ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 みんなのレビュー
- 乾澄子(編), 川村裕子(編), 藤原実資(著), 倉本一宏(編), 吉海直人(編), 橋本雅之(編), 西田友広(編), 藤原行成(著), 編:日下 力, 区分表記なし:源 顕兼, 著者:上田 秋成, 編者:佐藤 至子, 編者:大谷 弘至, 編者:伊東 玉美, 編者:谷 知子, 編者:網本 尚子, 編者:西澤 美仁, 編者:坂口 由美子, 編者:松本 市壽, 著者:後白河院, 編者:植木 朝子, 編者:鈴木 裕子, 編者:武田 友宏, 編者:井上 勝志, 著者:曲亭 馬琴, 編者:石川 博, 編者:室城 秀之, 編者:角川書店, 編者:中島 輝賢, 編者:小林 大輔, 著者:藤原 道長, 編者:繁田 信一, 著者:紀 貫之, 編者:西山 秀人, 著者:紫式部, 編者:山本 淳子
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紙の本万葉集
2017/04/18 23:21
入門編
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズ、日本の古典と中国の古典はほぼ揃えてます。部分抜粋ですが、読み下し文と訳文と解説と原文が並んでいて、入門編にはよいと思います。
膨大な歌の中から140首について詳解しています。一歩進めてさらに詳しく知りたい人はもっと詳しい本を読めばいいんだしね。
紙の本南総里見八犬伝
2017/04/19 17:25
入門編
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズ、日本の古典と中国の古典はほぼ揃えてます。部分抜粋ですが、読み下し文と訳文と解説と原文が並んでいて、入門編にはよいと思います。
日本の古典文学で最長じゃないか、という物語なので、あらすじで流れを補っていて抜粋だけど全体をつかむことができます。
紙の本太平記
2017/04/19 01:25
入門編
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズ、日本の古典と中国の古典はほぼ揃えてます。部分抜粋ですが、読み下し文と訳文と解説と原文が並んでいて、入門編にはよいと思います。全40巻の原典は長すぎて、後醍醐帝が崩じた辺り(21巻)でまだ半分かと愕然とするんですが、先にダイジェストでおさえておくといいと思う。原典はカタカナだけどひらがなに直してあって、その点も初心者には読みやすい。
紙の本徒然草
2019/02/05 10:11
吉田兼好の徒然草を味わえる一冊です!
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国の中世を代表する吉田兼好の徒然草の現代語訳です。吉田兼好はその無常観とたゆみない求道精神に貫かれた作品を残しましたが、その中でも徒然草は、現代にも語り継がれる名作です。それを読み易く現代語訳し、かつ丁寧な解説を付けた作品です。ぜひ、多くの若い人たちに教養として読んでいただきたい一冊です。
紙の本土佐日記
2017/04/19 18:03
ホントに日記
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズ、日本の古典と中国の古典はほぼ揃えてます。多くは原典を抜粋したダイジェスト版だが、この作品は小品であるおかげで、全文の訳文と本文が掲載されている。
平安日記文学の多くが年を経てからの回顧録的な内容だが、これは、女の振りして描いていても、日々の記録であり、ブログ的である。高知県から、2ヶ月もかけての船旅はさぞ大変だろうと思いきや、酒を飲みたらたら過ごし、なんだか楽しそう。
紙の本万葉集
2022/05/03 13:40
万葉集の入門におすすめです
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:流星☆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本文・訳文ともに振り仮名がついていて、わかりやすかったです
最初はちょっと難しそうにみえるかもしれないですけど、読んでいけば
そんなに難しくないと思います
万葉集の入門にいいと思います
2022/04/30 08:09
解説がいいね
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:宮村みやこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文学全集で何度も更級日記は読んだんですがビギナーズクラッシックスの更級日記の翻訳は生き生きして特に上総から京へ戻るまでの当時の女の子の限られた視野に映る風景の描き方がいいです。中将の姫君が疫病で亡くなる記事では15才の姫君が鳥辺山に煙が立ったら自分がはかなくなったと思って欲しいという歌を残したり医療の発達していない当時の事情がよく伝わってきます。
紙の本源氏物語
2021/11/11 16:56
肝心な所の場面
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Tomo - この投稿者のレビュー一覧を見る
全54帖の中で
肝心な所の場面に集中しているせいか
古語と現代語訳を重なると
よく分かる格好になっている。
