」とジャンルに区切られて、それへの先入観があったから少し読み応えがなかったのかも。本を読むことも気持ち次第なんだよな。
ぼぎわんが、来る
2018/11/17 16:17
最高
7人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:腐女子であり、リア充(笑) - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化決定作品です。今冬公開らしい。
もうまずストーリーが最高です。
ちなみに人は割と沢山死ぬので注意した方が良いかと。
ぼぎわんが、来る
2020/05/01 09:20
映画を見てから購入
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Snow - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を見てからどこか物足りなさを感じて原作を購入 あっという間にストーリーに引き込まれて 読破 その後も何度も何度も読み返している愛読書です この本をきっかけに澤村先生の作品シリーズを購入 ゾクッとくるホラー小説は久々です
ししりばの家
2020/02/09 10:05
比嘉琴子のはじまりの物語
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある「幽霊屋敷」にまつわる怪異譚と比嘉琴子のはじまりの物語。琴子の特殊な能力を開花させるきっかけとなった、この幽霊屋敷での幼少期の出来事と、その後の壮絶な戦い。もう一人の主人公である琴子の幼馴染み「五十嵐君」の再生物語にも仕上がっています。「銀」の大活躍は息が詰まる展開の中で、唯一ホッとするところでした。とにかく、先が見えない展開に一気に読み終わりました。実は、序章に「ししりばの家」の重要なポイントがちりばめられているのですが、読了して初めて分かる構成の妙。とにかく澤村先生の作品には本当に外れなしです。
などらきの首
2019/01/26 21:46
傑作短編怪談集
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
6編の傑作短編怪談集。
表題の「などらぎの首」は、ある古い言い伝えに関連した怪談話で、定番の展開ながら、ゾッとするラストでした。「学校は死の臭い」は、理不尽な死を迎えた生徒の復讐劇。また「居酒屋脳髄談義」は、荘氏の思想を採り入れたストーリー展開と意表を突いた結末。「ファインダーの向こうに」は不思議な写真の意味する、寂しくも温かい真実。
どの話も、ラストに衝撃的な種明かしが待っているというパターンの秀作で、上手いなあと感心しました。今後も楽しみな作家さんを見つけることができて、嬉しいです。
ぼぎわんが、来る
2019/01/13 21:21
とにかく最高に面白い作品でした
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラー大賞の最終選考で、全選考委員(綾辻行人・貴志祐介・宮部みゆき)から絶賛された作品だけあって、あっという間に読み終わりました。単なるホラー作品ではなく、ミステリー・謎解きの要素や、人間の心の暗部をえぐり出す部分もあり、退屈させません。最後の化け物退治も迫力がありました。個人的に感心したのは、第一章と第二章において、同じ出来事を夫と妻の異なる目線で描き、分かり合えない夫婦の実像が浮かび上がってくるところです。あまりにも独りよがりな夫の態度に、その後、起きる悲劇にも納得。とにかく最高に面白い作品でした。
ぼぎわんが、来る
2018/09/29 20:41
映画楽しみ。
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投稿者:ナナカマド - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。
怖くはなかったですが。
ホラー的な意味とは別な意味で不快感があって、
その不快感を感じている作中人物たちに共感しました。
そして、
「ぼぎわん」という言葉を思いついたセンスが素敵に好みです。
すみせごの贄
2024/06/09 15:46
全てが秀作揃いで大満足です
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
6編の怪異譚。不気味なエンディングの表題作。「たなわれしょうき」は民俗学的なアプローチの作品で、続きがありそうな余韻。嘘つきだが悪い子ではない珠美のお話の「戸栗魅姫の仕事」や子育幽霊飴のパロディの「火曜夕方の客」の両編は切ない話。「くろがねのわざ」は想定外の技にびっくり。「とこよだけ」では、自殺名所と言われる死に魅入られる場所は、こんな場所なのかもしれないと思わせる話でした。とにかく、全てが秀作揃いで大満足です。
ぼぎわんが、来る
2021/10/04 19:41
ずーっと怖い
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ぼぎわん」って響きが何だか可愛いなぁ・・・なんて呑気に読んだら超怖かった。
