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プリニウス みんなのレビュー

  • ヤマザキマリ, とり・みき
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みんなのレビュー65件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (30件)
  • 星 4 (33件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
30 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍プリニウス 1巻

2015/08/17 15:53

ヤマザキマリととり・みきが描く、これがローマ時代だ!

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリが、とり・みきと組んで、古代ローマ人を描くと聞いただけで、何やら読まなければいけないような気にさせられる。
さらに、取り上げた人物がガイウス・プリニウス・セクンドゥスなる、博物学者(史上もっとも有名な博物学者らしいが、ほとんど知らなかった)というのだから、余計読まなければいけないような気にさせられる。
さらに、さらに、冒頭はヴェスヴィオス火山の爆発から始まるのだから、これから何かとてつもないことが描かれていくのではないかと思わせられる。しかも冒頭4ページはカラーなのだから、火山爆発の迫力は特別だ。
さらに、さらに、さらに、火山が爆発し、人々は避難しようとしている中、風呂に入り、食事まで摂るというプリニウスの姿を見せて、その人となりの一端を知らしめてくれるのだから、「もう、早く、何でも描いてよ」という感じになる。
実際には、そこから何年(?)も時間が遡り、プリニウスと彼の応答記述係エウクレスの出会いからストーリーは始まっていくことになるのだが、この第1巻はほんのプロローグと言ってよいだろう。
当時の皇帝ネロやその周囲の人間たちが描かれ、プリニウスはシチリア島からローマへ戻っていくところで、これからいろいろなことが起こるだろうということを予感させる。早く、続きを読みたいものだ。
マンガの合作というものがどれほどの程度行なわれるのか知らないが、このヤマザキマリととり・みきの合作は絶妙と言える。一見するとどちらがどこを描いたのかわからない、ただローマ時代を描いたマンガとしか見えないのだが、よくよく見ると「これはとり・みきだ」などと分かる。それが合作の面白いところなのだろうが、この1巻を読む限りではうまくいっているように見える。
間に挟まれた二人の対談も裏話的で面白いが、もっと本編で楽しませてくれるように期待したい。

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ローマ随一の博物学者を描く

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あずきとぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

雑誌「新潮45」に連載中のマンガ。
「テルマエ・ロマエ」で知られるヤマザキマリと、とり・みき(飛び抜けてメジャーな作品はないかも知れないが、僕の一番好きなマンガ家だ)の二人による合作である。
プリニウス――ガイウス・プリニウス・セクンドゥスは、一世紀の古代ローマに実在した人物で、政治家や軍人である上に博物学者でもあった。
彼は、膨大な量の書物と見聞を元に、百科全書『博物誌』を書き残した。
その内容は、天文・地理・鉱物・動植物・絵画・彫刻に至るまで、森羅万象すべてを網羅するかのように、多岐に渡った。
今日から見れば、誤りや空想(?)と言える記述も少なくないが、ヨーロッパでは中世まで「古典中の古典」として知識人を中心に読まれていたという。

物語は、プリニウスと彼の口頭記述係であるエウクレスの二人を中心に展開する。
第2話以降、二人はシチリアからローマへと旅をする。
旅の途中に遭遇する事物・現象について、プリニウスがその持てる知識を言葉にして披歴し、それをエウクレスが書きとめる。
この作品の魅力の一つは、毎回披露されるプリニウスの博識ぶりだ。
目にしたものについて、彼の脳から溢れ出してくる知識が、滔々と淀みない流れのように語られる。
前述のように中には誤った事柄も含まれているのだが、堂々と自信を持って語られる論理的な講説に、つい引き込まれ納得させられてしまう。
実は、この物語は、プリニウスの脳内を旅しているのかも知れない。

さて、時は皇帝ネロの治世。
1巻の終わりで、プリニウスは、彼の帰還を待っていたネロに出会う。
ローマにおいて、これからどのように物語が展開していくのか。
次巻が、楽しみだ。

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プリニウスの遍歴

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

幼少時代のプリニウス、プリ子登場(笑)
自然に親しみ病に苦しんだ幼少期。
友達のマルクスのエピソードが読んでいて辛かった。
家の貧苦、兄の死でもうどうしようもないと悟った幼い目に痛みを覚えた。
マルクスとプリニウスが再会することはないのかな。

そしてプリニウス恋愛編。
書物に助けを求めるあたり、気の毒なくらい色恋に向いてない…。
結婚しても上手くいかなかったであろうことは容易に想像できるのもかわいそうになる。

次はネロ亡き後の物語になるのか?