今までまんがのほうで慣れていたという事も
あって、改めて読むと情感は倍。
コラムの所が面白いので、評価も高いかな。
紙の本古事談
2021/02/14 16:22
怪しい説話も集録した『古事談』の<眉唾もの>の面白さ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:永遠のチャレンジャー - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋の店先で『古事記』関連の新刊本かと手にした本書は、『古事談』という全然別物だった。鎌倉初期に源氏傍系の公卿 源顕兼(みなもとのあきかね)が、史料を渉猟して選別した説話を出家後に『古事談』全六巻に編んだものだと知った。
編訳者がこれを七十話に絞り、現代語訳文、読み下し文、原文、解説文の順に紹介したのが本書だ。特に現代語訳文は活字が大きく、漢字すべてに読み仮名が振られているので読み易い。
読み仮名は読み下し文にも施され、太字の文章を声に出して読み下すことで、古文がもつ流暢な味わいを読者に伝えたいとの古記録学者たる編訳者の想いが看て取れる。
「~し了(をは)んぬ。」とか「~せらる、~し給ふ」とか、久々に王朝風の表記に触れた。「~と云々」に「しかじか」と振り仮名されるのが説話集らしく、「うんぬん」と読む現代文と違い、とても新鮮に聞こえる。
説話の中味も、初手(第一巻)から践祚した女帝称徳天皇と愛人道鏡との下世話な醜聞記事めいたもので、驚かされる。噂高い世人たちが高貴な帝(みかど)のご寵愛の行く末を案じたとも、揶揄したとも受け取れる。
第二巻には公家社会の出世競争や家門の確執怨念に満ちた説話が載る。零落した清少納言の説話(五十五話)は、著名な女性に課せられた“有名税”の類いだろうか。小野小町や紫式部にも、晩年は「不幸」に塗れたとの伝説が伝わるもの…。
新任参議の名前の漢字「衡」をど忘れした記録役の上卿が、「行き」の中の魚の譬えを「雪」の中の魚と聞き間違え、思案の末に黒く塗って誤魔化した説話(八十四話)には、仮名書きが許されぬ任官記録への辛辣な皮肉が潜む。
第四巻「勇士篇」には、源満仲出家の逸話や平将門と平貞盛の因縁話、源義家献上弓の物怪退治話など、軍事に携わる新興貴族=武士が登場する。史実かどうかも怪しい説話もあって、<眉唾もの>の面白さに魅せられる。
都で帝や摂関家(藤原氏)に仕える家人となり、地方官吏の赴任地で実力を蓄え、郎党を庇護し、やがて棟梁(頭領)と目されるまでの堅忍不抜の一端が、源氏の末裔らしく、源顕兼の説話選択の不敵さ、記述内容の大胆さに窺える気がした。
2020/05/20 20:08
万葉集
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ビギナーズ」とあるように、入門編としてぴったり。原文は全文が漢字で当てられているが、これは普通に漢字と送り仮名で書かれている。すべての歌が載っているわけではないが、重要なものは多分すべて乗っている。短歌だけでなく、長歌ものっている。
紙の本大鏡
2019/03/26 06:32
古典
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の古典の世界が初心者にわかりやすくコンパクトに解説されている。親しみやすく古典の入り口として活用し本格的に導入する足掛かりになる。時代背景もわかる。
紙の本竹取物語
2017/04/19 17:45
昔話とは別の話
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズ、日本の古典と中国の古典はほぼ揃えてます。中学校の教科書にも載ってました。それにしても子ども向けの昔話にした『かぐや姫』とは全然違う。姫のキャラが。
紙の本西行 魂の旅路
2017/04/19 00:10
入門編
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズ、日本の古典と中国の古典はほぼ揃えてます。勅撰集や西行の私家集など膨大な西行の歌の中から60首を選んでいます。
東北から四国まで色んなところで西行の歌碑に出会う。吉野の西行庵とか、山の中に隠棲したイメージがあるけど、実はあちこち行っている。俗は捨て、歌の道に生きるように見えて、実は俗からの歌の評価を強く望んでいたりする、一筋縄ではいかない人だ。
2022/04/11 16:38
ツッコミ所満載
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:宮村みやこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
説話集だから仕方ないんだけど例えば仏陀の話でもこれを最初に読んだ人は「面白いが誰が事実確認をしたのか?」とか突っ込まなかったのかと高校時代感じたそのままの感想を持ちました。
紙の本紫式部日記
2021/08/23 13:42
内裏女房の悲喜こもごも
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
源氏物語を読む前に読んでおこうと思いました。
わかりやすい現代語訳と一緒に、原文も載っていて比較すると古文の方もうっすらわかるかも。
紫式部が使えていた宮中での出来事や、色々な人物についての記録など、そんな感じ。
いかにも記録文と行った感じの物から手紙風のもの、2種類のテイストがあって面白かった。
京都だなという感じ。