夫婦の幸せな風景から、何となく不穏な空気が立ち込め、とんでもなく怖くなって、つぎつぎ怖いことが起こってそのままラストまで突っ走る感じです。
ずうのめ人形
2021/03/02 23:39
怖すぎる
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投稿者:読んでます。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
呪いが、いや人間が怖すぎる、結末は予測不可能です。
2020/05/01 09:33
呪いの‥
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投稿者:Snow - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画来るを見てから澤村先生の原作をシリーズで購入 ぼぎわん ずうのめ ししりば などらき等タイトルだけでも不気味で不穏な雰囲気ですが 内容もまた久々にゾクっとするホラー小説でした ずうのめって何 という謎が中盤で解明されるのですがとにかく人って怖い‥呪いの感じが貞子的ですが最後まで驚きの展開で何度も読み返すお気に入りの一冊です
2020/05/01 09:26
ホラー短編集
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投稿者:Snow - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画 来るを見てから澤村先生のぼぎわんが、来る 原作を購入 久々にゾクッとくるホラー小説だったのでずうのめ人形等と一緒に購入しました ぼぎわん ずうのめ ししりば などらき‥タイトルからして不気味で不穏、期待を裏切らない一冊です
ずうのめ人形
2019/10/05 16:26
ネタバレ?
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投稿者:忠美 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あるライターの死をきっかけに呪いに巻き込まれていく編集者。呪いの発端と思わしき原稿。ひょんな事から、野崎、真琴も呪いの真っ只中へ。
原稿には、真琴の姉の死の謎も含まれており。真実を知った真琴のとる行動。と本当あっと言う間に読み終わりました。
良く、ラスト10分の衝撃が・・・等の宣伝文句を聞きますが、その宣伝文句はこの作品の為にある!と感じました。その真実を知り最初の方へと読み直しをしました。この衝撃を分かち合える方が増えて欲しいと思いました。
この作者の方の虜になってしまいました。
ずうのめ人形
2019/01/16 21:33
「悪いモノを呼び込むスキマ」を作らないように
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
澤村先生のホラー第2弾。
導入の第一章、驚きの第二章、大どんでん返しの第三章。あのリングの系譜を継ぎながら、謎解きミステリーの要素も加わり、圧巻の展開でした。また様々な細かで巧みな設定に感服しました。例えば、冒頭のオカルトライターの死が、まさかラストの壮絶シーンに繋がるとは・・・。さらには「ぼぎわんが、来る」と同様に、人間の2面性を見事に描ききっています。
「悪いモノを呼び込むスキマ」を作らないようにしないと、「ずうのめ人形」は来ないまでも、人生は好転しないという教訓も得ることができました。
2019/01/02 18:07
映画
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
怖かったです。しかし、人間の汚い部分も出ていて面白くもありました。映像ではグロテスクに見せて、殺されたことを表していましたが、文章ではどういう風に表されているのか読むのが楽しみです。原作も怖そう・・
ぼぎわんが、来る
2018/10/13 20:29
謎解きが面白さを引き立てる。そして、人の闇が垣間見える
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
こういう少しずつ迫ってくるホラー小説って好き。
ラストは霊能力者とのバトルのような展開になって、ちょっとラノベ調のホラーかなとも感じましたが、その文章がテンポがよくて読みやすく、頭の中で映像に変換されていきます。
映画化されるのもうなずけます。ただ、1章・2章に面白さを感じていた人にとっては、3章の霊(?)と霊能力者との命をかけたバトルは好みが分かれるところかもしれません。
死の描写も怖くて残酷なはずなのに、気持ち悪さを感じずに一気に読み終えることができました。
とくに好みだったのは、「ぼぎわん」という存在と残された言葉の謎解き部分かな。
民俗学とも絡めていて、説得力を感じさせてくれます。
1章と2章、3章で主役が変わり、「いい人」と思っていた人の「闇」の部分が浮かびあがり、ぼぎわんとは別に人間の仄暗い怖さを感じさせるところも面白く感じました。