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電子書籍【期間限定価格】プリニウス 1巻

2023/07/27 02:01

プリニウス

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:michaq - この投稿者のレビュー一覧を見る

テルマエロマエが好きで、ローマものということでこちらも読み始めました。ヤマザキマリ先生しか知らずとり・みき先生は存じ上げなかったのでどこらへんを描かれているのか分からなかったのですが、そんな作画のことを忘れるくらい漫画のストーリーが面白いです。ギャグやコメディ的な面白さではないけれど魅力的な人物の語る蘊蓄に惹かれます。

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電子書籍プリニウス 1巻

2021/06/04 23:58

テルマエより好き

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る

『テルマエ・ロマエ』で有名になったヤマザキマリさんですが、私は断然、こちらの作品が好きです。こんな濃密な作品に出会えるなんて!読みだしたら止まりません。

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電子書籍プリニウス 5巻

2017/10/06 15:54

火山の神秘さを感じさせられる描写だけれど、カラーでも見たかった

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

ポンペイの地震から逃れてきたプリニウス一行が、ラルキウスなる放浪を続ける人物と出会うことで話が思わぬ方向へ展開していく第5巻です。ただ、巻末の「とりマリ対談」を読むと、これはすでに定められた方向であるようにも思えます。
いずれにせよ、それまでのネロやポッパエアたちのある種退廃した人間たちの話とは趣の異なる、自然の驚異とでもいう話はそれはそれで面白いものです。前巻で描かれていた地震もそうですが、この巻では火山の噴火が描かれていて、これぞマンガでないと表現できないものだよなあと思ってしまいました。惜しむらくは、前巻の地震のシーンと同じようにカラーで描かれていると良かったのですが、それを期待するのは著者らに多大な負担を強いるような気もします。
また、ラルキウスから聞き及ぶアフリカに住む奇妙なヒトたちの描写も興味深く、船で発ってから嵐にあうシーンやらなにやら、いろいろスペクタルな雰囲気が強くなり、この第5巻はずいぶん楽しめました。
次巻はまたローマの話が展開していくようですが、それはそれとしてプリニウス一行の冒険譚ともいえる話をどんどん続けてほしいところです。

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電子書籍プリニウス 6巻

2023/07/27 02:30

個性と地域性

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:michaq - この投稿者のレビュー一覧を見る

プリニウスやフェリクスのようなローマの人間、シキリア生まれのエウクレス、そして船旅で出会った男の子はフェニキア?娼館にいた短髪のプラウティナはブリタニアといろんな地域から登場してくる人々。人々の扱われ方の違いでローマが全ての中心だったと分かります。
プラウティナが登場した事に少し安堵しましたが、ネロとの関係に不穏な空気を感じて今後の展開が気になります。

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電子書籍プリニウス 5巻

2023/07/27 02:22

一行

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:michaq - この投稿者のレビュー一覧を見る

旅を続けるプリニウス一行が出会ったのは仙人のような容貌のラルキウス。その影響を受けてアフリカへと赴く途中で火山の噴火に立ち会う展開。明らかに危険だけど、プリニウスの知識欲は溶岩も火の粉もものともしない。自然の力を脅威と慄くとも美として称賛とも、人々の反応は時代が変わっても同じです。

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電子書籍プリニウス 4巻

2023/07/27 02:15

ポンペイの大地震

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:michaq - この投稿者のレビュー一覧を見る

漫画の本筋にはあまり関係のない細かい描写(食事をたらふく食べた後に吐いてまた食べる文化、娼館、旅の危険)など細部にまで神経の行き届いた漫画。本筋のストーリー自体も面白いけれど、ローマの風俗を漫画で学べるのが楽しいです。

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電子書籍プリニウス 3巻

2023/07/27 02:12

まるでタコのように

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:michaq - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネロの正妻であったオクタウィアを退け、ネロに絡みつくように侵食していくポッパエアの欲望。まるで表紙のタコの絵のような絡みつき。タコはタコでまた別の話だけれど、表紙だけで彼女の薄暗い固執を表しているようです。

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電子書籍プリニウス 2巻

2023/07/27 02:06

ネロの治世

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:michaq - この投稿者のレビュー一覧を見る

テルマエではハドリアヌス帝の治世で、五賢帝にも数えられる名帝ゆえにローマの暗い部分はそれほど感じませんでした。本作は打って変わって暴君と名高いネロ。しかし今のところネロ本人よりもポッパエアに不穏なものを感じます。

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電子書籍プリニウス 10巻

2021/08/04 21:00

作者らの画力が炸裂する迫力のネロの最期

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

10巻も読み続けると登場人物にだんだん馴染んできて、プリニウス御一行があちらこちら旅する先の風景や雰囲気、風俗などをこのまま眺め追ってゆくだけでも楽しいではないかと思わせられる。特にこの巻ではついに仏教徒(というかまんまお坊さん)まで登場したりして、ローマ時代にはすでにいくつもの民族が互いに交わることを頻繁に行なっていたことを教えてくれる。これぞプリニウスのプリニウスたるところ、と思っていたら投槍する姿まで登場するではないですか。ホント、プリニウスは不思議な人だ。
そして、この巻ではそんなプリウス御一行よりもクライマックスとなったのは、ネロの最期だろう。そうか、こんな最後だったのか。また、ネロにこのような最期を迎えさせるのに、こんな策謀が張り巡らされていたのか、といった感じだ。もちろん、全てが史実ではない(作者らの巻末の対談でもそう述べている)が、そんなことはどうでもよくなる迫力だった。
さあ、これでプリニウスたちはどうなるの?

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電子書籍プリニウス 7巻

2021/08/04 19:04

ネロもプリニウスも他の人々も目が離せないほど面白い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

プリニウスを主人公のはずだが、巻を追うごとにネロの存在感が強くなっているこのマンガ。
ついにローマの大火とその後の混乱やローマの再建計画の背後で蠢くネロの暗殺計画と、読み応えのあるエピソードが続きついつい読んでしまう。ローマの歴史に詳しいわけではないので、ネロと言えば暴君とくらいにしか思っていなかったけれど、このマンガを読めば読むほど興味深い人物になってくる。そしてそれはネロだけでなく、他のローマの人々が誰もが一癖も二癖もある人たちで見逃すことがでない。
いっそのことネロを中心とした話にしてくれても良いのにと思っていると、プリニウス御一行がピラミッドに入っていくなんて話を登場させてくれて、こちらもなんだかワクワクさせてくれるものがある。
こうして、この『プリニウス』をまた読み続けてしまうことになるにだろう。

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電子書籍プリニウス 8巻

2021/08/04 19:03

スペクタクルとサスペンスがまとめて楽しめる『プリニウス』

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

プリニウスの大紀行とネロを中心としたローマの話が続く『プリニウス』
この巻の圧巻はラストに見開きで描かれたクレタ島の巨像でしょう。でも、何気に映画『猿の惑星』を思い出してしまった。いや、まあ、それだけインパクトがあったわけで、とり・みきの画力に改めて驚いている。
されにミノタウロスが登場したり、アレキサンドリアの図書館が描かれていたり、古代のさまざまな機械なども登場して、しっかり楽しめた。
一方ストーリー自体はネロ皇帝の崩壊とそれにまつわる人々が描かれて、こちらも見逃せなかったが、中でもポッパエアの臨終場面はヤマザキ・マリのなせる技で特に見応えがあった。
と言ったところで、そろそろプリニウスとネロが会い見えることになりそうで、続きが気になる。

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電子書籍プリニウス 9巻

2021/08/04 19:02

プリニウスとネロが再会

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

このマンガを読み続けていると、(当然と言えば当然なのだが)ローマ人にもさまざまな人がいたのだなと改めて思う。ローマ史は全く知らないに等しいので、登場する人たちが誰も魅力的だったり興味深かったりするのだ。主人公たるプルニウスに暴君ネロはもちろんのこと、この数巻でいやらしい役回りをしているティゲリヌスとか軍人で有能で人望のあるコルブロ将軍とか。そうした人たちがある意味一同に会したのがこの9巻のように思える。
そして、そんな人物たちの顔合わせの1つのクライマックスがこの巻に登場する。それが、プリニウスとネロの会見だ。作者らもここには力が入ったらしく、アポロンの巨像を背にしたネロの姿は圧巻だし、そこから始まった2人のやりとりはこれまでの経緯を振り返りつつ、この先の2人の行く末を暗示しているようにみえた。ここを読めば、もうずっと読み続けていきたくなるではないか。
これに、架空のキャラクターたちも絡んで、史実は史実としてこのマンガがどこへ向かおうとしているのか楽しみになる。
巻末の2人の作者の対談は、制作裏話的でこれも面白い。

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